校外学習に出発!?11/17第278号
- 公開日
- 2022/11/18
- 更新日
- 2022/11/18
校長室
今朝爽やかな晴天の下、4年生と5年生が校外学習に出かけました。4年生は、二上浄化センター → 閑乗寺公園 → 庄川水資料館・合口ダム へ5年生は、氷見市海浜植物園 → 氷見番屋街 → 能作本社 の行程で巡ります。
この時期、各学年たくさんの校外学習が予定されていますが、ふと「何のために校外学習へ行くんだろう?どんな教育効果が期待できるんだろう?」が気になったので調べてみました。
各学年で校外学習が組まれているが、 何のために行くのだろう。 校外学習のねらいは何だろうか。施設を見学するために訪れるのだろうか。 勿論「見る」「触れる」「経験する」 ために出掛けるのであるが、 第一の目的は学習の追求である。 日々生活している学校を離れ、 学習の目的に合った場所へ出掛け、 より深く、より学びとなるのが校外学習です。 またバスや電車等の公共交通機関を利用するため、 集団行動を意識しながらマナーを身に付ける良い機会にもなる。 最近校外学習を減らす傾向にある学校もあるようだが、 「百聞は一見にしかず」。 “本物”に勝るものは無いし、 机上では語れない学習が多く存在するので、 それぞれの学年に合った校外学習を実施していきたい。
とありました。小学校では校外学習を、中学校では修学旅行が計画されています。私は、その年代に応じた感受性があると思います。中学教師をしていた時に、何度か広島市の平和記念公園へ引率したことがあります。その時につくづく思ったのは、「思春期の多感な中3の時に来るからこそ、意味があるんだろうな。大人になっても平和の尊さは忘れないでいるだろうな・・・」ということです。今日出かけた、4年生と5年生にもかけがえのない学びに繋がってくれるものと信じています。
話は変わりますが、4年生に兄が、6年生に姉がいる1年生の男の子に廊下で声を掛けられました。「校長先生どうして4年生の校外学習が今日で、6年生が1週間遅いんですか?」「なんでそんなこと聞くの?」「だってお兄ちゃんの校外学習に向けて昨日ママとスーパーでミカンを1袋買ってきたんだけど、賞味期限が来週の火曜日に切れるんだ。一緒だったら無駄にならず済んだのに・・・」「賞味期限なんて言葉よく知ってるね。」「だってパパはいつも『どんな食べ物でも賞味期限切れるから早く食べるよう!』言ってくるんだもの。」「へぇー」・・・
兄の校外学習のために母と一緒にミカンを準備する小学1年生の弟の兄弟愛、そして遠足にミカンといった昭和の時代から変わらない準備物に心が温まりました。