熱中症にご注意を? 6/29 410号
- 公開日
- 2023/06/29
- 更新日
- 2023/06/29
校長室
現在教職員で水泳指導やプール解放が可能な基準について確認をしているところです。 本校では、水泳指導教本に示されている、・水温+気温が50度以上であること・気温−水温が6度以下であること この2つを満たすことが条件として、実施しています。この条件は、案外簡単にクリアできるのですが、暑すぎて熱中症の心配がある場合をどうするかが問題になりました。そこで、協議した結果「WBGT予測が31度以上、気温35度以上になったときは中止を検討する。」という結論になりました。
以前に先輩校長先生から教わったことがあります。「炎天下のもとプールまでの道中アスファルトの舗装道路を身長170cm位の大人が歩くのと120cm位の低学年が歩くのでは、アスファルトからの照り返し熱の感じ方が全然違うんだよ。35度にもなると、本当に危険だよ。」と。納得できたのを覚えています。
私事になりますが、昨日の午後84歳の母が熱中症で廊下に倒れました。本人は、一昨日の暑さから体調を崩し、嘔吐して昼食も喉が通らなかったみたいです。部屋から出てトイレへ行こうとしたのですが、途中の廊下で倒れました。意識はあったので、姉が着替えをさせ暫くベットで横にして療養させました。私は、夕方帰宅してかかりつけの砺波総合病院に相談すると「すぐに診てあげたいので、救急車を要請してください。」とのことでした。指示通りに救急車で砺波総合病院に行き診てもらいました。血液検査、MRI、レントゲン検査の結果異常がないということでした。夕食も取れていないことから、点滴を済ませて帰宅しました。今朝の母の様子を見に行くと、何事もなかったように、椅子に座ってテレビを見たり新聞を読んだりしていました。点滴の効果の素晴らしさ、母の生命力の強さ、救急車を出動してくださった消防隊員の皆さんや時間外にもかかわらず約3時間を要して診ていただいた病院スタッフの皆さんへの感謝の思いで胸がいっぱいになりました。
読者の皆さんも老若男女、年齢にかかわらず熱中症には十分ご留意頂ければと思います。と言いながら、屋外の活動が好きな私が1番危険かも・・・。