県内に熱中症アラート! 7/18 422号
- 公開日
- 2023/07/18
- 更新日
- 2023/07/18
校長室
富山県内は16日高気圧に覆われて晴れ、熱中症警戒アラートが出されました。最高気温は富山市秋ケ島(富山空港)で36.2度を記録しました。3連休最終日となった「海の日」の17日も高気圧に覆われ、強い日差しが照り付けました。この日の最高気温も富山市秋ケ島(富山空港)で36.2度を記録し、熱中症警戒アラートが出されました。
連日の熱中症警戒アラートで、子供たちの登校時の熱中症を心配していると、子供たちが玄関を通過する時刻には既に気温が高く、びっしょり汗をかいて登校してきていました。しかも、多くの子供がマスクを着用しており熱中症の面でとても心配になりました。そのため、登下校時のマスク着用の熱中症のリスクについてもう一度指導することにしました。
そんなことを思いながら学校内を巡視していると、廊下に掲示してある「給食だより」の熱中症予防が目に留まりました。
1 体調管理のポイント(こんな人は熱中症のリスクが高まるので要注意!)
・朝ごはん抜き ・睡眠不足 ・風邪など体調が悪い ・肥満・太り気味
2 暑さを避けるポイント
・涼しい服装をする ・防止や日傘の活用 日影へ移動する
3 水分補給のポイント
・喉が渇いてなくても1時間ごとにコップ1杯(起きた後・入浴の前後・寝る前にも)
4 汗をたくさんかいたときは塩分も忘れず
・スポーツドリンク 0.1%〜0.2%の食塩水、梅干し、塩飴など
ところで、最高気温が似ていた昨日と一昨日に話を戻しますと、私は一昨日は黒部市宮野運動公園野球場で行われた13時半からの強豪校同士の高校野球を観戦していました。昨日は同じように県営富山球場で行われた10時からの進学校同士の高校野球を観戦していました。どの日も3時間ほどの試合でした。一昨日は選手の中から体調不良者が出なかったのですが、昨日の試合では熱中症で気持ち悪くなりプレー中に水分補給する選手が4人、足がつってしまってプレーを中断してしまった選手が2名。その他にもプレーの最中にベンチからペットボトルを持っていくシーンがたびたび見られました。試合がこのまま続行できるのかという状態になりました。この2日間で歴然とした差が出た原因について私なりに予想を立ててみました。
1 試合の後半で気温が上がっていく10時開始と下がっていく13時半開始では違うのではないか。
2 強豪校と進学校では日々の練習時間に大きな差があり、屋外に体が慣れているとそうでないのでは違うのではないか。
3 宮野運動公園野球場は山間地にあり時折涼しい風が通り抜けるが、県営富山球場は市街地にあり、ほぼ無風状態で体感温度が全然違うのではないか。
熱中症は、いろいろな悪条件が重なって起こると思われます。その悪条件を1つずつ取り去り、子供たちの安全を守っていきたいと思います。