学校日記

国道304号荒木高宮バイパス供用開始!?11/15第276号

公開日
2022/11/15
更新日
2022/11/15

校長室

 富山県が南砺市内で整備を進めてきた国道304号荒木高宮バイパスが13日供用を開始しました。南砺市荒木—吉江野1.7km、片側1車線と両側の歩道を含めた幅員は16mで、同区間はJR城端線と並行し、踏切と国道の間に滞留スペースがないため危険な状態だった箇所です。砺波市民の皆さんには、あまり馴染みがないかもしれませんが南砺市在住の私にとっては大きな喜びです。
 城端線沿線にある県道砺波—福光線の南砺市院林地内にも同様の県道バイパスがあるのご存じでしょうか。今から、半世紀程前に起こった城端線院林踏切死亡事故について紹介します。朝の通勤時間帯に線路の東方から踏切を渡ろうとしたダンプが、踏切直後の県道を走る車の往来が多かったため、踏切内に立ち往生してしまいました。結果、ダンプの運転手の死亡事故に繋がったと聞いています。この踏切事故は、父から何度も聞かされ、県道砺波—福光線沿いの踏切を渡るときに注意するよう促されました。
 また、県道砺波—福光線の南砺市院林地内バイパスが完成した時、内心喜び知人にも完成までの経緯を伝えました。
 話を国道304号荒木高宮バイパスに戻しますと、もう一つ大きな喜びは両側に広い歩道が確保されたことです。今までの国道には歩道がなく、歩行者は路肩を歩いていました。冬の降雪時には融雪用の水のたまり場となり、車が通行する度に大きな水しぶきを上げていました。歩行者にしてみれば、車との接触の恐れもあるし、水しぶきも浴びるしで最悪の状態でした。バイパスは迂回しているので道のりが長く、歩行者は使いにくいかもしれませんが、旧道には車両が侵入しなくなる分使いやすくなるのではと思います。
 総工費は、約35億円と報道されていましたが、安全に関わる工事は是非推進してもらいたいものです。

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