野球が熱い!氷見市!11/22第280号
- 公開日
- 2022/11/22
- 更新日
- 2022/11/22
校長室
来年3月に静岡県で開催される全日本少年春季軟式野球大会に氷見市立西條中学校野球部(巨人軍 山田龍聖投手の母校)が出場します。西條中学校は、2年前にも同大会の出場切符をつかみましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で直前に中止が決まりました。西條中学校は、今月3日、県内4地区の代表校で全国出場権を争う県大会で、優勝を飾りました。2年前のチームは、今年の秋季県高校野球大会で優勝した氷見高校のエース青野拓海選手(2年)や遊撃手西川晃成選手(2年)らを擁して初の全国大会出場を決めましたが、直前に中止となりました。
富山県高野連は、21日、第95回選抜高校野球大会「21世紀枠」の県推薦校に、秋の県大会で30年ぶりに優勝した氷見高校を選んだと発表しました。県高野連は推薦理由として○秋の県大会で選手17人の少人数ながら優勝した。〇市唯一の高校で選手17人中16人が氷見市内の出身。地元の人々に与える影響、期待度が大きい。〇地域連携活動に力を注ぎ、学校として文部科学大臣表彰を受けるなど人材育成に貢献している。等を挙げています。
近年「21世紀枠」の県推薦校や北信越推薦校に選出されても、選抜高校野球大会出場切符を得られないことが続いています。そこで私は、県内の甲子園出場経験をもつ高校野球監督に尋ねてみました。「『21世紀枠』の県推薦校や北信越推薦校に選出されても、選抜高校野球大会出場切符を得られないのはどうしてですか?」「それは、投手力が弱いからです。甲子園の大会は、コールドゲームがないため、投手力がなく大差がつくとゲームが終わらないからです。甲子園は、1日3試合とか4試合とかの過密のスケジュールになっているから・・・したがって、選考委員は投手力を前提条件として見ます。」と返されました。
1986年の新湊旋風(選抜高校野球ベスト4)以来の西條中学校旋風や氷見高校旋風が起こることを期待しています。