学校日記

物価上がり生活に重くのしかかる! 9/28 445号

公開日
2023/09/29
更新日
2023/09/29

校長室

 昨晩の野球(南砺ベースボールクラブ)の練習後、保護者同士の会話が漏れ聞こえてきました。
「うちの息子明日校外学習で弁当作ろうと思って、梨を買おうとしたんだけど、2個で800円に驚いた。高くて買うのをやめたわ。」
「・・・・・」

 よく聞かれる会話だと思います。最近スーパーに行くたびに、商品の価格が上がっている気がします。価格が変わっていなくてホッとすると、容量が少なくなっています。私自身、「別に今なくてもいいや」と心の中で呟き、買うのを躊躇したことが何度もあります。

 そんな中、今朝追い打ちをかけるニュースが飛び込んできました。農水省が全国470店を対象にした価格動向調査(9/18〜9/20)によると、調査対象の野菜8品目のうち7品目で、小売価格が平年を2〜45%上回っているようです。このうち、1kg当たりの価格はニンジンが45%高い625円、トマトは29%高い1117円、ネギは23%高い1021円となっているようです。今夏の全国的な記録的な猛暑の影響で、生育不良による出荷量の減少が原因のようです。(北日本新聞)

 「スーパーへ行ったら野菜高いけ?」と妻に尋ねてみました。「そーやねぇ。ニンジンとかネギとか玉ねぎ等は、爺ちゃんや婆ちゃんが畑で作っとるから買わんからねぇー。ちょっと実感わかんわ!」という返答でした。

 その時に認識を新たにしました。学校への市からの配当予算の他にも学年集金等保護者から徴収しているお金が何種類かあります。費用対効果ではないですが、有効に教育活動に反映されているか点検が必要だなと実感しました。もう一つは、私事になりますが我が家には田んぼや畑があります。高齢の両親(父85歳、母84歳)もあと何年野菜作りができるか分かりません。趣味の園芸から野菜作りにシフトチェンジが必要だなと思いました。自分で作れる野菜は自分で作ろうと思います。

 現在我が家で収穫している果樹は、柿・イチジク・白ブドウ・ブルーベリー・西瓜・メロン・甘瓜・苺ぐらいでしょうか。栽培している野菜は、大豆(枝豆)・キャベツ・白菜・ネギ・玉ねぎ・ニンジン・トマト・ふき・ジャガイモ・サツマイモ・里芋・シイタケ・大根、山林からは、筍・ゼンマイ・蕨・すすだけ・カタハ等の山菜です。土地からの恵みに感謝しながら生活していきたいと思います。