学校日記

カブトムシ博士のF君! 6/22 405号

公開日
2023/06/22
更新日
2023/06/22

校長室

 久しぶりにF君が校長室にやって来ました。「校長室のカブトムシが元気かどうか見に来たんですが、いいですか?」「いいよ。元気は元気なんだけど、羽化の前に2匹死んじゃって、お墓(花壇の土の中)に埋めて来たんだ。でも数匹は元気だよ。しかし、校長先生困ったことがあるんだ。殆どが成虫になったから、高級カブトムシゼリー買って来たんだけど、全然食べないんだ。」「校長先生、羽化してどれだけ経ったの?」「2日ぐらいかな?」「それじゃーまだ食べないよ。3,4日待ってみたら?」「へーよく知ってるね。カブトムシ博士だね。」「それぐらいのこと皆知っていると思うよ。それとこの成虫の角は完全に羽化は終わってないね。割り箸で殻取っておくね。」・・と。カブトムシのことになったらF君との会話は止まりません。

 F君が帰った後、カブトムシが羽化後に餌を食べる時期についてインターネットで調べてみました。

 羽化が終了したカブトムシが土の中から出てきてもすぐにはエサは食べません。表向きは成虫でも、お腹(内臓)はまだ未完成。完成するのに2、3日かかります。ご飯を食べ始めるとすぐに繁殖できるようになってしまいます。オスは交尾するとすぐに死んでしまうので、メスと分けておくと長生きします。卵を産んでもらうにも、羽化したてのメスよりもしっかりご飯食べたメスのほうが強い卵を産むと言われています。ひと夏、カブトムシ、クワガタムシを楽しみたいならオス、メスは分けて飼育しておいた方が良いという事ですね!

 校長室の飼育箱で飼っているカブトムシは、子供たちとのコミュケーションに大活躍です。3年目にして私自身も飼い方のコツが少し分かってきました。幼虫を譲ってくださった加藤さん有難うございました。(写真は校長室のカブトムシ成虫)

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