学校日記

先輩教員に聞きました その2 11/24 478号

公開日
2023/11/24
更新日
2023/11/24

校長室

 県外大学在学者対象の教員UIJターンセミナー冊子掲載のインタビュー記事その2を紹介します。

 人の温かさと豊かな自然が決め手

 富山で教員になることを選んだのは、大学時代を県外で過ごしたことで、改めて富山の良さを感じたからです。豊かな自然の中でのびのびと育ててもらったことを思い出し、そのような環境の中で教育に携わりたいと思いました。また、家族や学生時代の友達がいることに加え、地元の先輩に「富山県で教員採用試験を受ける」と話をしたら、試験に向けてサポートしてくれたことも、安心して教員を目指せた理由です。
 
 地元に戻って来てからも、人の温かさを身に沁みて感じています。職員室では、先輩教員の方々が教育のことから私生活のことまですごく親身に相談に乗ってくださいます。新任の頃に困り事を抱えていた時も、先輩方のおかげで乗り越えることが出来ました。人だけでなく、立山連峰をはじめ、四季折々に豊かな表情を見せてくれる自然にも癒されています。

 子供目線を大切に元気に教員を続けていく

 教員は子供たちと一緒に関わる中で、自分自身も共に成長できる仕事だと感じています。私は自分の弱さも含めて、ありのままを受け入れたうえで前向きに考えられるようになってきました。きっとその方が子供たちに安心感を与えられると思いますし、納得してついてきてくれるのではないかと思っています。

 授業については課題がまだまだ沢山ありますが、一方的な指導に陥ることなくより子供たちが主体的になるような授業づくりをしていきたいです。また、普段の生活面について指導をする時も、「子供たちはどう感じるのだろう」と子供目線で考えていくことが大事だと思っています。そのうえで、これからもこの仕事を元気に続けていくことが私の目標です。

 おすすめのとやまスポット

 晴れた日には、綺麗な立山連峰が一望できます。休日にドライブで行くこともありますが、富山マラソンでは自分の足で渡ることができます。実際に出場した時は、地元の絶景に誇らしい気持ちを抱きました。風も心地よく爽快感を味わいました。

 これを読まれた大学生(教師の卵)の一人でも多くが、教師を志願してくれることを祈るばかりです。