学校日記

くじらぐも!?10/3 第250号

公開日
2022/10/03
更新日
2022/10/03

校長室

 これは、学習発表会1年生の劇のタイトルです。今日、担任の先生から仕上がりを見て指導して欲しいと依頼されました。昨年同様、子供たちは体育館前半分のアリーナ上で一生懸命演技してくれました。これは、国語の教科書にも載っている教材です。
 「くじらぐも」は、小学校1年生が体育の時間という現実の世界から、幻想の世界で楽しみ、もとの現実の世界に戻るというファンタジー作品です。ファンタジー作品ではありますが、小学校1年生が登場人物であることや、雲を題材にしていることから、児童が身近に感じやすい教材と言えます。
 登場する子供たちに同化し、「こんなふうに動く雲がいたらいいな。」「雲にあがるときはこんな感じかな。」「雲に乗ったらこんなことをしたいな。」と幻想の世界を楽しませたい教材です。
 子供たちは、短い時間ですが一生懸命台詞や振り付けを覚えて演技して見せてくれました。コロナ禍にあり、体育館アリーナで演技するということは、1観客と同じ高さの床面で演技するから、見えやすくするような配置の工夫が必要なこと。2照明や音響が使えないので、その分演技力を高める必要があること。3演技する場所が広いので、台詞を述べる時に声量が必要なことが分かりました。子供たちにも直にこの内容を伝えました。コロナ禍のための色々な子供たちの苦労が伝わってきます。しかし、子供たちは、お客さんに動きや歌声が揃ったよい演技を見せようと一生懸命です。当日ご来場になられるご家族の皆さんは、その辺りも汲んでいただき声援を送っていただければ有難いです。

みんながわくわくする学校を「自分から」