学校日記

感染対策の基本は手指衛生!?11/7第270号

公開日
2022/11/07
更新日
2022/11/07

校長室

 今週に入り、新型コロナウイルス感染による欠席者が減少の傾向になり、少しずつ通常の教育活動に戻ろうとしています。しかし、決して油断は禁物です。先週は、感染者が多かったので、子供たちには「自分の身は自分で守る」をキャッチフレーズに「マスクの確実な着用」「手指消毒の徹底」「手洗いの励行」を繰り返し指導しました。
 毎朝、児童玄関前で消毒して学校へ入る児童の様子を見ていると、マンネリ化していい加減な消毒しかしない子供もが見受けられるようになってきました。また、ついついマスクをはずしてしまう子供も、見受けられるようになってきました。そこで、この機会に気を引き締めなおそうとしたわけです。
 人が罹患する要因の多くは、手に付着した病原微生物(細菌・ウイルス等)が物品に付着し、そこからまた手を介して鼻や口、目から体内に入ることです。多くの病原微生物は、手すり・スイッチ・ドアノブ等を介して手から手へと拡がり、それが感染拡大のきっかけとなります。
 つまり、日常の衛生対策として手指衛生(手洗い、手指消毒)を心がけることで、自分自身を病原微生物から守り、また感染症の拡大を防止することにもつながります。保健委員会では、ドラえもんの歌に合わせて「手洗いの歌」を作成し、全校児童に手洗いの励行を呼びかけています。掌、手の甲、指の間、爪、手首も石鹸で綺麗に洗って、綺麗なハンカチで拭く習慣が身に付いてくれることを願うばかりです。