先日、富山市の小学校の校長先生との雑談の中で「立山町は、来年からランドセルが変わり町から無償配布されるんですよ！」という話を伺いました。アウトドア用品製造・販売で知られるモンベル社が小学生向け通学用バックパック「わんパック」を来月より一般販売されるそうです。同社は、平成29年10月に立山町と包括連携協定を締結し、来年度から同町が新入生に無償配布することを決めたようです。
　定価は、14,850円で平均相場が5万円を超えるランドセルと比べて経済的です。タブレット端末を含め、全ての教材・教具を収納できるところが大きな特徴。従来の皮革製ランドセルに比べて軽量で6年間使える耐久性を備えているようです。素材は、水に強い加工をした生地が使用され、子供でも扱いやすい工夫が凝らされているようです。
　国のGIGAスクール構想で配布されたタブレット端末を家庭に持ち帰るとき、どの鞄に入れていけばよいかが現在の課題です。雨の日もあるでしょう。低学年には、重すぎるのではという心配もあります。立山町の事例から、将来的にはタブレットも収納できるランドセル新時代が到来するのかなと思いました。