学校日記

事故により上下線通行止め 6/19 402号

公開日
2023/06/19
更新日
2023/06/19

校長室

 昨朝、福光の自宅から砺波方面に外出しようと自家用車を運転していると先ず目に入ってきたのが、電光掲示板の東海北陸自動車道情報「事故により上下線通行止め」の文字でした。「上下線通行止めということは、重大事故なんだろうな。交通死亡事故でなければよいのだが・・・。」と思いました。しかし、私の悪い予想が当たってしまいました。

 18日午前7時43分頃、南砺市田尻の東海北陸自動車道で、福島県郡山市、会社員植新翼さん(21)の中型トラックと南砺市福光、会社員川合勝紀さん(55)の大型トラックが正面衝突し、2人とも死亡でした。県警高速隊は、植新さんが対向車線にはみ出したとみて、事故原因を調べておられます。事故処理のため、小矢部砺波JCT—福光IC間で上下線が約8時間半にわたり通行止めになりました。

 東海北陸道の4車線化未完成区間は、2022年11月時点で、富山県側は18.7km、岐阜県側が8.3kmとなっています。県や沿線自治体は、渋滞緩和や事故防止、大雪などによる通行止めのリスクを踏まえ、国に対し長年にわたり早期の4車線化を要望しています。

 令和3年中の全国の交通死亡事故発生件数を事故類型別にみると,正面衝突等(791件,構成率30.6%)が最も多く,次いで歩行者横断中(612件,構成率23.7%),出会い頭衝突(332件,構成率12.9%)の順で多くなっており,この3類型を合わせると全体の67.2%を占めています。過去10年間の交通死亡事故発生件数(人口10万人当たり)を事故類型別にみると,いずれも減少傾向にありましたが,正面衝突等に係る交通死亡事故は他に比べ余り減っていない現状があります。

 福島県郡山市、会社員植新翼さん(21)は長距離運転で疲労が蓄積し、運転歴も浅いためセンターラインを越えてしまわれたことが予想されます。一方私の地元福光、会社員川合勝紀さん(55)も早すぎる生涯を閉じられてしまいました。ご冥福をお祈りします。東海北陸道の1日も早い4車線化工事の完成を願うばかりです。

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