学校日記

雪中に「ど根性」向日葵 12/19 495号

公開日
2023/12/19
更新日
2023/12/19

校長室

 砺波市高道の圃場で、15日うっすらと積もった雪の中で向日葵が花を咲かせ、通行人らが師走の「ど根性」向日葵に驚いています。農地を所有する農業埜村丈雄さん(75)によると、向日葵は緑肥用で、チューリップを栽培した後に8月中旬に約25アールの圃場にトラクターで向日葵の種を蒔いたそうです。例年は、10月〜11月末が見頃だそうです。(写真左)
 今年は15日に砺波で最高気温が23.6度となるなど12月に入っても暖かい日があり、向日葵が師走でも数輪が花を咲かせているそうです。県中央植物園の担当者によりますと、「向日葵は8、9月のイメージがあるが、植え付けの時期によっては、開花はあり得る。今年は夏が終わった後もだらだらと暖かい日が続いたのも一因かもしれない。」とのこと。(12/19 富山新聞)

 私も一昨日によく似た経験をしました。我が家では、年越しで何年も育てているゼラニウムですが、16日の朝見るとまだ綺麗な花を咲かせていました。(写真右)例年でしたら、10月末〜11月中旬には開花は終わるのですが、まだまだ元気に咲き続けていました。それが、一変17日の寒さで花の上に雪が積もりました。それでも、花は雪に負けることなく咲き続けていました。

 ゼラニウムは、本来温暖な地で生息している植物です。冬場に納屋の中に置いておくと寒い日には、全滅でした。そこで、一昨年より校長室の床上にプランターの皿を引いて置いています。今年も、昨日ゼラニウムを我が家の庭から校長室に引っ越しました。

 日によって寒暖差が著しい異常気象ともいえる近年、植物も季節感を捉えるのに苦労しているようです。しかし、昔は何気なくしか見ていなかった植物の開花時期ですが、異常気象になって「こんな時期にこんな花今まで咲いていたかな?」のように関心を持つようになりました。読者の皆さんは、いかがでしょうか。

もうすぐ冬休み。子供たち、年末年始を楽しみにしていると思います。そこで、ホームページのデザインをクリスマスバージョンに変更しました。しばらくの間、お楽しみください。