学校日記

「ひとり」の時間が有意義な人生を! 2/10 324号

公開日
2023/02/10
更新日
2023/02/13

校長室

 人づきあいが大変。他人ばかり優先して自分の時間がない。・・・。そんなとき、「ひとりになること」が、心を癒してくれる時があります。反対に、一緒に行動してくれる人がいなくて心細いときや人といないと不安になってしまう時は、「自分だけでいること」のよさに目を向けるとよいと思います。
 私は、この歳になると「ひとりの外出も」「ひとり旅も」を大切にするようになりました。「ひとり」の一番のよさは、「相手に合わせなくてよい」ことです。自分のペースで過ごすことが出来、リフレッシュに最適です。早稲田大学石田光規教授は、次のように述べています。
 ひとりになることを恐れる私たちは、一緒に楽しく過ごせる仲間を作ろうと努力していきます。しかし、そう簡単に友達ができるわけではありません。むしろ孤独や孤立を恐れて仲間を作ろうとする行為が、かえってストレスを呼び込むこともあります。
 誰かと友達になろう、せっかくできた友達の輪から切り離されないようにしようとすると、私たちは肩に力が入ってしまいがちです。
 つながりを逃さないために、その場の空気を乱さないようにしよう、よい人間だと思ってもらおうと一生懸命に自らをかき立てる。繋がり作りの場で見られがちな光景です。それ自体はたしかに重要でしょう。しかし、仲間を作ろうと意識するあまり、かえって人づきあいが苦痛になるということもあります。
 このような時に私たちが意識すべきなのは、固い友情で結ばれた絆はそう簡単には出来ないこと。固い絆がなくても人はそう簡単には孤立しないこと、の2点です。
(途中省略)
 最近は、肩の力が抜けるような人づきあいができたらいいなと思っています。

みんながわくわくする学校を「自分から」