校内研究授業! 9/27 444号
- 公開日
- 2023/09/27
- 更新日
- 2023/09/29
校長室
4年1組で算数の授業研究を行いました。割合について2つの数量に着目し、テープ図や数直線を用いて倍の意味を捉え、説明することができるというのが授業の目標でした。
課題は、子供のクジラは体長が3mで、親のクジラの体長は15mです。親のクジラの体長は、子供のクジラの体長の何倍ですか。でした。子供たちは5倍であることはすぐに見付け、15÷3の式で求められることも早々に確認していました。てこずっていたのは、「5倍の意味をテープ図や言葉を使って説明しよう」という補助発問です。5倍の意味を言葉や、テープ図、数直線で説明するにはどう表せばよいか苦戦していました。もしかしたら、発問の意味がよく分からなかったのかも知れません。
しかし、子供たちは粘り強く学習プリントに向き合い、あの手この手で分かりやすい説明の方法を試行錯誤していました。
私はこの授業を参観しながら、子供たち自身が「なぜだろう」「考えてみたい」という思いをもてる課題になっているだろうか。追究過程に奥行きがある課題だっただろうか。ということを再認識しました。
教育基本法第9条に「法律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない。」とあります。2学期は行事も多いですが、教員にとって「研修の秋」にもなって欲しいと思っています。互見授業を通して協議会では本音をぶつけあって、授業力向上に繋げてもらいたいと考えています。