学校日記

小学校教育課程研究集会(保健)!?11/9第272号

公開日
2022/11/09
更新日
2022/11/09

校長室

 昨日の午後、5名の先生と一緒に県西部の小学校教育課程研究集会(保健)に参加するため射水市立東明小学校に出かけました。本校は、令和5年度と6年度県西部の小学校教育課程研究推進校(保健)の指定を受けました。本校教諭の殆どが、保健部会に所属したことがなく、保健部会の研究の歩みのイメージを掴みたかったからです。(私も含めて)
 東明小学校では、1年の研究授業は、「健康パーフェクト〜しせいめいじんになろう〜」の学級指導で養護教諭と担任とのTTでした。また、5年の研究授業は、「けがの防止」の体育科保健領域でした。
 どちらの研究授業も見せていただいたのですが、子供たちは、学習課題に沿ってじっくり考え理由を明確にして自分の考えを述べていました。また、1年生の授業では養護教諭との連携が見事で「悪い姿勢はなぜよくないのか?」「分かっていてもなぜ姿勢が悪くなるのか?」専門的な見地からの説明や子供たちの話し合いのファシリテーター役を上手に務めておられました。
 東明小学校に来させていただいて発見したことが2つあります。1つは、津波対策の避難経路がしっかりしていたことです。廊下に大きく3階屋上まで誘導する避難経路が掲示されていました。海抜1mに立地する学校ならではだと思います。当校の先生に伺いますと、津波を想定した避難訓練を年間計画にしっかりと位置付けておられるとのことでした。
 もう1つは、外国籍の子供の割合が多いということです。20名程の学級に2,3名の外国籍と思われる子供がいました。(富山新港が近いことの関連・・?)しかし、違和感なく学級内に溶け込み、個別指導も受けることなく授業に真剣に取り組んでいました。まさしく、多様な他者を理解し協働する、共生社会をつくるための考えや行動が身に付いていることに感心しました。
 昨日学ばせていただいたことを参考に、少しずつ小学校教育課程研究推進校(保健)としての準備を計画的に進めていきたいと思います。

みんながわくわくする学校を「自分から」