城端線・氷見線ワクワクする電車に 10/27 461号
- 公開日
- 2023/10/28
- 更新日
- 2023/10/28
校長室
23日に両線の運行主体を将来的にあいの風とやま鉄道へ移管することで関係機関が正式合意し、県と沿線4市、JR西日本、あいの風とやま鉄道で作る検討会が議論を進めておられます。
鉄道は、高校生や高齢者にとって日常生活に必要不可欠な足です。個人的には3つの意見を持っています。
1つ目に鉄道が運賃収入で自立経営できるとの考え方は、東京や大阪中心の発想であり、世界的に見ても特殊な考え方のようです。世界的には、図書館や警察署のように「鉄道は公共サービス」というのが常識なようです。したがって、「鉄道会社」を助成するという趣旨ではなく地域の足という公共サービスを支えるローカル線に投資するとい発想の転換が必要だと思います。
2つ目はICチケットの導入です。先日東京へ出張しました。首都圏内はどの鉄道会社も腕にはめたスマートウォッチで、改札口を通過することが出来ます。切符を購入する手間を省くことが出来ます。また、富山駅では2台の長距離切符購入自販機に長蛇の列が出来ていました。「いくら新架線の移動が速くてもこれでは?」と感じました。私は、ネット予約しておいたものを自動発券機で出してもらうだけだったので待たなくて済みました。是非ともローカル線にも導入をと思っています。
3つ目はワクワクする新型車両の導入です。都会の電車は、高速で静かで揺れも少なく外気を汚しません。車体の外観もとても格好いいです。以前に富山駅から岩瀬駅までセントラムに乗ってみたことがあります。実に快適で家族でもう一度乗ってみたいと思いました。子供たちがワクワクするような外観はとても重要です。当検討会で4つの案(写真 富山新聞掲載 左上から時計回りに電気式気動車、蓄電池駆動電車、水素車両、ハイブリッド気動車)が示されたようです。
城端線・氷見線再構築案の今後の協議を興味深く見守っていきたいと思います。