中庭

学校日記 school diary

校長室より

  • 3連休明け no.873

    公開日
    2024/11/05
    更新日
    2024/11/05

    校長室より

    文化の日をはさんだ3連休明けの火曜日

    雨模様の朝であり、出中生の様子を気にしつつの週のスタートです


    11月1日から道路交通法が改正され、自転車運転中の新たな罰則が強化されたことを知らせるポスターが、先月から生徒玄関前廊下掲示で目立っています

    出中生に大きく関係するのは自転車運転中の携帯電話使用等です

    「最大1年以下の懲役又は30万円以下の罰金」

    罰則があるから、罰則が強化されたから「やらない」ではなく、罰則を設けたり、その罰則を強化するほど危険なことだから「やらない」と、出中生には考えてほしいです

    それはこれに関してだけでなく、すべての法律やルールも同様です

    罰則がないから守らなくてもよいと考える発想はどうなのでしょう

    小さい頃、わたしの家や近所の家に外からかける鍵はついていなかったと記憶しています(記憶違いかも)

    数十年前、教師になって赴任したある地域は、家に鍵をかけないだけでなく、自動車もカギをつけたままでした

    それはそれで驚きましたが、そこで暮らすとそれはそれで当たり前でした

    ルールをみんなが意識して守る社会では罰則はいらないですし、細かい決め事も必要ないかもしれません

    「法律に書いていないからやってよい」とか、「法律で裁けないことをついてやる」とか、そんな社会は寂しいとわたしは思うのです

    首都圏で闇バイトによる犯罪の件が、連日のように報道されています

    昔から日本には悪事を働く人はいましたが、感覚的にその内容が変わってきているように思います



    さて話は変わり、この3連休を出中生は有意義に過ごせたでしょうか?

    わたしは毎年11月3日の全日本剣道選手権をテレビ観戦しています

    中学生時代に少しかじっていたので、いまだに興味があるのです

    今回は初めて女子の全日本女子剣道選手権大会が日本武道館で行われ、初の同時開催となりました

    そして、女子は世界女王の近藤選手(東京都)が悲願の初優勝、男子は竹ノ内選手(東京都)が10年ぶり2度目の優勝と、なかなかに見ごたえのある大会でした

    試合を観ながら「剣道は武道だな」と改めて感じます

    スポーツであれば映像判定や、センサーの利用なども検討されるでしょうが、剣道は武道なのです

    各選手はこの日を目指して修行に励み、審判も修行を積んだ方がその役にあたる

    わたしにとって背筋が伸びる時間でした


    そうそう、この3連休はしっかりと紅葉も眺めてきました

    季節を全身で感じるのも、とても好きなのでした


    わたしにとって充実した3連休でした


    • 20241031 (1).JPG
    • 20241105 (8).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54386005?tm=20241105162130

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54386006?tm=20241105162130

  • ついたち no.872

    公開日
    2024/11/01
    更新日
    2024/11/01

    校長室より

    • 20241101 (2).JPG
    • 20241101 (11).JPG
    • 20241101 (6).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54369141?tm=20241101111640

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54369142?tm=20241101111641

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54369143?tm=20241101111641

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54372857?tm=20241101151004

    今朝、校長室のカレンダーから、10月のページを切り離しました

    校長室には2種類のカレンダーを掲示しており(正確に言うと、デジタルカレンダがもうひとつ・・・)、ひとつは1か月分の数字が大きいもの、そしてもうひとつは棟方志功作品がある2か月分のものです

    棟方志功カレンダーはラストの1枚

    旧暦、新暦の違いはありますが、神無月が終わり、神様が戻ってこられていると勝手に思うのです


    そんな朝

    ふたば学級、あすなろ学級のみんなが校外学習に出かけています

    玄関で元気に「いってきます」のあいさつをして、駅に向かって歩いていくのを見送りながら、多くを学んできてほしいと願いました

    また、帰ってくるまでお天気が大きく崩れなければということも・・・

    テルテル様、よろしくお願いします、神無月が終わりましたから戻っておられますよね・・・

    ああ、テルテル様は神様ではないか・・・


    そして、ふたば学級、あすなろ学級のみんなと入れ替わるように、出町小学校6年生が来校しています

    来年度の入学に向けた準備としての、中学校授業体験です

    短い時間ですが、英語と理科の授業を体験し、中学校生活の具体的なイメージをもってもらいます

    最初にわたしが話す場面があったのですが、その中で「出町中学校に入ったことがある人はいますか?!」と尋ねました

    予想以上に多くの人が手をあげてくれ、どうも先日の和鍾文化祭に来校してくれた人が多かったようです

    その感想も尋ねましたが、合唱、作品展示、そして生徒会ステージの感想として「すごかった!!」「楽しかった!!」等と答えてくれたことが、とてもうれしかったです

    これは、出中生にも伝えたい!!


    今日も、それぞれがそれぞれの場所や機会で未来のための学びを進めています

    それは子供も大人も関係ありません

    出中生、出小生だけでなく、教職員も毎日が学びの連続です

    よりよい未来のために、本気の今を活かします

    未来は今!なのです

  • 進む路 no.871

    公開日
    2024/10/31
    更新日
    2024/10/31

    校長室より

    • 20241031 (2).JPG
    • 20241031 (3).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54361951?tm=20241031143608

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54361952?tm=20241031143608

    午後から私立高等学校説明会を実施しています

    私立高等学校についての情報を収集し、志望校を考える契機とすることがそのねらいです

    3年生はもちろん、保護者の皆さんにもご多用の中来校いただきました

    卒業まで半年を切っています


    まだ、約5か月なのか

    もう、約5か月なのか

    たった、約5か月なのか

    どう考えるかで、心の内も違ってくると思います


    本気で、根気よく、元気に、そして勇気をもって取り組む

    進む路を決定するのも、そのひとつでしょう

    為したことについて、何かしらの反応があり、そのことは事実として消えることなく、自分の未来につながります

    すべては、自分自身の未来のことですから、自分で考え、自分で決めます

    当然、そのときに周りの人の話を聞くことも大切です

    特に、保護者の方の想いを聞くことは必須だとわたしは思っています

    きっと、世の中で一番あなたのことを考えてくれている存在ですから

  • 体験的な学び no.870

    公開日
    2024/10/30
    更新日
    2024/10/30

    校長室より

    • 20241030 (11).JPG
    • 20241030 (8).JPG
    • 20241030 (2).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54352932?tm=20241030134925

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54352933?tm=20241030134926

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54352934?tm=20241030134926

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54352935?tm=20241030134926

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54352936?tm=20241030134926

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54354906?tm=20241030161953

    技術・家庭科の家庭分野の学習で、3年生はお隣の出町認定こども園を訪問しています

    5つの学級がそれぞれに違う日にお邪魔しており、受け入れていただいたことに深く感謝しています

    今日は、わたしもちょっぴりだけ一緒にお邪魔しました


    「家族・家庭生活」の学習内容は、全ての生徒が学ぶ「自分の成長と家族・家庭生活」「幼児の生活と家族」「家族・家庭や地域との関わり」と、生徒の興味・関心や学校、地域の実態等に応じて選択して学ぶ「家族・家庭生活についての課題と実践」の4 項目があります

    どの内容についても、生活の科学的な理解を深めるための実践的・体験的な活動を充実することが求められています(※学習指導要領)


    今回は砺波市教育委員会、出町認定こども園のご理解・ご協力のもと、幼児の心身の発達や遊びについて科学的な理解を深めるために、調査や観察、実習などの実践的・体験的な活動ができました

    体験することで、幼児の発達の特徴について、身体の発育や運動機能、言語、認知、情緒、社会性などの発達の概要について理解できることを目指しているのですが、これらの発達の方向性や順序性とともに、個人差があることを体感できたのではないでしょうか

    幼児は自己中心的に物事を考えたり、生命のないものにも命や意識があると捉えたりするなどの特徴があることにも気付けたのではないでしょうか


    さらに、園児と触れ合うことの楽しさやよさを実感できていればねらいはおおむね達成でしょう

    園児が遊んでいる遊び道具や身体を使って一緒に遊んだり、絵本を読んだりする中で、園児との関わり方を工夫して活動する姿が多く見られました

    何より出中生の表情が優しかった・・・

    わたし自身も園児から声をかけられたり、いつの間にか膝の上に座られたり、短い時間でしたがこころが洗われる想いをしました


    ありがとうございました

  • ふりかえり no.869

    公開日
    2024/10/29
    更新日
    2024/10/29

    校長室より

    • 20241029 (1).JPG
    • 20241026 (3).JPG
    • 20241026 (2).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54342718?tm=20241029130356

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54342719?tm=20241029130356

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54342720?tm=20241029130356

    昨日は月曜日でしたが、本校は和鐘文化祭の振替休業日でした

    出町中学校PTA提供の「合唱コンクール」インターネット動画配信の準備が整い、チェックのために動画を観ました

    ライヴでの鑑賞とは違いますが、出中生のパワーが感じられる動画となっており、保護者の皆さんをはじめ、関係者のみなさんにはぜひご視聴いただきたいと思います(※視聴方法は過日配付の資料を参照ください)


    動画を観ながら、自分なりに今年度の和鐘文化祭をふりかえり、少し感傷に浸っていました(※鑑賞で感傷という、ダジャレではありません・・・、念のために・・・)

    2年生の昨年の経験を生かした合唱は、コンクールのよりよいスタートを切ってくれたと感じます

    続いての1年生の発表は、フレッシュ感炸裂で本気・元気な姿がどの学級にも見られました

    そして、3年生

    流石でした!!!

    正直言って昨年度の合唱からは想像できなかったほど、成長が見られました

    動画を通しても、その素晴らしさが伝わります

    当日の会場での合唱を体感できなかった方には、この動画以上の想いや歌声が身体全体で感じられたことをお伝えしておきたいです

    音楽は決して耳だけではなく、身体全体で感じるものであり、空気感や目に見えないパワーなどもひっくるめてその素晴らしさを感じるものだとわたしは思っています

    コンクール後の3年生有志によるUTAWAL-LEの合唱、そして全校合唱

    やはり、出中生は素晴らしいと、再認識した時間でした

    それは決してステージに立って合唱した出中生だけでなく、鑑賞した人、運営を支えた人、ちょっぴりでも合唱コンクールに心を寄せた人、すべての出中生に対してです


    学級でひとつの作品を仕上げ、大勢の前で発表する!

    そのときだけの、やり直しの効かない一番勝負!!

    本番までにいろいろな課題もあったことでしょう

    乗り越えた課題があり、乗り越えられなかった課題もあるでしょう

    どちらにしても、課題にぶつかり何とかしようとした事実は決して消えません

    学級全体で何とかしようとした事実は消えません

    いつも言いますが、思い通りにならなかったことは教訓として、うまくいったことは自信として、自分の未来に生かせばよいだけです

    また、合唱コンクールだけでなく、展示発表や生徒会ステージでも、出中生の個性あふれるエネルギーが炸裂していました

    わたしは、和らぎの鐘の音がそれらすべてをやさしく包み込んでいるようだと、和鐘文化祭の本番中はずっと感じていました



    和鐘文化祭を終え、和鐘文化祭実行委員(生徒会執行部)が校長室を訪ねてくれました

    そして、一人一人の想いを直接聴かせてもらいました

    みんなが多くのことを学んだことが伝わります

    本校のリーダーとして今回も成長し、今後もいろいろな活動に取り組むであろうみんなを頼もしく感じました

    リーダーのみならず、出中生はふりかえりを行っています

    他の人と比較するのではなく、過去の自分と比較し、自分自身の成長を感じ取ってくれればと思います

    もし、ダメダメだったという人がいれば、本当にそうだったかよくふりかえってください

    ダメと感じる中にも、自分の成長はあるのです


    出中生の成長を特等席で目の当たりにできるこの仕事はとても素敵です

    誠にありがたいことです

    感謝

  • 教えてもらう no.868

    公開日
    2024/10/26
    更新日
    2024/10/26

    校長室より

    • 003.jpg
    • 005.jpg
    • IMG_2902.JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54328070?tm=20241026115200

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54328071?tm=20241026115201

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54328155?tm=20241026120137

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54328156?tm=20241026120137

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54328157?tm=20241026120138

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54328158?tm=20241026120138

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54328159?tm=20241026120138

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54328160?tm=20241026120138

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54328161?tm=20241026120138

    和鐘文化祭実行委員長が響かせてくれた和鐘の音から、今年度緒和鐘文化祭がはじまりました

    今年度の和鐘文化祭を終えた今、エンディング・セレモニーで副実行委員長が言ってくれたことにつきます


    そして、わたしからは、校訓「天資養活・自他共栄」そして、「和らぎの鐘」

    オープニング・セレモニーで出中生に伝えましたが共に我が出町中学校を象徴するものです

    ぜひ、一人一人の胸に、確実に刻んでおいてほしいと願います


    「本気で根気よく元気に躍動する」姿

    「勇気をもって一歩踏み出し、今を越えて発展する」姿

    出中生のその姿からまた多くのことを教えてもらったと感じています

    いつもいつも、教えられてばかりです・・・


    和鐘文化祭の開催にあたりご理解・ご協力いただいたPTA役員をはじめ、来場いただいた来賓のみなさん、保護者の皆さん、そして文化祭実行委員会、生徒会を中心に、和鐘文化祭を支えてもらったすべてのみなさんに感謝の気持ちを伝えます

    ありがとうございました


    あ!

    合唱コンクールの終わりに伝えられなかった想いは、エンディング・セレモニーでも伝えられませんでしたな

    反省

  • こころ震える no.867

    公開日
    2024/10/25
    更新日
    2024/10/25

    校長室より

    • IMG_2667.JPG
    • IMG_2674.JPG
    • IMG_2681.JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54323631?tm=20241025161428

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54323632?tm=20241025161428

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54323633?tm=20241025161428

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54323634?tm=20241025161428

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54323635?tm=20241025161429

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54323636?tm=20241025161429

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54323637?tm=20241025161429

    今日は砺波市文化会館で合唱コンクールを開催しました

    新砺波市誕生20周年記念 和鍾文化祭の1日目

    今日も朝から、実行委員会、文化委員が運営の中心のなって進めました

    会場設営や司会進行も出中生が行います

    唯一登壇する大人がわたしで、最初と終わりにステージに登場するので何とも申し訳ない感じです


    最初に登壇してお話ししたのは、平日開催の中、来賓・保護者の皆さんに多数来場いただいたことへの感謝と、特にPTA役員のみなさんには運動会に引き続き協力に支援していただいたことへの感謝の想いです

    その後、出中生に、今の気持ちを問いました?

    ステージを降り、今回初めての出演となる1年生の○○さんに急遽マイクを向けます

    「今はどのような気持ちですか?」

    ○○さんは、間髪入れず「ワクワクしています」と答えてくれ、会場から拍手がわきます

    ○○さん、すばらしい!!

    わたしはドキドキしていることをみなさんに伝えました

    ドキドキには不安や、期待や、いろいろありますが、朝のわたしは、○○さんと同じ、ワクワク寄りの楽しみのドキドキです

    続けて、わたしの思う合唱がもつ最大の魅力が、「たくさんの声が重なることで生まれる音色の美しさ」であることや、一人一人の歌声は小さく、そしていろいろですが、たくさん集まり溶け合うことで広がりと深みのある響きが生まれること、そして、歌うみんなが「気持ちをひとつに揃える」ことで、聴く人の心に響くものになることを述べました

    楽しい曲ならその楽しさを、悲しい曲ならその悲しいさを、全員が一緒に感じて歌います

    そうすることで、出中生のこころと、聴く人たちのこころとが歌声を通して共鳴し合うとき、その響きは多くの人の心を震わせるとわたしは思っています

    だから、今日もそんな心震える合唱がこの会場に響き渡ることを楽しみにしていると、出中生に伝えました

    加えて、今までの練習の成果を出し切ってほしいとも伝えました


    プログラムは、午前中に2年生、1年生の合唱、そして昼から3年生の合唱です

    どの学年もそれぞれに今までの中でベストの合唱を披露していたと思います

    特に3年生の合唱は圧巻でした

    さすが!!の最上級生でした

    わたしは心揺さぶられ、正直泣けました

    歌声の美しさだけでなく、想いや心が伝わってくる合唱で、どの学級も優劣をつけられない演奏でした

    コンクールですから結果は出ます

    実は、そのことにも、泣けました


    最初に書いたように、合唱コンクールのステージ上に登場するのは出中生だけです

    恐縮ながら最初と、終わりにわたしが登場するわけで、結果発表の後、わたしの登場の番となっていました

    紹介されステージに立つと、客席にはいろいろな表情をした出中生が座っています

    泣き顔、笑い顔、複雑な心境の顔・・・・

    泣き顔にしても、うれし泣き、悔し泣き、・・・・

    そんな出中生の表情が目に飛び込んできて何を言えましょうか・・・

    恥ずかしながら、登場してすぐに言葉に詰まりました

    「感動した合唱コンクール」「結果が出て、それぞれの想いがあるだろうが、それはそれぞれに抱えてほしい」

    結局、このことと、来場者やPTA役員への謝意を伝えることしかできませんでした

    ここで改めて出中生に伝えたい

    結果がどうであれ、ここまでがんばった事実は消えません

    全学級が今日に向けてよくがんばりました

    様々な問題を自分たちで乗り越えました

    これらの事実は、確実に自分の未来につながります

    そのことは信じてほしいです

    明日のエンディングセレモニーで伝えられたらまた伝えようと思っています


    さあ、明日は展示発表と生徒会ステージ

    出中生の力が存分に発信される機会となるでしょう

    また、多くの方に来校いただけることを願っています

  • はじまり、はじまり no.866

    公開日
    2024/10/24
    更新日
    2024/10/25

    校長室より

    • 20241024 (19).JPG
    • 20241024 (12).JPG
    • 20241024 (7).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54314082?tm=20241024161909

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54314083?tm=20241024161909

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54314084?tm=20241024161910

    今日の午後、新砺波市誕生20周年記念 和鐘文化祭のオープニングセレモニーを体育館で実施しました

    会場となった体育館の正面に掲げられている「天資養活 自他共栄」の文字

    この校訓は出町中学校に在籍する者、卒業生は当然ながら、本校に何らかの関わりをもった人間にとって心に刻まれる言葉であり、創校以来、脈々と大切に受け継がれてきた言葉である、本校の象徴です

    そして校訓とは別にもうひとつ、出町中学校には学校生活を象徴するものがあります

    そう!「和らぎの鐘」です


    昭和45年の本校校舎火災の際に焼け残り、本校の希望の象徴として昭和50年から文化祭を和鐘文化祭と呼ぶようになりました

    この鐘はこれまでもずっと美しい音色を響かせてきました

    この音色は、出中生の魂を導くものであり、和鐘の音が校舎内に響き渡るとき、出中生の魂はこの学校に関係する全ての魂と、時空を超えてつながるように感じます


    今年度の生徒会活動テーマ

    「 Go Forward! ~変わりつづけるために、一歩踏み出そう~ 」


    このオープニングから明日の合唱コンクール、そして展示発表や生徒会ステージへと続く、新砺波市誕生20周年記念 和鐘文化祭

    すべての出中生が、「Go Forward!」の想いで取り組むその姿を、「本気、根気、元気そして、勇気」をもって示してほしいと期待していますし、示してくれると思っています


    今年度も、和鐘文化祭を開催するにあたって、PTAをはじめ多くの方々にご協力をいただいています

    そのことへの感謝の心と、明日、来場いただく来賓の皆様や家族のみなさんへの感謝の心を大切にし、出町中学校のみんなで、よりよい和鐘文化祭にしましょう

    そして、我々もおおいに楽しみましょう


    オープニングセレモニーの後半に、生徒会ステージに出演する団体代表のPRがありましたが、なかなかに楽しいステージになりそうです

    若いパワーはやはり素晴らしい

    実行委員のみんなは誠にここまでよく頑張ってきています

    感謝!!

    その陰に、指導・支援を続ける教職員がいることにも手前味噌ですが、感謝しています

  • 準備、抜かりなく no.865

    公開日
    2024/10/23
    更新日
    2024/10/24

    校長室より

    • 20241023 (1).JPG
    • 20241023 (2).JPG
    • 20241023 (3).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54301018?tm=20241023110013

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54301019?tm=20241023110013

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54301020?tm=20241023110013

    今年も和鐘文化祭 合唱コンクールは砺波市文化会館で開催予定です

    文化会館でのコンクールを想定しながらの学年リハーサルが、文化委員会を中心に行われています

    そして、本番さながらの環境で他の学級の合唱を聴き合うことで、切磋琢磨の機会となっています

    他学年の教師が3年生リハーサルの合唱の様子を動画撮影していました

    もしかしたら担当学級の出中生に観せて、刺激を与えようとしているのでしょうか・・・

    出中生も教職員も、本気で当日に向けて準備を進めています

    ますます当日の合唱が楽しみになってきました

    と、書くと「気楽だなぁ」と思われることでしょうな・・・

    出中生の本気を楽しみにしていることは事実なので、そう思われても仕方なしです

    担任をしている頃の心境や、学年主任をしているときの心境が思い出され、「心がぞわっとした」ということも書いておきます

    あー、楽しみ、楽しみ


    当日の様子は会場での観覧はもちろんですが、PTA提供の関係者限定の動画配信がありますのでご利用ください

    いつも、誠に多くの方に支えられています

    ありがとうございます

  • 目立たないけど、そこにいる no.864

    公開日
    2024/10/22
    更新日
    2024/10/24

    校長室より

    • 20241022 (3).JPG
    • 20241022 (2).JPG
    • 20241022 (4).jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54294723?tm=20241022150921

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54294724?tm=20241022150921

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54294725?tm=20241022150921

    所用で校外へ出て用事を済ませて車に戻ろうとしたら、給油口のあたりに何やら黒い物体が見えました

    鳥の糞が付いているのだろうか・・・

    よく糞を車につけられているわたしが最初に浮かんだのはそれでした

    しかし、近付くにしたがってどうも違うことに気付きます

    カメムシでした

    ある地域でヘクサンボと呼んでいたことを思い出します

    先日、県外出張先の岩手から帰る途中、列車の中で「今年はカメムシが大量発生しているから、今年は大雪だわ」と、初対面の高齢女性に話しかけられましたっけ


    学校に着くころにはすでにヘクサンボはいなくなっていたのでやや安心しつつ、校門を通ろうとすると校門の下にタンポポがひっそりと花を咲かせていました

    毎日通っていますが、気付きませんでした

    近付いてその花を見るとガクが反り返っていません

    セイヨウタンポポではないのか???と思いつつ、今はまだ特定に至っていません

    どなたか分かる方がおられたら教えてください


    カメムシも、タンポポも目立たないですが確実にそこに居ます

    そこで生きています

    なぜか、その姿がわたしに元気をくれました

    心の奥から「がんばろ」という言葉が湧きあがってきます


    朝から合唱の声が響く出町中学校

    授業中に廊下を歩くと笑い声や、自分の考えを述べ合う声が聞こえる出町中学校

    グラウンドから明るい声が聞こえる出町中学校

    今日は、外へ出る際や、戻った際に、ある場所で素敵な表情を見せる出中生にも会いました


    わたしも目立たないけれど、確実にここにいます

    「cogito, ergo sum.」

     (我思う、故に我あり(デカルト))


    わたしもがんばろう

  • スパート no.863

    公開日
    2024/10/21
    更新日
    2024/10/24

    校長室より

    • 20241021 (11).JPG
    • 20241021 (6).JPG
    • 20241021 (4).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54287679?tm=20241021164454

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54287680?tm=20241021164455

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54287681?tm=20241021164455

    今週金曜日、土曜日は、新砺波市誕生20周年記念 和鐘文化祭です

    正確に言えば、木曜日のオープニングセレモニーからスタートです


    そして、金曜日は合唱コンクールですから、各学級とも最後の追い込みがはじまりました

    学校の中に各学級の歌声が響き渡ります

    当日の、心震える合唱が楽しみです

    今年はどのようなドラマが繰り広げられるのでしょうか・・・

    様々な想いがぶつかり溶けあう中で、また一段階シフトアップする出中生の成長を、目の当たりにする時期です

    人の中(間)でヒトは人間になるとは、よく言ったものだと思います

    先週の県外出張で多くの方々と出会い、多くの刺激を受けた直後だからこそ、わたしは一層そのように感じます


    さあ、出中生のみなさん

    それぞれの想いを、歌声に乗せて、会場にそのハーモニーを響き渡らせましょう

    その響きは多くの人の心を、身体を揺さぶるでしょう

    その中に、自分自身も含まれているはずです

  • わたしの学び 其の弐 no.862

    公開日
    2024/10/18
    更新日
    2024/10/23

    校長室より

    • IMG_2356.jpeg
    • IMG_2335.jpeg
    • IMG_2340.jpeg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54271101?tm=20241018131050

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54271102?tm=20241018131050

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54271103?tm=20241018131050

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54271104?tm=20241018131051

    昨日に引き続き、出中生に負けぬように学んでいます

    今日の講演も興味深い内容で勉強になりました

    内容のみならず、その講演の構成や伝え方が素晴らしかったです


    アトラクションとして、矢巾町立矢巾北中学校の特設合唱部の合唱を聴かせてもらいましたが、先日の中文祭での3年生の合唱や、和鐘文化祭の合唱コンクールが迫ることとリンクして、出中生の姿と重なり、ちょっぴりホームシック、あ、スクールシック?になりました

    出中生も学習に励んでいるだろうなぁ

  • わたしの学び no.861

    公開日
    2024/10/17
    更新日
    2024/10/23

    校長室より

    学びの多い貴重な時間が続きます

    いかにしてこの学びを出町中学校のみならず、砺波市、砺波地区の教育に繋げるのか

    頭の中がぐるぐるしています


    • IMG_2255.jpeg
    • IMG_2268.jpeg
    • IMG_2291.jpeg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54261148?tm=20241017114858

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54261149?tm=20241017114858

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54275607?tm=20241018175815

  • 東へ、北へ no.860

    公開日
    2024/10/16
    更新日
    2024/10/23

    校長室より

    久しぶりの雨の朝

    小降りになった中登校できた出中生は少しラッキーだったかな

    朝、〇〇さんから声をかけられました

    「これは何かわかりますか?」

    うむむむ

    ピーマン?と、思ったと同時くらいに、「ヒスイですかねぇ?」と、尋ねられました

    うーむ

    そもそも石のようには見えないし、待ってみると石にしては軽い気が・・・

    どうもヒスイ海岸で拾ってきたものらしいです

    よく分からないけれど、ちょっとついてきて下さいと、〇〇さんをはじめ、一緒にいた出中生を引き連れてある場所へ

    ほら、これはヒスイの原石です 持ってみてみられ

    と、促しました

    「重い!」

    そうなのです、ヒスイは重いのです

    正しくいうと比重が大きい、密度が高い

    でも、はっきり断定できないからごめんなさい、と、残念そうな表情に見えた〇〇さんに伝えました

    なんだか申し訳ない


    そんな思いを引きずりつつ、出町中学校を離れ、一路東へ、そして北へ

    出中生に負けず、研修に励んできます


    • IMG_2182.jpeg
    • IMG_2190.jpeg
    • IMG_2209.jpeg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54252069?tm=20241016125114

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54252070?tm=20241016125114

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54252071?tm=20241016125115

  • 三連休 no.859

    公開日
    2024/10/15
    更新日
    2024/10/23

    校長室より

    • 20241015 (17).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54247401?tm=20241015165600

    10月12日(土)

    10月13日(日)

    10月14日(月・祝)


    この3日間は、カレンダー通りに出町中学校は3連休でした

    ただ、砺波地区新人大会があり、競技委員長を拝命していたことや、出中生がそれぞれの会場でがんばっているため、教頭と手分けしながらいくつかの会場に顔を出しました

    「新人」大会とあってか各会場とも地区選手権大会とは違う雰囲気の中で、出中生は戦っていたように感じました


    サッカー競技の開会式及び閉会式で述べたのですが、結局自分自身の限界をつくったり、もうダメだとあきらめたりするのはだれでもない自分自身です

    大会という真剣勝負の中で、思い通りに事が進まないことを身体全体で感じたであろうこの経験を、ぜひ、未来の自分のために生かしてほしいと強く願います


    人間は経験の中で多くを学びます

    ※経験できないことは、本を読むなどして仮想体験というか、想像力の中で多くを学ぶこともあります

    今回の地区新人大会での受賞報告が、今朝やお昼の時間にあり、悪い癖ですぐに感想などを尋ねてしまうのですが、みんなそれぞれの想いを語ってくれ、よい体験をしていると感じつつ、みんなが頼もしくも感じました


    話しは変わり、この3日間で、もうひとつ強く感じたことがあります

    個人的問題として、わたしの愛用スマートフォンの調子がよろしくなく、バッテリーを交換してもらいました

    保険適用案件だったため無料だったことと、今週に県外出張が予定されているため、予約してお店に行ったのですが、「作業時間に2時間かかる」と言われました

    以前、別機種で同じようにバッテリー交換をしたときは作業時間が30分間ほどだったため、えらく驚いたのですが仕方ありません

    念のためにデータをバックアップしてはいるものの、データが飛ばないことを願いつつの2時間強、スマートフォンなしの時間を過ごすことになりました


    想定外とは言え、普通に考えればたったの2時間です

    店を出て時間つぶしでフラフラしたのですが、大変でした

    青空が広がる気持ちのよいお天気で、さてどこへ行こうかと検索しようとして、「あ!スマフォがないんだ・・・」となります

    あるところで、「よい景色だなぁ」と写真を撮ろうとして、「あ!スマフォがないんだ・・・」となります

    仕方ないから来週に仕事で訪れる場所の確認のために地図を観ようとして、「あ!スマフォがないんだ・・・」となります

    そう言えばスマフォがないから今は連絡取れない状態であることを人に伝えようとして「あ!スマフォがないんだ・・・」となります

    喉が渇いたので飲み物を買おうとコンビニエンスストアに入り、支払いをしようとして、「あ!スマフォがないんだ・・・」となります

    ・・・

    あまりにも「あ!スマフォがないんだ・・・」ということが多く、これは依存症だなと少し震えました

    そして、自分が高校生の頃にスマートフォンがなくてよかったと思いました

    意志薄弱のわたしは、絶対その当時に依存症となり、大変なことになっていたことでしょう・・・


    何ともいろいろなことを感じ、考える3日間でした

    出中生の本気で素敵な姿を観られたことと、バッテリ交換を終えてサクサク働くスマートフォンに戻ったことと、何はともあれ、データが飛ばずに無事だったこと等、平和な3日間でした

    そうそう、思いもかけず、ある場所の花火を観られたことも幸せでした

    何とも、すべてがありがたいことです


    出中生にとって、この3連休はどんな3日間だったのでしょう・・・

  • 環境を整える、変える no.858

    公開日
    2024/10/11
    更新日
    2024/10/11

    校長室より

    • 20241010 (9).JPG
    • 20241010 (8).JPG
    • 20241011 (1).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54228765?tm=20241011105940

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54228766?tm=20241011105941

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54228767?tm=20241011105941

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54228768?tm=20241011105941

    出町中学校の図書室では、司書が出中生のこころを揺さぶるような仕掛けが多くなされています

    図書委員会もその仕掛けを支えています

    そして、わたしもちょっぴりとその仕掛けに参加させてもらっています

    ありがたいことです


    若い頃から「環境を整えよ」と、多くの方から指導を受けました

    教師生活が長くなると、いや、年齢を重ねるほどに、「環境」の大切さをしみじみと感じるようになっています


    人間は環境を作るからして、そこに人間の人間たる所以がある。人物が偉大であればあるほど、立派な環境を作る。

    これは、易学者、哲学者、思想家である 安岡 正篤 氏の言葉です


    大事なのは環境。自分の能力以上を求められる環境でなければ、成長は難しい。

    これは、ファーストリテイリング代表取締役会長 兼 社長 柳井  正 氏の言葉です


    海外でも環境については、昔から多く語られています


    状況?状況が何だ?俺が状況を作るのだ。

    Circonstances - que sont les circonstances ? Je crée les circonstances.)

    これは、フランス皇帝だった ナポレオン ボナパルト(Napoléon Bonaparte) 氏の言葉です


    人間は思考の主人であり、人格の制作者であり、条件と環境と運命の設計者である。

    man is the master of thought, the molder of character, and maker and shaper of condition, environment, and destiny.

    これはイギリスの哲学者 ジェームズ アレン(James Allen)氏の言葉です

    ※原文“Of all the beautiful truths pertaining to the soul which have been restored and brought to light in this age, none is more gladdening or fruitful of divine promise and confidence than this—that man is the master of thought, the moulder of character, and the maker and shaper of condition, environment, and destiny.

    ― James Allen, 「As a Man Thinketh」

    (訳:この時代に回復され、明るみに出された魂に関するすべての美しい真理の中で、人間は思考の主人であり、人格の制作者であり、条件と環境と運命の設計者である。ということ以上に、神の約束と確信に満ち溢れたものはありません。)

    ― ジェームズ アレン「 As a Man Thinketh 」


    境遇が人間を作り出すのではない。人間が境遇を作り出すのだ

    Man is not the creature of circumstances, circumstances are the creatures of men.)

    これは、イギリスの政治家、ベンジャミン ディズレーリ(Benjamin Disraeli) 氏の言葉です


    言葉の力は不思議です

    心の中でそれぞれの言葉が別の言葉とつながっていく感じがします

    こうして、いろいろな人物の言葉を書き出していると、自分の書棚の一冊を思い出しました


    置かれた場所で咲きなさい


    これは、今は亡き、ノートルダム清心学園理事長 渡辺 和子 氏の著書のタイトルであり、ある程度教師としての経験を積んで悩んでいた頃に出合った作品です

    不平不満を言わず、ただただその場所で一所懸命に花を咲かせる努力をせよと受け取りました

    責任は転嫁せず、ただただ自分の想いを大切に本気で生きることで、取り巻く環境が変わり、状況が好転すると・・・


    想いが現実になることを、多くの人がその体験から発信しています

    自分の人生は1度きりですが、本を読むなどすることで、多くの人生をかじることが出来ます

    それはきっと自分の人生を、自分の未来を想う方向へ導いてくれるとわたしは信じています


    もし今の状況や環境を変えたいとき、自分ができる最初のことは自分を変えること

    自分の望む世界にふさわしい自分に変わることです

    よりよい環境づくりは、よりよい自分づくりです

    今、校長室前の掲示板にある言葉のひとつが次の 荒 了寛 氏の言葉です


    いい友だちがほしかったら いい友だちになりなさい

    If you want to have good friends, first try to be a good friends to others.


    これも「人が環境をつくり、環境が人をつくる」一例だと思い、出中生に発信しています

  • 続々 おとなの学び no.857

    公開日
    2024/10/10
    更新日
    2024/10/10

    校長室より

    • 20241010 (4).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54222822?tm=20241010161103

    本日は冨山県中学校教育課程研究大会

    午後から主に呉西地区の中学校教員がそれぞれの教科毎に集まって研修に励んでいます

    前号で述べた日本発の授業研究での研修を軸に、教科毎でよりよい授業づくりを目指して取り組んでいるのです

    出町中学校の教師にとって、今週はどっぷり研修に励む機会になっています


    今年度の大会で出町中学校は会場になりませんでしたから、わたしは学校を離れ、市内○○中学校で実施された理科部会の授業研究に参加しました

    ※以前勤務した学校だったため、久しぶりに再会する職員もおり、なんだかうれしかったです

    今年度の理科部会は、「理科の見方・考え方を働かせ、自然の事物・現象を科学的に探究するために必要な資質・能力を育成するにはどうすればよいか」を研究主題として、研修に取り組んでいます

    副題を「生徒自らが見通しをもち、検証できる仮説を設定しながら観察・実験を計画し、課題を探求することを目指す指導の工夫」としており、本日の授業者はこのことを強く意識した授業を提案していました

    小学校で近年取り組まれている単元内自由進度学習です

    中学校での実践は小学校に比較するとまだ少ないため、地区内の理科教師にとってありがたい提案授業になったとわたしは思います

    中学校の授業は、教師が生徒全員を同時に指導する一斉授業が一般的でした

    一斉授業は、みんなが一緒に学ぶことで学習意欲が高まることもありますが、分からないまま授業が進んで行く場合やその逆があるなど、進度や内容が全生徒一人一人に合わせられない状況で授業が進行することもありました

    そこで、個々人の興味・関心や学習の理解度等を基に、それぞれがそれぞれのペースで自由に学習を進めることが出来る授業が、一言でいうと「自由進度学習」です

    学習計画や学習の進め方・ペースを自分で決め、自身がやりやすいように進めるのです

    これは、2021年1月の中央教育審議会の答申で「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~すべての児童生徒たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申)」において述べられた「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現に通じる学習形態のひとつです

    ひとつの単元の中でだけ実施する場合や、学年を越えて実施する場合等、そのやり方はいろいろあり、今、全国の多くの教師がチャレンジしているところです


    さて、本日の授業でも生徒たちが自分で選択した探究方法で、時には周りの生徒と学び合いながら課題に迫っていました

    授業の参観のみで出中へ戻ったため、協議会での教師同士の学び合いがどのようなものになったか分かりませんが、興味津々です

    明日、参加した教師に教えてもらいます


    秋晴れの青空のもと

    理科以外の教科の研修はどうだったでしょうか?

    出中生のみんなにも、教師たちの学びの姿を参観してもらえばよいかもしれませんね

    その姿は、出中生の学びの参考になると考えられますから・・・


    理科の研修大会で授業を提案してもらった砺波市立○○中学校 教諭 ○○先生に感謝します

    また、研究発表をされた小矢部市立○○中学校教諭○○先生、南砺市立○中学校教諭○○先生にも感謝します

    取組を提示してもらうことで、他の教師にとって多くの学びの機会となります

    地区内のすべての教師が、それぞれに本研究大会での成果を明日からの指導に生かしてくれるであろうと思っています

    すべてのみなさんから多くの刺激をもらいました

    ありがとうございました

  • 続・おとなの学び つづき no.856

    公開日
    2024/10/09
    更新日
    2024/10/10

    校長室より

    • 20241008 (2).JPG
    • 20241008 (4).JPG
    • 20241008 (1).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54208328?tm=20241009103113

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54208329?tm=20241009103113

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54208330?tm=20241009103114

    昨日の学校訪問研修会では、多くの方に来校いただき、本校教育について多くの指導・助言を受けました

    前号の記事に書いた通り、出中生に負けず教職員も学び続けます


    「授業研究」という教育用語があります

    これはよりよい授業をつくるために、教師同士が学び合う方法として古くから行われているものです

    この方法は日本独自のもので、教師同士の学び合いを大切にし、互いの技量を高め合うための研修です

    授業者(見られる授業をする人)は目標を明確にし、学習指導案と呼ぶ授業の計画案を作成します

    この計画案を参加者全員で共有し、公開された授業を参観し、そして協議会で授業について意見交換します

    この一連の研究の流れは、問いから始まる教師同士の学び合いです

    1980年代に、日本の小中学生の数学の成績が優秀であることが、世界の教育研究者から注目されました

    その理由が考察され、日本独自の研修方法である「授業研究」が評価されることとなりました

    ただし、「授業研究」の方法は日本各地・各学校で特色があり、いわゆる富山流、砺波地区流、砺波市流の授業研究があります


    文部科学省が学習指導要領の改訂の際に、「知識の習得にだけでなく、生徒が自分で問題を解決し、意見を出し合い、主体的に学びを深めるような授業を導入する」よう呼びかけ(平成29・30・31年改訂学習指導要領(本文、解説))、進めている「主体的・対話的で深い学び」です ※主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善(PDF)

    昨日の授業後の協議会では、本校の研究主題である「自ら考え、高め合える集団づくり ~調整を促す教師のはたらきかけ~ 」を軸に、教師同士の学び合いが展開されました

    視点として、意識して授業に臨んだ次の6点についての評価が行われています

     ・課題の板書

     ・教師の待ちの姿勢 ※しゃべり過ぎていないか?

     ・交流の場の確保

     ・机間観察の次の指導への活用

     ・ふりかえりの場の確保

     ・教師の笑顔、言葉遣いを大切にする意識

    繰り返しになりますが、教師も出中生に負けず学び続けるのです

    自己調整が発揮された授業だったのかどうかをふりかえり、今日の授業に既に生かしている教師もいます

    おとなもこどもも関係なく、「今ひとつであった」ならそれを教訓とし、「うまくいった」点があればそれを自信として未来に進めばよいのです

    独りよがりになることなく、多様な見方や考え方の中で自身の取組をふりかえることは技能を高めるためには必要です


    日本発の授業研究を世界にと、昨年6月に開催された日本の算数・数学の授業研究に学ぶイマージョンプグラムに参加した海外の教師がインタビューに答えています

     ※関連サイト:教育を面白くするメディア「エデュモット」 東京学芸大学公式ウェブマガジンより

    「わたしの学校では少人数の教師のチームでやったことを共有し、成長してきました。個人で研究している学校もあります。一方、日本では先生同士がチームとなり授業研究に取り組むことが定着しています。(※一部修正)」

    3名のインタビューですが、日本の授業研究を一言で表すと、

    「inspring(感動的)」2名 ※素晴らしい

    「divergent(異なる方向性)」1名 ※自国と違う

    でした


    学ぶ姿を、学ぶ背中を、おとなはこどもたちに見せているでしょうか?

    感じさせているでしょうか?

    人間が成長するとき、環境はとても大切だと言われますが、人間も環境の要素のひとつなのです


    脱皮しない蛇は、滅びる


     ※関連サイト:国際算数授業研究プロジェクト IMPULS

  • 続・おとなの学び no.855

    公開日
    2024/10/08
    更新日
    2024/10/09

    校長室より

    • 20241008 (8).JPG
    • 20241008 (7).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54211219?tm=20241009141203

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54211220?tm=20241009141203

    本日は学校訪問研修会

    県教育委員会、市教育委員会から先生方に来校いただき、本校教育について指導を受けました

    また、出町中学校関係者や小中高校の先生方に授業を参観いただいています


    出中生に負けず、教職員も学び続けます

    本日の研修会を、未来の出町中学校教育のためにいかしていきます


    詳細については明日・・・

  • スポーツの秋・芸術の秋 no.854

    公開日
    2024/10/07
    更新日
    2024/10/08

    校長室より

    • 001.jpg
    • 002.jpg
    • 003.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54190269?tm=20241007091845

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54190270?tm=20241007091845

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54190292?tm=20241007092152

    10月5日(土)は富山県中学校駅伝競走大会(県総合運動公園陸上競技場)

    10月6日(日)は富山県中学校文化祭(砺波市文化会館・砺波市美術館)

    毎年恒例の行事ですが、スポーツの秋、そして芸術の秋を、県内の中学生がそれぞれ表現していました

    出中生もそれぞれの行事に参加し、素晴らしい姿を見せてくれており、わたしはとても感動しました


    駅伝大会では、それぞれを応援し合う姿にも心揺さぶられました

    他校の選手にも声援を送る出中生の姿がうれしいのです

    今もてる力を発揮してくれたレースだったかなと思っています

    ありがとう


    中学校文化祭では、出中生による美術や書道の作品での参加や、情報科学部の研究発表、ステージでの合唱発表等がありました

    開会式の司会を務めた○○さんも、明るい進行で中学生が主役であることを感じさせてくれました

    県内の中学生の作品や発表はどれも立派で、とても素晴らしかったです

    そんな中、多くの方から出町中学校の合唱の発表について声をかけてくださいました

    第3学年特別合唱団「UTAWA-LE」です

    自分たちで出演したいと申し出た生徒たちによる合唱団であり、やはり主体的に活動することの大切さを改めて教えられた気がします

    そして、そのパフォーマンスに強く心揺さぶられました

     ※第3学年特別合唱団「UTAWA-LE」の合唱

    ありがとう

    中学校文化祭に出演しない出中生が、何人も会場に足を運んでくれたこともうれしかったです


    当然、駅伝大会も中学校文化祭も中学生のその姿を支える教職員や関係者の方々の力があってこそであることは、忘れてはなりません

    ありがとうございます


    今月末には和鍾文化祭があります

    ますます楽しみになってきました


    そうそう、昨日は多くの場所で地区民運動会等が開催されており、出町中学校のグラウンドも大勢の人でにぎわっていました

    地域の一員として中学生も参加している様子が見られ、それもうれしかったです

  • 1年生 no.853

    公開日
    2024/10/04
    更新日
    2024/10/04

    校長室より

    • 20241004 (1).JPG
    • 20241004 (2).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54181659?tm=20241004140146

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54181660?tm=20241004140146

    朝の時間、廊下を歩いていると、1年生の○○さんから「あそこにキノコが生えています!!」と、教えてもらいました

    中庭の松の木の下に複数のキノコの姿が見えます

    よくぞ見つけたものだと思い、名前を尋ねると答えてくれました

    しかし、今はその名前を思い出せません

    チチアワタケと教えてくれたような、違うような・・・

    食べられると教えてくれたことはしっかり覚えているのですが、名前が・・・

    そこで、さっそくネットに頼ります

    撮影した画像を使って検索してみると、チチアワタケアミタケがヒットしました

    植物の同定さえも苦手なわたしにとって、キノコの同定はさらに難しい・・・


    ウィキペディアによると、チチアワタケに関して、次のような記述がありました

    青森県下では「はらくだし」の名で呼ばれており、ときに下痢をきたす特性を表現しているものと考えられる。また、新潟県の一部で使われる「うらむき」の名は、かさの裏面の管孔層を剥き除いてから食用にする利用法が、かなり古くからあったことを示唆するものである可能性が考えられる。福井県では「しばたけ(アミタケとの混用名)」、石川県では「いくち(ヌメリイグチとの混用名)」と呼ばれ、針葉樹林に発生し、かさに粘性があり、かさの裏面がスポンジ状の管孔となる他の種類と混同されている。「あみこ」あるいは「あみこもだし」(岩手)や「じこぼう」および「りこぼう」(長野)などの呼称も、ハナイグチと混用されている可能性がある。千葉県の一部でも、本種を「あみたけ」と称するという。

    また、毒性については、次のように書かれていました

    広く食用とされているが、あまり消化がよくないため、食べ過ぎないほうがよいとされる。特にかさの表皮と管孔層とは消化されにくく、かさが開いていない未熟なものは別として、成熟したものでは面倒でもこれらの部位をとり除いてから食べるほうがよい。歯切れがよく、汁物・鍋物・和え物、うどんなどの具に用いられる。一度乾燥させてから煮つけなどにすることもある。ぬめりを持たない柄の部分は、ベーコンで巻いて炒めたり、粉チーズをまぶして焼くとよいという。

    出典: フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」最終更新 2022年6月7日 (火) 21:31 


    青森でハラクダシと呼ばれつつも、食べられるというのはなんだか不思議です

    ○○さんのおかげで、勉強になりました

    そして、秋を感じました

    ありがとう



    そして、図書室では中間考査に向けて勉強中なのか、1年生の◇◇さんや、□□さんたちが、理科の勉強をしていました

    「おはようございます」とあいさつすると、「校長先生、理科の先生ですよね」と確認されました

    理科の問題に苦戦していたようです

    問題を見せてもらって、頭をフル回転し、解説しますがどうも腑に落ちないようで、時間切れとなりました

    ごめんなさい、力になれず・・・

    あの後、解説の図を描いて分かりやすく工夫してみたので、よかったら解説させてください

    もう解決したかな・・・

    ◇◇さんや、□□さんたちのおかげで、久々に理科の溶解度や濃度の問題を考えることが出来ました

    ありがとう


    やはり、出町中学校はおもしろい




  • 専門家から学ぶ no.852

    公開日
    2024/10/03
    更新日
    2024/10/03

    校長室より

    • 20241003 (3).JPG
    • 20241003 (5).JPG
    • 20241003 (1).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54170414?tm=20241003135438

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54170416?tm=20241003135438

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54171995?tm=20241003151822

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54171996?tm=20241003151822

    3年生の総合的な学習の時間の授業で、各学級がそれぞれに設定した課題に取り組んでいます


    昨日は、ある学級が砺波市役所の企画総務部の方をお招きし、イベントの企画・運営について考えました

    この学級は出中生で砺波市を元気にするイベントができないかと学習を進めています


    今日は、別の学級のグループが健康について追求しようと、砺波市福祉市民健康センターの方をお招きしています

    砺波市が実施している健康に向けた取組について学ぶことで砺波市の魅力を再発見し、魅力を生かした地域活性化の方法を思案しようとしています

    そのひとつとしてこのグループは「となベジプロジェクト」を知り、自分たちができることを実践しようとしています

    ※「となベジプロジェクト(「砺波+ベジタブル(野菜)」で「となベジ」)」は、「野菜を食べよう!野菜から食べよう!」を推進する取組みです


    またまた別の学級は、市外の地域活性化の取組を知ることで、砺波のよさを再発見し、魅力を生かした地域活性化の方法を探ろうと、氷見市役所スポーツ振興課の方や氷見市スポーツ推進委員のみなさんをお招きし、「氷見市の取組から学ぶ、スポーツを通じた地域活性化」を学習しています

    今日は、「ハンぎょボール」体験も行い、学びを深めました

    体育館の中は出中生の笑顔がいっぱいでした



    その道の専門の方のお話はとても勉強になります

    専門外では考えもしない視点があったり、経験があったり、学びは多いのです


    「小学校は子供の為の学校

     中学校は大人になる為の学校」

    これは、わたしが教頭時代に、当時の校長が話されて印象に残っている言葉です

    2年生での砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」や様々な行事、全学年で取り組む総合的な学習の時間等は、いわゆる国語科、社会科、数学科、理科、音楽科、美術家、保健体育科、技術・家庭科、英語科の学習や、「特別の教科 道徳」等とは違った学びがそこにはあります

    それはまさしく、「大人になる為」の学びだとわたしは思っています

    (※授業時間だけでなく、学校という空間にいる時間すべてが学びの時間とも思っています)


    いつも、それぞれに学んだことを出中生がどのように発信するのかがとても楽しみにしています

    それは、わたしにとって出中生の成長が実感できる素敵な時間なのです


    蛇足ですが、9月26日の北日本新聞朝刊の17面に、小矢部市立津沢中学校の記事が掲載されていました

    小矢部市津沢、水島両地区のイベント「異世代交流ふれあい広場」が25日に津沢中学校であり、1年生40人が地元住民と「ゆるスポーツ」などを通して交流した記事です

    両地区の社会福祉協議会が毎年開いているイベントで、パラスポーツのボッチャを基にしたゆるスポーツで、砺波市出町中の生徒達が考案した「バンバンやっちゃ」で交流したと記事に書いていただいています

    そうなのです、これは昨年の総合的な学習の時間に3年生のある学級で取り組み、発信したものなのです


    地域で学ぶ

    地域に学ぶ

    そして、地域に発信し、多くの人を元気にする


    出中生はがんばっています

    そうそう、図書室で「となみ夜高まつり」の歴史について調査中の出中生も、がんばっていました

  • 朝 no.851

    公開日
    2024/10/02
    更新日
    2024/10/02

    校長室より

    • 20241002 (4).JPG
    • 20241002 (3).JPG
    • 20241002 (2).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54158640?tm=20241002090419

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54158641?tm=20241002090419

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54158642?tm=20241002090419

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54158643?tm=20241002090419

    今朝の空気もすっかり秋の空気です

    校長室の窓を開け、その空気を部屋の中へ招き入れます

    新砺波市誕生20周年記念運動会で、まさしく運動会日和としていただいたテルテル様は、数年前から校長室に鎮座する達磨さんと今日も平和に朝を迎えています

    教室は、出中生の登校を静かに待っています


    生徒玄関が開き、出中生の声が聞こえ、一気に校舎内が活気で包まれます

    図書室では10名弱が集まり何やらお話し中

    委員会の活動か?学年の活動か?学級の活動か?と思いつつ、「何の集まりですか?」と尋ねると、「何をしているわけではありません」との答え

    「そうか、何か仕事しているのかと思いました」と伝えると、「子供は遊ぶことが仕事ですから」と返されました

    「なんやねん」と思わず口から出ましたが、結構うまい返しだなと妙に感心しました

    そしてぐるっと廊下を巡って校長室へ戻るとき、第1階段で図書室に居た出中生たちが学級へ戻るところと出くわしました

    なんだかとても楽しそうな表情だったので思わず写真を撮影しようとしましたが、見事にシャッターチャンスを逃しました

    階段の上から、「ホームページに載せてくださいね」との声が聞こえます

    約束したわけではないですが、シャッターチャンスを逃したその写真を4枚目にアップしておきます


    今日もあたりまえのように出町中学校の教育活動がスタートしています

    ありがたいことです

  • 10月1日 no.850

    公開日
    2024/10/01
    更新日
    2024/10/01

    校長室より

    今日は10月の1日

    気付けばもう2024年も10月です

    記録的な暑さが続いたこの夏の空気が、気付くと秋のそれになっています


    朝の会の前に、廊下の学級掲示板を張り替える1年生の姿がありました

    今日はたまたまその姿を目撃しましたが、いつもこのようにそれぞれの役割を果たしてくれているおかげで、本校の掲示が整えられ、出中生同士がそれぞれの想いや考えを共有し合えています


    5限に、3年生は「コミュニケーションセミナー」を実施しました

    ウイメンズカウンセリング富山から亀田様、中田様を講師にお招きしました

    この学習は、砺波市役所企画政策課の宮下様にもご尽力いただいています

    「コミュニケーションとは」「友人とのコミュニケーション」「好きな人とのコミュニケーションや関係」

    それぞれについて、ロールプレイングや資料を使っての解説があり、出中生にとって多くの学びがありました

    来校いただいた3名の方からは、この学習に取り組んだ3年生の姿をたくさんほめていただきました

    「ふりかえりの文章を読むのが楽しみだ」とも言っていただきました

    みんなはどのような振り返りをしたのか、わたしも楽しみになりました


    今日も出中生は「本気・根気・元気、そして勇気」で学習に取り組んでいます

    グラウンドからは保健体育の授業でソフトボールとサッカーの学習に取り組む1年生の楽しそうな声が聞こえています




    • 20241001 (7).JPG
    • 20241001 (6).JPG
    • 20241001 (13).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54154202?tm=20241001151741

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54154203?tm=20241001151741

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54154204?tm=20241001151741

  • おとなの学び no.849

    公開日
    2024/09/30
    更新日
    2024/09/30

    校長室より

    月曜日は原則として部活動がない日です

    生徒たちが帰宅し、がらんとした校舎内で本校の教師が研修に励んでいます

    今回は教室環境と授業づくりについてグループに分かれての主体的研修です

    ちょうど来週に講師の先生方をお招きしての研修会がありますから、そのタイミングに合わせて、よりスキルアップのために「環境」についても考え、実践しています


    児童・生徒・学生の時代より、おとなになってからの「学び」はより厳しいものであるとわたしは感じています

    小中学校は義務教育であり、おとながこどもに教育を受けさせる義務がある期間です

    これは、こどもにとっての「学ぶ権利」が守られているということです

    具体的には時間や場所や、経済面について守られています

    厳密にいえば、義務教育を終えると、おとなにとってこの義務がなくなりますから、教育を受けさせなくてもよくなります

    おとなの学びは自分自身が自分のために、時間や場所や経済面を確保し、学ぶ必要があるということです

    現実は、周りのおとなが就職するまで守り続けてくれたり、働いてからは職場が学びの機会をつくってくれたりと、単純に放り出されることはないのですが・・・

    そして、「学び」は決してつらいものではなく、本来は「楽しい」ものです

    スポーツや、芸術にはまってのめりこむことも「学び」であり、それは楽しいのです

    歴史を知れば知るほどおもしろくなるとか、宇宙のことを知れば知るほどおもしろくなるとか、「学ぶ」はそういうものです

    何も興味がないとか、おもしろいものがないということもあるでしょう

    そんな時は、少なくとも学校の授業での「学び」を拒否するのではなく、「もしかしたら面白くなるかも」と思いつつ取り組んでみてはどうでしょう

    分からないことが続くと、そういう心持ちになることは難しいものですが、何がきっかけで変わるかは人生わかりませんから

    変な話ですが、わたしは教師になるとはみじんも思っていませんでしたし、逆に、なりたくない職業のひとつだったのですが、今、こうなっています

    中学、高校と英語が無茶苦茶苦手で、全くおもしろくなかったですが、大学になるとちょっぴり面白くなったり、就職してから海外で数カ月過ごすことになったりしました


    ああ、また話がずれてきています

    「おとなの学び」は、「こどもの学び」がベースとなって、成り立っている部分が大きいと、今のわたしは思っています

    無理強いされても人はやる気になりませんから、出中生に押し付けるつもりはないですが、脳科学的に言うと、やる気は起こすものではなく、起きるものであるということは伝えておきましょう

    行動することで「やる気」スイッチが入るのです

    とにかくやってみる

    とにかく踏み出してみる

     そういうことなのです

    これは、おとなもこどもも関係ありません

    人間の脳の特徴のようです

    • 20240930 (8).JPG
    • 20240930 (9).JPG
    • 20240930 (7).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54146925?tm=20240930170630

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54146926?tm=20240930170630

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/54146927?tm=20240930170630

  • ありがたし no.848

    公開日
    2024/09/27
    更新日
    2024/09/27

    校長室より

    • 20240927 (2).JPG
    • 20240927 (3).JPG
    • 20240927 (4).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/48140934?tm=20240927143904

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/48141084?tm=20240927144841

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/48141085?tm=20240927144841

    本日、一大行事である運動会が終了しました

    砺波市立出町中学校 新砺波市誕生20周年記念 運動会

    多くの来賓のみなさん、保護者のみなさん、地域のみなさんに来場いただき、出中生の躍動する姿を観ていただきました

    運動会実行委員会を中心に、3年生のがんばりと、それについてフォローする2年生、1年生が主体的に今日に向けて活動しました


    そのひとつに、午後のプログラムの生徒会種目「新砺波市誕生20周年ダンス」があります

    こういう想いで、こういうことをやりたいと、校長室へ実行委員会のメンバーがやってきました

    また後日には、全学年からの代表が考えた振り付けを見せに、校長室へ実行委員会メンバーがやってきました

    わたしにとっては難しそうに感じ、応援合戦の練習と並行してこのダンスは出来るのか?と尋ねたことを昨日のように覚えています

    彼らは何の躊躇もなく、「できます!」と答えます

    その目を見て、「分かった、やってみなさい」と口から出ました


    予行での様子、そして今日の本番と、出中生の力に驚かされます

    種目の間に見せた応援の様子や、午前の部の休憩時間に「新砺波市誕生20周年ダンス」の音楽を流すと、グラウンド中の出中生が自然に手足を動かした光景は、とても素敵でした


    閉会式でうまく伝えられなかったと反省していますが、運動会では表彰があります

    会と称しながら大会です

    1位があり、最優秀賞があります

    そうなれば最下位があり、受賞なしもあります

    うれしい、悔しい、その思いを消す必要はないですし、わたしはその思いはとことんきょう1日くらいは抱えてよいと思います

    そして、その事実を、未来へどうつなげるかです

    わたしも中学生の時期がありました

    3年間での運動会で、うれしいことも、悲しいことも、苦しいことも、楽しいこともありました

    その時にこころの扱い方をなんとなく学び、それ以降の様々な出来事の中で自分の心の扱いなどを習得していったと思います


    いみじくも今年度の生徒会年間テーマは「Go Forward!」

    サブタイトルが、「変わり続けるために、一歩踏み出そう」

    そうなのです、勇気をもって一歩踏み出すことで、何かが起こるのです

    そして、二歩目、三歩目と続きやすくなることもあります

    失敗は教訓に、成功は自信に

    失敗しない方法は何もしないこと

    すべては通じているように感じます


    今日までと今日の、出中生の姿から、またまた、多くのことを教えてもらいました

    そして、多くの元気と勇気をもらった気がします

    出中生自身や会場にお越しいただいたみなさんにとってはいかがだったでしょうか?


    令和6年度の運動会は終了しました

    運動会での気付きや学びは、未来に生きます 


    出中生、ありがとう

    来場いただいたみなさんありがとうございました

    出中生を全力で支援した教職員、ありがとう


    そして、とても涼しく過ごしやすい天気にしてくれたであろう、テルテル様に感謝します

  • 緊張感 no.847

    公開日
    2024/09/26
    更新日
    2024/09/26

    校長室より

    • タイトルなし.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/48129912?tm=20240926140913

    いよいよ明日に迫った「新砺波市誕生20周年記念 出町中学校 運動会」

    昨日の予行、応援合戦リハーサルを終え、明日の本番に向けて出中生が主体的に様々な活動に取り組んでいます

    そんな彼らのそんな主体性を支える教職員のはたらきを改めて目の当たりにし、校長としてうれしく、そして頼もしく思っています


    ここのところずっと注視している週間天気予報

    心配していた天気は、何とか大丈夫そうです(上の図)

    数社のサイトを比較しながら見ているのですが、明日は運動会を実施できると判断できます

    そこで、既に実施予定のことを本校HPで発信しました

    万が一、今後天気予報が急変し、明日の開催が難しいとなれば、明日am6:15までにHPと安全メールでお知らせします

    最後の最後まで、テルテル様にお願いし続けます


    本日、出町認定こども園から運動会に招かれ、お邪魔してきました

    会場はずっと子供やおとなの笑顔がいっぱいで、こちらも幸せな気持ちになる運動会でした

    また、こども園の先生方の細やかな配慮等が同業者として随所に感じられ、すばらしいなと感心しました

    明日の本校の運動会は、来場いただいたみなさんにどのようなメッセージを届けられるでしょうか?

    既に私は、謎の緊張感でいっぱいです(主役は出中生なのに・・・)


    我らが出中生は例年のように、競技や応援合戦でのよりよいパフォーマンスを発揮することだけでなく、今回、新砺波市誕生20周年を祝って、ダンスを創作し、全員で披露します

    また、今年度の運動会は、例年9月の第1週の実施時期を熱中症対策で9月下旬にしたり、また例年土曜日開催だったものを、部活動の地域移行や昼食の給食利用等を考慮して平日開催にしたりしていますので、例年通りとならないことも多々あります

    そのため、出中生も教職員も、準備日程の見直しや限られた時間の中でよりよいものを目指す工夫等、本気で取り組んできました

    「脱皮しない蛇は滅びる」

    出中生や教職員は変化に対応しつつ、よりよいものを目指して活動してきています


    先日の案内通り、PTAのご厚意で運動会の様子は後日ネット配信されます

    明日や後日、多くの方に出中生の様子をご覧いただければと思います

    よろしくお願い申し上げます

  • 放課後、そして、始業前 no.846

    公開日
    2024/09/25
    更新日
    2024/09/25

    校長室より

    • 20240925 (7).JPG
    • 20240925 (5).JPG
    • 20240925 (2).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/48115861?tm=20240925093849

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/48115862?tm=20240925093849

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/48115863?tm=20240925093849

    昨日の放課後、グラウンドに運動会で使う団旗が並びました

    実行委員会を中心に、開閉会式の段取りを確認しています

    本日の運動会予行に向けての準備です


    そして今朝は、多くの出中生がグラウンドでラインを引くなど、予行の準備を進めています

    ありがたいことだとしみじみ思いながら玄関に戻ると、グラウンドの土が入った生徒玄関を黙々と掃いている○○教諭の姿がありました

    ちょうど、「おはようございます!!」と□□さんと、◇◇さんが挨拶してくれたので、挨拶を返した後、「○○先生が生徒玄関の砂を掃いてくれているのですが・・・」と声をかけると、その姿に気づき、「あ、手伝います!!」とこれまた元気に言って、○○教諭と一緒に砂を掃いてくれました


    誠に出中生は素敵だと実感した、昨日の放課後であり、今日の朝でした

    みんな、ありがとう


    このエピソードだけでなく、本校では日常的に出中生の素敵な姿がたくさん見られます

    まだまだ成長段階で、いろいろな課題にぶつかり、自分でも思っていない言動をとることもある中学時代ですから、いろいろあります

    万事順調であったり、すべてが平和ということはないですが、出中生の根っこにあるものは、よりよく生きようとする想いであると、わたしは信じています


    午後の予行でも、いろいろな姿が見られるだろうなと、楽しみにしています

  • 秋晴れ no.845

    公開日
    2024/09/24
    更新日
    2024/09/24

    校長室より

    朝からさわやかな日となっています

    先週までの湿度が高く、猛暑日や真夏日が続く日々とはがらりと変わった空気を肌で感じます

    今週金曜日に運動会を控えた今日現在、ありがたいことに週間天気予報は当日の開催は大丈夫そうだと示してくれています

    屋外では、グラウンドで3年生が運動会に向けての全員リレーの練習をしたり、2年生が技術・家庭科の栽培の授業でダイコンの種を植えたり、それぞれに活動を進めています

    こっそりと、ダイコンが実ったらどうやって食べるのかを尋ねると、「やはり、ぶりダイコンでしょうか」となかなかわたし好みの回答がありました

    確かに、収穫の頃はぶりダイコンがホクホクとおいしい頃かもしれません


    生徒とのこんな些細な会話がうれしく、そして、ありがたく感じる毎日です


    校長室ではテルテル様が金曜日の運動会に向けて、そのお力を発揮してくださっています

    昨年度は運動会の閉会式、片付けが終了し、生徒たちが下校した後になって、ざっと雨が降りました

    テルテル様、今年度もよろしくお願いいたします


    • 2040924  (3).JPG
    • 2040924  (2).JPG
    • 20240924 (1).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/43410974?tm=20240924114809

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/43410975?tm=20240924114809

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/43410976?tm=20240924114809

  • ゆずり合う 心で広がる 無事故の輪 no.844

    公開日
    2024/09/20
    更新日
    2024/09/20

    校長室より

    • タイトルなし.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/43397423?tm=20240920115759

    明日、9/21(土)から30日(月)までの10日間、令和6年「秋の全国交通安全運動 2024」が実施されます

    この運動は、広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的としています

    特に、9月30日(月)は、交通事故死ゼロを目指す日です


    全国重点実施事項は次のとおりです

    【交通安全運動の重点(全国重点)】

    (1) 反射材用品等の着用推進や安全な横断方法の実践等による歩行者の交通事故防止

    (2) 夕暮れ時以降の早めのライト点灯やハイビームの活用促進と飲酒運転等の根絶

    (3) 自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底


    日没時刻が早くなっています

    自転車を利用する出中生は、確実にライトを点灯させていますか?

    また、ヘルメットを確実に着用していますか?

    ヘルメットはあご紐をしめていないと、万が一の際に飛んでしまって効果がなくなります

    また、一度衝撃を受けたヘルメットはその効力が100%ではなくなります


    みんなで交通安全について、いつも以上に意識しましょう


    → 秋の全国交通安全運動「富山県推進要綱」(PDF:2,511KB)

    → 秋の全国交通安全運動「ポスター」(PDF:920KB)

  • おもいをかたちに no.843

    公開日
    2024/09/19
    更新日
    2024/09/19

    校長室より

    お昼の時間、昨日当選証書と認証書が授与され、前期生徒会からそのすべてを引き継いだ後期生徒会の会長、副会長が校長室を訪ねてくれました

    用件は10月の和鍾文化祭についてです

    詳細をここで紹介するのは控えますが、その話しぶりや話の内容から、新生徒会役員としての責任感と、強い想いを感じました

    今までの生徒会役員も素晴らしかったですが、新しく誕生した生徒会役員もきっと本気・根気・元気に、そして勇気をもって出町中学校生徒会がますます発展するように力を発揮してくれるでしょう

    一昨日が中秋の名月で、昨夜が満月という記事を書きました

    昨夜は雲の切れ間から、すっきりとしたその姿を観ることができました

    今日の新生徒会役員の姿、表情が昨夜の光り輝く月の姿と重なりました

    太陽ではないのかと、マイナスに考えないでほしいと思います

    秋空に浮かぶ月の凛としたその姿が今日の新生徒会役員と重なったのですから


    来週末に、出町中学校 令和6年度 新市誕生20周年記念 運動会が予定されています

    週間天気予報がころころと変わっていますからハラハラですが、例年同様、「テルテル様」に登場願いました

    ぜひとも今年度も出中生が思いっきり活動できる運動会日和にしていただけるよう、今日からお祈りし続けます

    今日からいよいよ、3学年そろっての団活動が始まります


    • 20240919 (2).JPG
    • 20240919 (3).JPG
    • 20240919 (5).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/43388242?tm=20240919131714

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/43388243?tm=20240919131714

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/43388318?tm=20240919132520

  • うけつぐ no.842

    公開日
    2024/09/18
    更新日
    2024/09/18

    校長室より

    • 20240918 (10).JPG
    • 20240918 (5).JPG
    • 20240918 (2).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/43380402?tm=20240918151654

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/43380403?tm=20240918151654

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/43380404?tm=20240918151654

    後期生徒会役員選挙の結果を受け、当選証書授与式、認証式がありました

    当選者へ選挙管理委員長○○さんから当選証書の授与があり、今回の選挙についての委員長報告がありました

    生徒会役員選挙の意味を改めて考えさせられる委員長所見であり、未来へつながる報告だと感じました


    そして、わたしから認証状を当選者に渡し、言葉を伝えました

    新役員はこれからその真価が問われます

    全校600名の出中生、生徒会員が「出町中学校でよかった」と思えるように、本気で取り組む必要があります

    その中には今回の選挙で自分に票を投じなかった人も含みます

    校訓「天資養活 自他共栄」

    令和6年度生徒会年間目標「Go Forward! ~変わり続けるために、一歩踏み出そう~ 」の意味を、今一度考え、活動に取り組んでほしいと思います

    生徒会役員だけで、よりよい生徒会をつくることは到底出来ません

    生徒会員一人一人の力が必要です

    本気・根気・元気に取り組む出中生を、我々は支え続け、応援し続けます


    会の中で伝えられませんでしたが、前期生徒会会長○○さんをはじめ生徒会役員のみなさん、ありがとうございました

    今後は別の形で出町中学校生徒会を支えてほしいと思いますし、力強く支えてくれるでしょう


    会の後に引継ぎ式があり、生徒会旗が前期生徒会長から後期生徒会長へ手渡されました

    いつもながら、このシーンに心を揺さぶられます


    さあ、後期生徒会の大きな活動の運動会が来週に迫っています

  • みあげる no.841

    公開日
    2024/09/18
    更新日
    2024/09/18

    校長室より

    • 20240918 (4).JPG
    • 20240918 (3).JPG
    • タイトルなし.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/39193147?tm=20240918095316

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/39193148?tm=20240918095316

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/39193149?tm=20240918095317

    昨日は中秋の名月

    雲のない空にぽっかり浮かぶその月を見上げ、少し雅の気持ちを味わいました

    しばらくして、写真に撮ろうと再び窓から空を見上げると、あららら、雲が空を覆っていました

    ただ、雲の合間から奥ゆかしくその姿を見せる中秋の名月も雅だと感じ、数枚写真を撮ったのが上の写真です

    雲の隙間から見せるその姿

    雨の夜であれば全くその姿を観ることは叶わなかったでしょう


    ただ、雨だろうが、薄曇りだろうが、晴だろうが、その月はそこにあります

    国立天文台HPの、ほしぞら情報 2024年9月で、17日の夜空のシミュレーション画像が観られます

    雲で隠されようが 中秋の名月は、そこに ある

    見えようが見えまいが、月は 昇り 沈む

    太陽との位置関係で月はその表情を変えるように見えますが、月はいつもほぼ球体の姿で地球の周りを、ただただ 回る

    見えるものだけがすべてではなく、見えないものを意識することが大切だと、改めて感じます

    昨夜、出中生も月を見上げたでしょうか?


    今日、9月18日は満月です

    今晩は見られないかな?

    ちなみに、約1か月後の10月17日20:26の月は2024年に見られる最大の月です

    距離は約35万7000㎞となり、2024年で一番遠ざかる約40万6000kmと比べると約5万km近くなることで、約14%大きく見えるようです

  • 中秋の名月 no.840

    公開日
    2024/09/17
    更新日
    2024/09/17

    校長室より

    • 20240913 (1).JPG
    • 20240913 (3).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/39184893?tm=20240917102104

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/39184894?tm=20240917102104

    今夜は、中秋(ちゅうしゅう)の名月を観られるでしょうか?

    旧暦の毎月十五日の夜を十五夜と呼び、旧歴8月15日の月は特別に中秋の名月として、古くから親しまれています

    旧暦では7月から9月を秋としていますから、旧暦8月15日がちょうど秋の真ん中ということで、旧暦8月15日夜に昇る月を中秋の名月と呼ぶようです

    平安時代、貴族たちはこの日にお月見を楽しんだようです

    月を眺めながら和歌を詠む「観月の宴」では、池に月を映して風景とともに楽しむなど、貴族は雅に楽しんでいたようです

    この時期の空気は春や夏に比べて乾燥しており、空気が澄んで星がくっきり見えるため、一層月の存在感は夜空に映えるのです


    中秋の名月というと満月をイメージする人が多いですが必ずしも中秋の名月が満月とは限りません

    中秋の名月は新月からの日数で決まり、満月は太陽と地球と月の位置関係で決まるために、ずれが生じるのです

    2021年から2023年は3年連続で満月の日が一致していたため、一層そのイメージが強くなっているかもしれません

    ただし、今年9月の満月は、明日9月18日です


    そう言ったお話も含めて、今月に入ってから図書室では司書が中秋の名月に関連する書籍などを紹介しています

    出中生のみなさんにもぜひ手にとってみてはいかがでしょう

    新しい世界が開けるかもしれませんよ



    わたしが小さい頃、今は亡き父が近所の人と近くの山のてっぺんで月見酒に興じていたのですが、帰ってきてから「寒かった」といっていたことを覚えており、なぜかこの時期になるとはっきりと思い出します

    残暑つづく今年の気象ですが、そろそろ秋の気配も感じられるようになってきています

  • ・・・の秋 no.839

    公開日
    2024/09/17
    更新日
    2024/09/17

    校長室より

    • 20240917 (4).JPG
    • 20240917 (2).JPG
    • 20240917 (8).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/39183962?tm=20240917080302

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/39184044?tm=20240917082438

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/39184045?tm=20240917082439

    芸術の秋

    スポーツの秋

    食欲の秋

    ・・・の秋


    この3連休も出中生は様々な場所でその力を発揮していました

    砺波地区中学校新人大会陸上競技は小矢部陸上競技場で行われ、今までの練習の成果を存分に発揮して、男子1位、女子1位、そして総合1位となりました

    結果もさることながら、自己ベストを出した出中生には自信をもって、次に向けて頑張ってほしいと思います

    開会式の激励の言葉は出中生に伝わっただろうか?

    少しでも何かを感じてくれたらうれしいです


    その後、チューリップ四季彩館へ向かい、砺波地区アートワーク大会の開会式にお邪魔しました

    今年度は活動の様子を観ることは叶いませんでしたが、出中生のワクワク・キラキラした表情を観られて、うれしい気持ちで愛知県へ向かいました

    愛知県稲沢市の名古屋文理大学文化フォーラムで行われる、NHK全国学校音楽コンクール東海北陸ブロックコンクールに出場する、合唱部を応援するためです

    結果は銅賞!(※東海北陸ブロックコンクール 審査結果

    他の学校が上限ぎりぎりの35名編成で大会に臨む中、10名強で臨んだ出町中学校合唱部

    その歌声を会場に響かせ、多くの聴衆を魅了したとわたしは思っています

    少なくともわたしは感動しました

    このNコンは、全日本合唱コンクールとはまた違う趣旨があるのだなぁということも実感しました

    わたしの中では金賞です


    そして翌日は氷見市ふれあいスポーツセンターで北陸マーチングコンテストがあり、吹奏楽部が出場しました

    壮行演奏のときよりも本番での響き、パフォーマンスともぐっと良くなっていたとわたしは感じました

    結果は金賞!!(※北陸マーチングコンテスト

    県代表は逃しましたが、金賞であることは誇りとしてよいと思います

    限られた中でよくやったと思うからです


    出中生のがんばる姿を観られ、とても充実した3連休でした

    ありがとうございました

  • 応援したい no.838

    公開日
    2024/09/13
    更新日
    2024/09/13

    校長室より

    • 20240913 (13).jpg
    • 20240913 (10).JPG
    • 20240913 (4).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/39178084?tm=20240913160226

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/39178085?tm=20240913160226

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/39178086?tm=20240913160226

    本日「壮行会・壮行演奏会」を実施しました

    壮行されたのは次の大会等に参加する出中生です


    「砺波地区中学校新人大会」

    「富山県中学校駅伝競走大会」

    「みんなでつなごうリレーフェスティバル2024」

    「北陸マーチングコンテスト」

    「NHK全国学校音楽コンクール東海北陸ブロックコンクール」

    「中部合唱コンクール」

    「自然科学観察コンクール」


    出町中学校文化・体育後援会の吉澤副会長が参加くださり、激励の言葉をいただきました


    わたしも激励の言葉を送りました

    今回の壮行会は7つの大会、フェスティバル、コンテスト、コンクールの壮行会ですが、ぜひ、日時や場所は違えども、同じ時期に共に本気でがんばる出中生がいることを感じて欲しいこと

    そして、そんなみんなを、ここにいる出中生や教職員、文化・体育後援会のみなさんをはじめ、地域のみなさん、保護者の皆さん等、応援してくれる人がいることを感じて欲しいこと

    今日、伝えたかったのはこのふたつでした

    しんどい時、心が折れそうなとき、このふたつを思い出して、今までがんばってきた自分を信じてやり切ってほしいと思うのです


    さっそく明日は砺波地区中学校新人大会の陸上競技が小矢部陸上競技場、NHK全国学校音楽コンクール東海北陸ブロックコンクールが名古屋文理大学文化フォーラムであります

    また、美術部は砺波市美術館で開催されるワークショップに参加して、自分の技術を磨きます

    それぞれの場所で本気・根気・元気にチャレンジする出中生を応援する人のひとりとして、わたしも精一杯応援します

    がんばろう、出町中学校!

    がんばろう、出中生!!


    プログラム最後は吹奏楽部の壮行演奏でした

    北陸マーチングコンテストに出場する吹奏楽自身の応援だけでなく、また、今日壮行された出中生だけでなく、会場に居たすべての人の応援にわたしは感じました


    グッと来たのは、歳のせいだけではないと思います

  • みえないものとは no.837

    公開日
    2024/09/12
    更新日
    2024/09/12

    校長室より

    • 00.png
    • 20240912 (3).JPG
    • 20240912 (2).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/35420942?tm=20240912085008

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/35420943?tm=20240912085008

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/35420944?tm=20240912085009

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/35421109?tm=20240912090914

    前の記事で、学校で勉強する理由のひとつは、「みえないものを、みえるようにするため」と書いたところ、何人かに「それは何か?」尋ねられました

    わたしの記事を読んでもらっていること、また、疑問点についてストレートに尋ねてもらえることに感謝です


    「みえないもの」はいろいろ思い浮かびますが、「みえないもの」と聞いてわたしが真っ先に思い浮かぶのは、宮澤章二氏の詩です


      「行為の意味」     宮澤 章二


     あなたの心はどんな形ですかと 人に聞かれても答えようがない

     自分にも 他人にも心は見えない

     けれどほんとうに見えないのであろうか


     確かに心はだれにも見えないけれど 心づかいは見えるのだ

     それは 人に対する積極的な行為だから

     同じように胸の中の思いは見えないけれど 思いやりは見えるのだ

     それは 人に対する積極的な行為なのだから


     あたたかい心が あたたかい行為になり

     やさしい思いが やさしい行為になるとき

     心も思いも、初めて美しく生きる

     それは 人が人として生きることだ

      ※「青春前期のきみたちに: 詩人宮澤章二の77のメッセージ」より

        著者:宮澤 章二 出版社: ごま書房新社 発売日:2006.3.1


    宮澤 章二 氏

    埼玉県羽生市出身で、東京大学文学部美学科卒業後教師となり、埼玉県立不動岡高等学校時代に、疎開のため加須市に住んでいた作曲家の下総皖一氏と出会ったことで、詩人・作詞家としての活動が始まります

    校歌、合唱曲、童謡等の作詞を多数手がけ、『ジングルベル(Jingle Bells)』の訳詞者(※複数の歌詞が発表されているため、訳詞者は複数存在)としても、知られています

    上の詩はACジャパンのCM(YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=fkEdeBFMEHM)で有名になりました

    この詩に、学校で学ぶ「みえないもの」のひとつが分かりやすく表現されていると思います


    今朝から、生徒玄関でアルミ缶回収が行われています

    この光景も、「みえないもの」を感じさせるひとつです

    出中生一人一人にとってその感じ方は違うでしょうが、多くの出中生の刺激となることでしょう


    「ヒトは人の間で人間になる」とは、よく言ったものだと思います


    本校の図書室に、「新装版 行為の意味」「行為の意味 青春前期のきみたちに」の2冊があります

    ぜひ手にとって読んでもらいたい本です

     ※今、わたしが借りており、明日には返却します


    蛇足

    昨日から校長室前の掲示板に、Antoine de Saint-Exupéryの文章を再掲示しました

    「On ne voit bien qu'avec le coeur. L'essentiel est invisible pour les yeux.」

    (心で見なくては、ものごとはよく見えないってこと かんじんなことは、目に見えないんだ)

    「星の王子様」の第21章で、キツネが王子さまとの別れ際に言ったセリフです

  • みえないもの no.836

    公開日
    2024/09/11
    更新日
    2024/09/11

    校長室より

    • 20240910 (6).JPG
    • 20240910 (2).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/35411710?tm=20240911090211

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/35411711?tm=20240911090211

    1年生の理科の授業で、みんなが顕微鏡を覗いていました

    「何か見えますか?」と、わたし

    「はい、見えます、見えます」と、うれしそうに答えてくれる出中生たち

    中には、「うーむ」と悩ましく返す出中生もいましたが、みんな何やら楽しそうです

    「ちょっと見せてもらっていいですか?」とお願いすると、「どうぞ、どうぞ」とみんな親切です

    そして、顕微鏡を覗かせてもらうと、様々な結晶が観られました

    不思議です

    水溶液は無色透明で、何も見えないのですが、加熱して水を蒸発させてその量を減らすと、水に溶けていた物質(溶質)が析出します

    再結晶です

    やはり、不思議です

    理屈では分かっていても、目の前で起こる現象は不思議なのです


    帰宅途中、夜空を見上げます

    西の空に月がほっそりとした姿で浮かんでいます

    そのほっそりした月には何やら模様が見えます

    天体望遠鏡を使ってみるとぼこぼこ(クレーター)をはじめ、表面の違いが観えます

    見えているのに見えていないですね


    意識して見ていないから見えないもの

    意識しても見えないもの

    人間は今まで意識しても見えないものを観るために、試行錯誤を繰り返してきました

    それは単純に言えば探求心であり、言動の源はとてもシンプルなのかもしれません


    「学校で勉強するのはなぜか??」

    よく問われることです

    わたしはその答えのひとつに、「みえないものを、みえるようにするため」があると思っています

    1人だけで学習していても「みえないものが、みえるようになりにくい」内容もあると、わたしは思っています

  • 若い感性 no.835

    公開日
    2024/09/11
    更新日
    2024/09/11

    校長室より

    • 20240911 (14).JPG
    • 20240911 (0).jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/35411406?tm=20240911080056

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/35411467?tm=20240911081848

    9月7日から9月10日まで、富山県民会館 美術館・地下展示室・ギャラリーで第49回富山県青少年美術展が開催されていました

    出中生も出品しており、彫刻部門で2年生が銀賞、3年生が佳作を受賞しました

    また、工芸部門では2年生9名、1年生3名が入選、絵画部門では3年生2名、2年生3名、1年生1名が入選しました

    高校生も出品している美術展の中で、出中生の作品の多くが評価されました

    どの作品も若い感性があふれんばかりに表現されており、とても刺激を受けました


    また、8月に行われたNHK全国学校音楽コンクール富山県大会の様子が9月7日(土)に放送されました

    わたしは所用で見逃してしまったのですが、見逃し配信で視聴しました

    9月21日(土)午後3時20分までNHKプラスの見逃し配信で視聴可能です


    どちらも若い力があふれています

    青少年美術展は終了しましたが、合唱の様子はまだ視聴できますので、視聴可能であればぜひご覧いただければと思います

    美術作品については、10月の和鍾文化祭でご覧いただけます

  • おとなも学び no.834

    公開日
    2024/09/10
    更新日
    2024/09/10

    校長室より

    • 20240910 (12).JPG
    • 20240910 (9).JPG
    • 20240910 (3).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/35402320?tm=20240910080818

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/35402321?tm=20240910080818

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/35405514?tm=20240910125533

    昨日、6月3日に引き続き、貝塚市立西小学校 校長 川﨑 雅也 先生をお迎えして研修会を実施しました

    今回は各学年の 特別の教科 道徳( 以下 道徳科)の授業を参観後、人権教育、心の教育についてご指導いただきました

    わたしが心に残ったのは、「ひとつをしっかりと問う」ことと、「にこやかに授業してほしい」ことです

    特に、にこやかに授業してほしいについては、「明るい未来のために、楽しく授業してほしい」と

    確かに、緊張のせいかこの日の授業はいつになく授業者は硬かったように感じます

    また、「ふりかえりの時間を確保する」という話もあり、本校でも大切にしたいと思っているところです


    いつも同様、出中生も教師も「本気・根気」で授業や研修会に臨んでいる姿を観られてうれしかったです

    授業中、出中生が教師の話を聴いている目、振り返りの時間に自分自身と本気で対話している姿、全体研修における教師の川﨑先生の話を聴いている目、そしてグループでワイワイと今日の授業について分析しよりよい授業をつくろうとする教師の姿・・・


    課題とは、何かに取り組めば取り組むほど生まれるものであり、その課題を克服することで、よりよい出町中学校になっていくと思っています

    失敗しない一番の方法は何もしないことと言います

    しかし、それでは成長などありません

    やはり、勇気をもって一歩踏み出すことで、課題にぶつかることもありますが、そこでへこたれてはならないのです

    脱皮しない蛇は滅びるのです


    川﨑先生、遠路はるばるありがとうございました

    そして、毎回多くの刺激をいただき、ありがとうございます

  • お願い no.833

    公開日
    2024/09/06
    更新日
    2024/09/07

    校長室より

    /images/no-image.png

    本日、3年生保護者のみなさんへ、県立高校インターネット出願手続きに関するお願いを配付しました

    令和7年度富山県立高等学校入学者選抜におけるインターネット出願操作テストの実施について(お願い)」です

    今年度から県立高等学校の出願方法が、インターネット出願となることにより、この時期にインターネット出願システムへの接続を確認することと、インターネット出願に係る手続きを経験することがその目的です

    「出願操作テスト」ですが、予め入力しておくことで本入力の際にはその行程を省略できることなどから、みなさんに仮登録を済ませていただきたく、お願いすることとしました


    入試に関しては、学校教育の中で決して間違いがあってはならない業務のひとつです

    新しく何かを導入する場合、準備段階で課題が判明する場合があります

    どうかこれらの主旨をご理解の上、ご協力をよろしくお願いします

    なお、学校認証コード等、関係者以外に伝わることがないように配慮願います

  • いただきもの no.832

    公開日
    2024/09/05
    更新日
    2024/09/05

    校長室より

    • 20240905 (3).JPG
    • 20240905 (4).JPG
    • 20240905 (5).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31788954?tm=20240905163254

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31788955?tm=20240905163254

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31788956?tm=20240905163254

    帰りの会が終わって部活動に向かう時間

    「さようなら」「こんにちは」・・・元気に声をかけてくれる出中生

    そして、玄関に向かう出中生や、玄関を出て活動場所へ向かう出中生を見ていると、この時間帯になると何とも表現できない心もちになっていた中学生の頃の記憶が、ふっと湧いてきました

    部活動へ向かう心の重さなのか、学習が終わったという解放感なのか、・・・何だったのだろう?

    毎日、出中生からはいろいろと刺激をもらっています

    ありがたいことです


    その前には校長室へ来訪者が

    こんこんとノックの音

    「はい、どうぞ!」と、答えるものの、誰も入ってこない

    そしてまたコンコンとノックの音

    先ほどよりボリュームを上げて「はーいっ!どうーぞっ!!」と答えます

    すると、「どうぞだって、どうしよう」という声が聞こえます

    「どうぞ入ってください!!!」と言うと、ようやく「失礼します」と二人の出中生が入ってきました

    その手にはビニール袋が・・・

    あ!!午後に畑へ作物の様子を見に行ったふたば学級の○○さんと□□さんです

    「お!!収穫してきたのかぁ」と尋ねると、「どうぞ」とその袋を渡してくれました

    赤いピーマンと、中にトマトも入っていました

    「え?いただいてよいの??」

    「はい。赤いピーマンは苦くないからおいしいですよ」と教えてくれました

    収穫物だけでなく、刺激も一緒にいただきました


    なんだか、純粋にうれしいのです

    出中生の笑顔をはじめ、その言葉やその姿

    そのすべてが刺激です

    「自分はいったい何をしているのだろう」と、振り返らせてくれる刺激です


    「本気・根気・元気 そして、勇気」と、出中生に向かって発信していますが、自分自身はどうなのだ!?

    出中生に負けずにがんばらねば!と、思わせられるのです


    出中生よありがとう

    出中生だけでなく、出中生の成長を願い奮闘する教職員にも感謝です

    そして、温かく見守り支援していただいている保護者や地域のみなさんにも感謝です


    やはり、わたしは幸せなのです

    ありがたし

  • たそがれ no.831

    公開日
    2024/09/04
    更新日
    2024/09/04

    校長室より

    今朝の空気は、秋を感じさせてくれました


    秋の空気感や秋のにおいがわたしは好きです

    そして、秋の夕方の日没前から黄昏時にかけての時間帯が好きです


    黄昏(たそがれ)

    「たそがれ」と言っても、ウェスタリス(架空の国)に所属し、精神科医ロイド・フォージャーに扮する凄腕スパイのコードネームではありません

    オペレーション・ストリクスという任務を課された人物のことではないのです

    ・・・いつも以上に意味不明の冒頭説明がくどすぎますね



    万葉集 第10巻2240番

    誰彼 我莫問 九月 露沾乍 君待吾」

     柿本朝臣人麻呂


    誰(た)そかれと 我れをな問ひそ

      九月(ながつき)の 露(つゆ)に濡れつつ 君待つ我れを)

    「そこに居るのは誰なの?と、わたしに聞かないでください

      9月の 露に濡れながらあなたを待っているわたしのことを」


    夕暮れ時になると、暗くなってきて人の顔の識別がつかないようになります

    「そこにいるのは誰ですか?」「誰そ彼(誰ですかあなたは)?」と尋ねた時間帯を、「たそかれどき」と呼び、江戸時代になるまでに「たそかれ」となったとか

    つまり、「誰彼」の「誰そかれと」が「黄昏」の語源ということです

    特に「秋の日は釣瓶落とし」と言われるほど、急に暗くなるように感じられますから、ちょうど秋を感じるこの時期は「黄昏(たそがれ)」という情景がマッチするようにわたしは感じます

    まあ、柿本朝臣人麻呂が詠った9月は現在の10月から11月ですから、一層そうなりますね

    今日の日没は18時16分頃

    その後、人の顔が判別できないほど暗くなった、薄暮の先のイメージでしょうか

    今は街灯が整備され、夜でも他の人の表情が見える環境になっていますが、日没直後で雲のない西の空に赤さが残る頃からもっと暗くなる時間帯は、この秋が似合うように感じます


    「黄昏時(たそがれどき)」とか、「黄昏れる(たそがれる)」と動詞形もあります

    また、比喩として「最盛期は過ぎたが多少は余力があって、滅亡するにはまだ早い状態」を表すことがあり、人生の盛りを過ぎて衰えることと重ねて「黄昏た人」と使われることがあります


    ううむ、わたしもその時期に突入かもしれません

    なんだか急に寂しくなってきました

    これも秋のせいでしょうか・・・


    • タイトルなし.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31777163?tm=20240904130827

  • ハラハラ no.830

    公開日
    2024/09/03
    更新日
    2024/09/03

    校長室より

    • 0901 2100.png
    • 0000.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31768952?tm=20240903131110

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31768953?tm=20240903131110

    台風10号の影響でハラハラのし通しだったここ数日

    9月1日に東海道沖でほぼ停滞し、午後には熱帯低気圧に変わりました
    そこで困ったのが、台風ではなくなった直後から、気象庁の進路予報が発表されなくなったことです
    それまではおなじみの予想進路到達区域を円で表した図で、分かりやすく説明してもらっていたものが、途端になくなるというこの不安感・・・
    仕方なく天気図でその動きを追います(上図1段目)が、どうも分かりづらい

    そこで頼ったのが合同台風警報センター(JTWC)の台風情報・予想進路図でした
    この機関では熱帯低気圧に変わった後も進路予報を出しているのです(上図2段目)
    富山県を東に逸れて日本列島の中心あたりを進む進路ですから、勢力は大きく弱くなると考えられました
    気象庁も熱帯低気圧に変わっても十分留意するように発信しているわけですから、続けて進路予報を示すことを検討いただいてはどうかとも思います

    合同台風警報センターの情報は気象庁ほど短い間隔で発信されません
    上図の情報は始業式前日の午後9時ですから、朝にかけて警報等が出れば、2日午前6時前には登校の対応について情報発信をする必要がありました
    だから夜を通してハラハラだったのです

    今回の台風で福岡県福岡市をはじめ、いくつかの自治体や教育委員会等の対応についていろいろな意見が出ていました
    他人事ではなく、自分たちができる危機対応について、事例として未来につなげることが重要だと思っています

    2日の朝
    荒れた天気とならず、登校してきた出中生が「ひさしぶりー」と言い合っている声が校長室にも聞こえ、何だかホッとしました

    台風シーズンはまだ続きます

  • シェイクアウト no.829

    公開日
    2024/09/03
    更新日
    2024/09/03

    校長室より

    • 20240902 (6).JPG
    • 20240902 (8).jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31765575?tm=20240903073234

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31765576?tm=20240903073234

    昨日の学校日記にも記事を掲載しましたが、令和6年度 防災週間(8/30(金)~9/5(木))にあわせた県民一斉防災訓練「シェイクアウトとやま2024」に本校も参加し、全校でシェイクアウト訓練に取り組んでいます


    シェイクアウト訓練の安全確保行動は1-2-3

    1 体勢を低くして地面に近づく(強いゆれであなたが倒れる前に!)

    2 固定されたデスクやテーブルの下に入り、頭を守る

     ※頭を守るものがない場合は、腕や荷物を使って、頭を守る

    3 揺れが止まるまで動かずじっとしている


    いざという時にすばやく反応するためには練習あるのみです

    地震発生時、自分の身を守るためには数秒の猶予しかないかもしれません

    揺れがおさまり屋外に出ても安全上問題ないと判断するまで室内に留まっておきます

    わが国のビルの大半はその構造から、その場で留まっておいたほうが安全です

    もし、屋外で地震が発生したら、ビル、木、電柱や電線から離れた安全な場所を探し、そこで安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」を実践します

    自動車の中にいるときに地震が発生したら、周りに何もない場所に停車してもらい、シートベルトを締めて地震が終わるまでそこで待ちます

    地震による死傷例の大半は家屋の倒壊や、ガラスの破片や落下物が原因だそうです

    安全な場所へ避難しようと長距離を移動することによりケガする例がもっとも多く、避難の際の移動距離を最小限に留めることがとても重要とされています


    訓練の出中生の様子を観察しました(主に3年生)

    ・訓練前にワイワイと楽しく活動していた学級も、緊急放送と同時に静かに放送に耳を傾ける姿

    ・放送終了と同時に、すぐに体勢を低くして机の下に入って頭を守る姿

    ・机の脚をしっかり握って、机で自分の頭を確実に守る姿(上写真)

    ・揺れが終わったと伝える放送まで動かずじっとしている姿


    見事でした


    地震はいつどこで発生するか分かりません

    学校ではない場所でも冷静に行動できる出中生が、そのときに周りにいる人たちのモデルとなる姿をイメージしました

  • 節目 no.828

    公開日
    2024/09/02
    更新日
    2024/09/02

    校長室より

    • 20240902 (9).JPG
    • 20240902 (10).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31760672?tm=20240902121524

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31760673?tm=20240902121524

    今日は学校生活の中で節目となる、2学期の始業式

    なまくらですぐにダラダラするわたしにとって、「節目」は気持ちを切り替えるスイッチとしてよりよく機能しています

    メリハリというか、心身両面でわたしにとっては特に必要なのです

    出中生はどうでしょう?


    さて、節目というとわたしは「竹」を連想します

    古来から日本人が生活でよく利用していたこともあるでしょうし、しなやかで強いというその特徴が、竹の構造の「節」にあるということからでしょう

    果たしてなぜ竹は節をもっているのでしょうか?

    少し古いですが、2016年2月11日に、山梨大学や北海道大学、熊本県立大学などの研究者で構成される研究チームがその謎を科学的に解明したと発表しています(※山梨大学 環境科学科 島 弘幸 准教授、北海道大学 佐藤 太裕 准教授、熊本県立大学井上 昭夫 教授等による研究 詳細はアメリカ物理学会発行「Physical Review E」に掲載)

    研究チームは、野外調査で得た測定データと、構造力学理論に基づく数理解析を活用し、「互いに隣り合う節と節の間隔が、ある一定のルールに従うよう絶妙に調節されていること」「その結果、野生の竹が「軽さ」と「強さ」を併せ持つ理想的な構造を「自律的に」形成していること」を発表しています。

    今までも似た研究はあったようですが、竹林の測定データと、理論的な考察を根拠とし、「定量的に」検証したものはなく、当時はこの研究の視点のユニークさと、物理学・工学・森林科学といったジャンルを超えて進められた研究手法が評価されていました


    ポイントは「節と節の間隔が絶妙に調節され、自律的に形成されている」ということです

    「自律的」・・・

    そうです、わたしたちの生き方についても、必要に応じて生活の中で自律的に自分なりの「節目」をつくることで、しなやかで強く生活できることを教えてくれているのではと考えるのです


    要は、よりよく生きていくために、自分の機嫌を取るのは自分自身ということでしょうか

    最後まで自分と付き合うのは自分自身ですから、出中生にも自分のことを一番大切にしてほしいと思っています

    ただし、大切にするということと、甘やかすということは同意ではないと、わたしは思っています

  • ・・・とは? no.827

    公開日
    2024/08/30
    更新日
    2024/08/30

    校長室より

    台風とは・・・?

    気象庁のHPにその説明があります

    「熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17 m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。」

    「最大風速17m/s以上」という部分をわたしはおそらく一生忘れません

    なぜなら、これは若かりし頃に受験した富山県教員採用試験の問題にあったからです

    「できなかったぁ~」とか、「やってしまったぁ~」という記憶は、強くくっきりと残るようです

    中学生の頃に国語のテストで出た四字熟語の穴埋め問題「□心□心(解答:以心伝心)」や、小学生の時の漢字の読みの問題「境内(解答:けいだい)」は忘れていませんし、忘れないでしょう


    テスト関連だけでなく、人生における失敗の数々も同様です

    苦い思い出ではありますが、それがあるから同じ失敗を回避できるとも言えます

    こういうことは失敗したという嫌だった記憶が共にあるので、忘れることは心の安定のために大切な脳の機能だと思いますが、危機回避のためには覚えておくことも大切であるとも言え、何とも矛盾を抱えることです


    さて、その影響の心配が続く10号

    砺波市内全小中学校は、昨日情報発信した通り、9月2日(2学期初日)は通常通りの日課運行を予定しています

    進路がいまだ定まらない(予想が難しい)10号ですから、8月31日や、9月1日の状況次第で予定を変更する場合もあります

    何を優先させるのか?!

    最優先は命です!!

    出中生、教職員、すべての人の命であり、安全・安心です!!

    出町中学校区は広いので、場所によって通学路等の状況が異なりますから、登校の際はご家庭でもお子さんの安全確保を最優先で、登校可否について判断いただければと思います


    台風に備えます

    備えるとは、・・・?

    ネガティブな記憶ではなく、ポジティブな記憶として残るように、考えうる様々な備えが続きます


    • タイトルなし.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31755111?tm=20240830144938

  • 着々と no.826

    公開日
    2024/08/29
    更新日
    2024/08/29

    校長室より

    • 20240829 (9).JPG
    • 20240829 (1).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31750626?tm=20240829151322

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31750627?tm=20240829151323

    8月29日

    今日を入れて、あと3日で8月が終わります

    終わりは始まりですから、いよいよ9月がスタート!!とも言えます

    まだ夏季休業中ですが、2学期の準備が着々と進んでおり、今日は運動会実行委員が教職員に運動会用のハチマキを配ってくれました

    わたしには全団の5色のハチマキが届きました

    熱中症対策の為、例年よりも3週間ほど遅い運動会の開催です

    出中生の取組を楽しみにしています

    さっそく、5色のハチマキを校長室に飾りました


  • お天気 その3 悩ましい no.825

    公開日
    2024/08/28
    更新日
    2024/08/29

    校長室より

    • 001.png
    • 002.png
    • 003.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31745194?tm=20240828103037

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31745195?tm=20240828103037

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31747883?tm=20240829075717

    人間生きていると悩みは尽きることがありません

    と、思うのはわたしだけ・・・・・?


    そのひとつは先日から2回ここで取り上げた台風10号(サンサン・SHANSHAN)です

    秋台風の典型的なパターンで、その進路予報がなかなかに難しいようです

    その進度速度がゆっくりのため、当初予報より砺波への接近日時が遅くなっています

    また、気象庁、日本気象協会(※この2つは観測情報データがほぼ同じでしょう)、そして、合同台風警報センター(JTWC)の予報が微妙に違い、悩みを増幅させます

     ※JTWCの時刻表記は協定世界時(図中表記はUTCではなくZ)のため、9時間を加えると日本標準時になります


    8月31日(土)のPTA親子活動の心配していたのですが、もしかしたら9月2日(火)の始業式に影響があるのではと思うほどです

    これは自然相手ですから話し合いでどうこうなるわけでもなく、我々はただ備えをするのみです

    とりあえず昨日からは校舎内外の台風対策に取り掛かっています

    出中生も他人ごとと思わず、自分は何ができるのかを考え、行動してほしいです

  • はじまり no.824

    公開日
    2024/08/27
    更新日
    2024/08/27

    校長室より

    /images/no-image.png

    来週から正式に新学期が始まります

    いつもの日曜日以上に、そこはかとない不安を感じているわたしです

    サザエさんシンドロームの、より大きな感じと表現すればよいでしょうか・・・

    出中生の中にも原因不明の不安を感じる人がいるかもしれません

    また、原因のはっきりした不安を感じる人がいるかもしれません

    そんな時、わたしは「不安だなぁ」と思うことを誰かに聞いてもらっている気がします

    誰かに話すということで、結構心の安定を図ることができる経験を積んでいます

    相手は自分が話しやすい人です

    丁寧に話を聞いてくれ、そんな気持ちに共感してくれる場合がありますし、そうならない場合もありますが、少なくとも不安を吐き出すことで、心は安定すると思っています


    2学期は、1学期の学習や経験を生かした行事等が多くあります

    その中には生徒会が中心となって出中生自身でつくり上げる体験もあります

    それを楽しみとするのか、不安とするのかでも全然違いますが、新しいことに不安を感じることはごく自然のことです

    その不安の先には、「新しい学び」「成長」があるとわたしは信じています


    生物には順応する能力が備わっています

    個人差があって、順応する速さはいろいろでしょうが、誰もが少しずつ慣れるでしょう

    一人だけで悩むことなく、困ったことや心配なことがあれば、いつでも周りに相談してほしいです

    家の人たちや出町中学校の教職員、その他のおとなたちは、あなたが安心して学校生活を送れるように支援しています

    あたなにとって2学期の学校生活が素晴らしい時間になることを、周りのおとなたちは心から願っていると、わたしは思っています


    とにもかくにも来週月曜日は2学期の始業式

    生活のリズムを整えるとか、食事や睡眠を十分とるとか、起床時刻を学校モードにするとか、まずは身体のコンデションを整えましょうか

    いろいろ2学期のことを考えていると、自分の中での不安がワクワクにちょっぴり変わってきているように感じます

  • お天気 その2 no.823

    公開日
    2024/08/26
    更新日
    2024/08/29

    校長室より

    • 02.png
    • 01.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31738314?tm=20240826080044

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31738315?tm=20240826080044

    台風10号(サンサン)の進路予報が刻々と変化しています

    秋の台風の進路予想は昔から難しいようです

    金曜日の進路予報から、砺波市では28日から29日に大きな影響があると考えていましたが、後ろにずれてきています

    そして、進路予報は砺波市から離れる傾向にあったものが、また近い地域を通過する予報に変わってきています

    出中生の活動や本校施設のみならず、出中生、教職員の住居など、心配は尽きません

    自然の力の前に我々人類は無力ですが、無力ながらにできることを考え、備えたいと思います

    そのために、気象庁などの台風進路予報が参考となります

     ※気象庁HP 台風情報

    また、情報ソースとして、合同台風警報センター(Joint Typhoon Warning Center; JTWC)の情報も参考にしています

     ※合同台風警報センター(JTWC)

    JTWCは、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイ州真珠湾海軍基地に共同で設置した、アメリカ国防総省の機関です

    北西太平洋・南太平洋とインド洋で発生する熱帯低気圧を偵察するとともに予報や警報を発し、国防総省および他の合衆国政府の諸機関を支援する任務を負っている機関です

    物事をみたりその対応を考えたりするときには、様々な角度から、様々な立場で得た情報を考慮することは大切だと思っています

    一方的、一元的な情報では判断を誤ることがあります

  • お天気 no.822

    公開日
    2024/08/23
    更新日
    2024/08/23

    校長室より

    • 00.png
    • 01.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31737017?tm=20240823154422

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31737018?tm=20240823154422

    今日は朝から暑い

    砺波のアメダスでは、本日の最高気温は摂氏36.4度!!(12:28に記録)※16:00現在

     ※興味があればこちらをクリック → 気象庁HP アメダス情報

    午前中は富山市へ出張があり、学校へ戻るときに乗った車の温度計は摂氏39度!!!

    体温以上の暑さでした


    そして、来週は台風10号(サンサン)がこのあたりを通過する予報が出ています

     ※詳細はこちらをクリック → 気象庁HP 台風情報

    例年は9月の第1週に運動会を実施しており、昨年も8月最終週は多くの生徒が登校していましたが、今年度は9月27日(金)の開催としているため、多くの生徒の活動は予定されておらず、家庭等で安全に過ごしてほしいと思っています

    今後も気象情報等に留意し、生徒、教職員、そして施設等の安全確保に努めます


  • 本日は処暑 no.821

    公開日
    2024/08/22
    更新日
    2024/08/22

    校長室より

    • 00.png
    • 01.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31735544?tm=20240822155344

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/31735595?tm=20240822162510

    江戸時代中期から後期にかけての常陸国宍戸藩5代藩主 松平 頼救 氏

    彼が執筆したのが「こよみ便覧」であり、完成したのは隠居して「 太玄 斎 」を名乗ってからとされています

    この書物は、二十四節気などの暦の考え方を定着させたと考えられています

    暦の月のことをはじめ、七曜、閏月、日食や月食、さらには雑節のことなど、様々な情報が書かれています

    原本は「国立国会図書館デジタルコレクション」で、閲覧可能です

    ※こちら → https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2536637


    その中にも書いてある「処暑」

    今年は本日、8月22日がその日です

    処暑は二十四節気の一つで、秋を表す節気です

    秋には立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降の6つの節気があって、処暑はその2番目

    処暑の「処」は「収まる、止める」という意味があり、処暑とは「暑さがおさまり、過ごしやすくなる時期」となります

    「こよみ便覧」には、「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と記載されています

    とは言え、今日もとても気温が上がりました

    砺波アメダスの記録で、本日最高気温は35.2℃ ( 12:18 記録 )となっています

    単に異常気象だからということではなく、二十四節気の発祥が中国であり、日本とはそもそも季節感が違うことや、当時の陰暦と現在の太陽暦(新暦)では1~2ヵ月ほど差があるため、8月の下旬に処暑があっても、まだまだ暑さを感じるとも言えます


    七十二候で処暑の初候は「綿柎開(わたの はなしべ ひらく)」

    柎(はなしべ)は花びらの「がく」のことで、それがすこしずつ開くことで中からふわふわの綿が見えてくるのも、この処暑の時期です

    処暑は、夏の花と秋の花が入れ替わる時期でもあります

    最近は四季のある日本においてもその境目があいまいになっているように体感しますが、植物や動物は敏感にその境目を感じとっているように思います

    不思議です

  • 学ぶ no.820

    公開日
    2024/08/21
    更新日
    2024/08/21

    校長室より

    • 20240821 (1).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/28822548?tm=20240821100431

    今週は質問教室が行われています

    英語に特化した教室で、希望者が参加しています

    今日は2年生の日

    特別講師H先生の指導で、オーストラリアについての英語を使った学習が展開します

    少しだけ参加させてもらいましたが、中学、高校と超英語嫌いだったわたしも興味深い内容でした

    H先生、参加していた2年生のみなさん、「ta!」です

    ※この1行は、分かる人にしか分からないお話ですな



    学ぶということは、覚えこむこととは全くちがうことだ。

    学ぶとは、いつでも何かがはじまることで、終わることのない過程に一歩ふみこむことである。

    一片の知識が学習の成果であるならば、それは何も学ばないでしまったことではないか。

    学んだことの証しは、ただ一つで、何かがかわることである。


    この文章は、哲学者 故 林  竹二 氏が、学長を務めた宮城教育大学の学園便りに寄せた文章の一部です

    学ぶことで、学生の中で「何かがはじまる」「何かがかわる」

    今、行われている教育活動が、真の教育と言えるのかと強烈に問われる文章であり、また、教師(おとな)自身が生徒(こども)に劣らず「学ぶ」ことできているのかと問われているように感じます

    そして、この文章で思い出されるのが、このことを生涯をかけてやり通したと思える国語教師、大村 はま 氏です

    大村 氏のどの著書を拝読しても、自分自身のダメさ加減に胸が痛くなるのですが、また手に取ってしまうから不思議です


    本気・根気・元気 そして、勇気  一歩踏み出す

    まずは自分自身がそうであることが重要ですね

    夏季休業中の出中生の姿や活動を見て、ますますその想いを強くします


    ※参考書籍 「学ぶということ」林 竹二 国土新書(1978年)

  • だからこそ no.819

    公開日
    2024/08/20
    更新日
    2024/08/20

    校長室より

    • 20240820 (1).JPG

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/28822026?tm=20240820141536

    8月20日

    午前3時26分に満月となっています

    満月には英語圏で様々な呼び名があり、8月の満月は「スタージョンムーン」と呼ばれます(※チョウザメ漁が最盛期をむかえる頃などから)

    そして、今夜と明日の夜は、月と土星が接近します

    今日20日(火)は土星の右側に見え、明日21日(水)夜には土星の左側に見えます

    空に雲がかからなければと思うのですが、自然のことですから分かりません

    それにしても天体の見え方は、今までの科学者たちのおかげで確実に未来が予測されています

    天気予報も科学や観測機器の発達によって予報精度を上げていますが、天体観測ほどの精度までには至っていません

    それだけ未確定要素が多いのでしょう


    未来に何が起こるか、わたしたちには分かりません

    しかし、出町中学校では9月2日に始業式があり、2学期が本格的に始動する予定です

    そして、9月27日には運動会がある予定です

    そのために、図書室では3年生の団役員が団の応援について担任教諭に相談していました

    どうなるか分からないけれど、あると信じて準備をする

    どうなるか分からないけれど、工夫を凝らしてその時に備える

    よく考えると不思議なことではないですか?

    まあ、分からないから楽しみとも言えます

    どうなるか分からないからこそ、自分たちでよりよい未来を創るために、今を本気・根気・元気、そして勇気です

    何が起こるか分からないからと、しり込みするのも人生

    何が起こるか分からないからこそ、一歩踏み出すのも人生

    どうなるか分からないからこそ、やってみてどうなるのかを想像しつつ、ワクワク楽しみにするのも、ひとつだろうとわたしは思います

    がんばろう、出町中学校

  • 閉庁明け no.818

    公開日
    2024/08/19
    更新日
    2024/08/19

    校長室より

    学校閉庁が終了し、本日から本校は活動しています

    それに合わせてわたしも久しぶりに山積みの諸々に取り組んでいます

    やはり計画的に進めないと、苦しいものです

    学生時代をはじめ、何度もそう思っているにもかかわらず・・・

    例年以上に暑い日が続いていますが、お盆を過ぎると朝夕と、何とはなく秋の気配を感じるから不思議です


    夏と秋と

    ゆきかふ空のかよひぢは

    かたへすずしき

    風や吹くらむ

      凡河内窮恒(おおしこうち の みつね)


    最初の勅撰和歌集である、古今和歌集の作品です

    「過ぎ去ってゆく夏と、訪れてくる秋

     互いがすれ違う空の路の

     片方には涼しい風が吹いているのだろうか」

    夏の終わりと共に、どこかから感じる秋の涼しさ

    その涼しさは秋の到来を告げるものであり、去りゆく夏の寂しさも感じさせます

    時代が変わってもヒトの想いには通じるものがあると感じ、また、大空に季節が通る路を観る彼の完成に惹かれます

    ちょうど、学校は夏休みの終盤であり、それと重なって一層物悲しく感じるのかもしれません

    出中生よ、

    わたしは再会を楽しみにしていますぞ


    • タイトルなし.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/28821367?tm=20240819160750

  • 79回目の長崎no.817

    公開日
    2024/08/09
    更新日
    2024/08/10

    校長室より

    • タイトルなし.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21616438?tm=20240809153038



  • 応援 no.816

    公開日
    2024/08/08
    更新日
    2024/08/08

    校長室より

    数日お休みをいただいて、北信越大会に出場する出中生を応援するために新潟へ行ってきました
    試合会場が新潟県内に点在するためすべての会場へは行けなかったですが、卓球競技会場、陸上競技会場で本気に挑む出中生の戦いを観戦しました
    本日は午前・午後と出張の為、試合を観戦できない柔道競技は前日練習会場にお邪魔して出中生に会うことができました
    直接現地に行けなかった競技に出場する出中生にはごめんなさい
    直接も間接も、とにもかくにも出中生を応援します

    新潟へ行っている間、合唱部がNHK学校音楽コンクールで金賞・県代表となったことや、野球部が東日本軟式野球大会に出場するにあたり市長様から激励を受けた報告も受けています

    このように活躍の様子が目立つ出中生だけでなく、それぞれにがんばっている出中生もいます
    砺波高校の課題研究活動に参加した出中生
    日頃できないこと、日頃取組んでいることにチャレンジし続けている出中生
    1学期中の疲れを癒している出中生もいるでしょう
    とにもかくにも、すべての出中生を応援します
    過去の自分を超える自分
    それを「成長」ということもできるでしょう

    がんばろう、出町中学校
    がんばろう、自分

    • 815602.jpg
    • 815603.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607502?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607650?tm=20240808123208

  • 祈りの日 no.815

    公開日
    2024/08/07
    更新日
    2024/08/09

    校長室より

    8月6日(土)
    広島に原爆が投下されて、79年となった日です
    仕事がら、何度も広島の平和記念公園を訪れ、この事についていろいろと知る機会がありますが、我が国で起こった事実であると頭では分かったつもりでも、どこかで信じられない想いがあります
    だからこそ、8月6日と8月9日は、今も意識し続けている日です
    今年も、原爆投下時刻に合わせて、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式が挙行されました

    原爆で亡くなった方々が安らかに眠っていただけるよう祈ります

    被爆50周年(平成7年)の平和記念式典で、広島市長の平和宣言に続いて、初めてこども代表が「平和への誓い」を述べ、翌年以降も「平和への誓い」を発信しています
    全文を紹介します


    平和への誓い

    目を閉じて想像してください。
    緑豊かで美しいまち。人でにぎわう商店街。まちにあふれるたくさんの笑顔。
    79年前の広島には、今と変わらない色鮮やかな日常がありました。

    昭和20年(1945年)8月6日 午前8時15分。
    「ドーン!」という鼓膜が破れるほどの大きな音。
    立ち昇る黒味がかった朱色の雲。
    人も草木も焼かれ、助けを求める声と絶望の涙で、まちは埋め尽くされました。
    ある被爆者は言います。あの時の広島は「地獄」だったと。
    原子爆弾は、色鮮やかな日常を奪い、広島を灰色の世界へと変えてしまったのです。

    被爆者である私の曾祖母は、当時の様子を語ろうとはしませんでした。
    言葉にすることさえつらく悲しい記憶は、79年経った今でも多くの被爆者を苦しめ続けています。

    今もなお、世界では戦争が続いています。
    79年前と同じように、生きたくても生きることができなかった人たち、
    明日を共に過ごすはずだった人を失った人たちが、この世界のどこかにいるのです。
    本当にこのままでよいのでしょうか。

    願うだけでは、平和はおとずれません。
    色鮮やかな日常を守り、平和をつくっていくのは私たちです。

    一人一人が相手の話をよく聞くこと。
    「違い」を「良さ」と捉え、自分の考えを見直すこと。
    仲間と協力し、一つのことを成し遂げること。
    私たちにもできる平和への一歩です。

    さあ、ヒロシマを共に学び、感じましょう。
    平和記念資料館を見学し、被爆者の言葉に触れてください。
    そして、家族や友達と平和の尊さや命の重みについて語り合いましょう。

    世界を変える平和への一歩を今、踏み出します。

    令和6年(2024年)8月6日
    こども代表
     広島市立祇園小学校  6年 加藤  晶 さん
     広島市立八幡東小学校 6年 石丸 優斗 さん


    メッセージを読んで出中生は何を感じるでしょう
    特にこの中の、次の一文に出中生は何を感じるでしょう?

    一人一人が相手の話をよく聞くこと。
    「違い」を「良さ」と捉え、自分の考えを見直すこと。
    仲間と協力し、一つのことを成し遂げること。
    私たちにもできる平和への一歩です。

    • タイトルなし.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21616272?tm=20240809125057

  • 暑い・熱い no.814

    公開日
    2024/08/05
    更新日
    2024/08/05

    校長室より

    • 815023.jpg
    • 815020.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607503?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607651?tm=20240808123208

    朝から「暑い」!!
    出勤する車の外気温時計は摂氏30度を示しています
    校舎内をまわると、各教室に置いた温度計は写真上のように、2階の2年教室のひとつは摂氏34.5度!を、そして、3階の3年教室のひとつは摂氏38.1度!!を示していました
    授業がある日はやはり「エアコンは朝からかけておかないと」と実感する朝です
    生徒がいないので湿度は低いですね

    そんな暑い日の午前
    北信越大会に出場する出中生が続々と新潟に向かっています
    今日はちょうど卓球部が出発するところに立ち会えました
    今週はNHK学校音楽コンクールに合唱部が出場し、東日本少年軟式野球大会に野球部が出場します
    また、週末の8/11には全日本吹奏楽コンクール北陸大会に吹奏楽部が出場します
    こちらは別の意味で「熱い」戦いに挑みます

    文化体育後援会、PTAからの応援の懸垂幕が先日から校舎にかけられています

    応援のパワーも戦うパワーに加えて、持てる力を出し切ることができるよう願っています
    応援よろしくお願いいたします

  • 研鑽 no.813

    公開日
    2024/08/02
    更新日
    2024/08/10

    校長室より

    • 814614.jpg
    • 814615.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607470?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607632?tm=20240808123208

    上の写真は研修会の様子です
    研修担当を中心に、学校評価のデータを基に考察をしたり、人権教育について考えたり、道徳科の授業づくりについて具体的な資料を基に指導法を検討したりと、内容の濃い研修会となりました

    我々教師には、日々の研鑽が欠かせません
    特に、その中心は授業力の向上です
    対話的・主体的で深い学びの視点からの授業改善を目指します

    何を学ぶかではなく、何ができるようになるのか
    そのために、どのように学ぶのか

    見通しをもって作業したり、粘り強く考えたりする出中生
    振り返る内容を充実させ、次に生かせる気付きのある出中生
    グループ間の議論を深め、様々な視点で考えを深められる出中生
    知識をつなげ深く理解したり、考えを形成したりできる出中生

    出中生が社会に出てからも学んだことを生かせるように、これからも出中生の毎日の学びを大切にするために、我々は準備していきます

  • 伝える no.812

    公開日
    2024/08/01
    更新日
    2024/08/02

    校長室より

    • 814377.jpg
    • 814378.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607501?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607649?tm=20240808123208

    午前中、小矢部市の津沢コミュニティプラザで砺波地区の中学生の主張を聴く機会があり、本校からも2年生1名が参加し、自分の考えを主張しました

    本日登壇した地区内中学生16名の主張の原稿を事前にいただいていて読んでいたのですが、不思議なもので文字で読むことと、実際に本人の口から聴くのではその印象が全然違います
    伝えようとする「想い」を全身で感じるからでしょうか?

    少し違うかもしれませんが、音楽も楽譜は同じでも、演奏者や歌唱者が違うと、印象が違うことと通じるのでしょうか?

    そのあたりはよく分かりませんが、16名の主張はそれぞれに純粋なパワーを感じ、とても有意義な時間を過ごすことができました

    審査員による審査で、優秀賞、優良賞と賞がつきましたが、その差はほんのわずかだったと聞きました

    主張を終えたみんなは何を感じたでしょう
    また、同じ16名の中学生の主張を聴いた大谷中学校の生徒達は何を感じたでしょう

    本気で伝え、本気で聴く
    そんな素敵な空間になればよいと、最初の激励の言葉でわたしは話しましたが、どうだったでしょう?

    このことはあの場所にいた中学生もおとなも、それぞれに考えてもらえればよいと思います

    本日も、とても貴重でありがたい時間を過ごしました
    感謝です

  • 努力は報われるのか その3 no.811

    公開日
    2024/07/31
    更新日
    2024/07/31

    校長室より

    • 814109.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607308?tm=20240808123208

    どうしてもオリンピックの話を書かずにはいられません
    オリンピックに興味がない人には申し訳ないです

    パリ2024 オリンピックの4日目
    サーフィン男子3回戦に、密かにわたしが注目している東京オリンピック銀メダリストの五十嵐カノア選手が登場しました
    ブラジルのガブリエル・メディナ選手と対戦でしたが、序盤にメディナ選手が9.90点のほぼ満点の波乗りをし、完敗で無念の3回戦敗退となりました
    「パリでの目標は、金メダルを取ること」と公言していた五十嵐選手

    東京オリンピックでの結果は複雑な気持ちだったそうで、銀メダルをどう受け止めていいのかわからなかったと語っています
    その時の相手は、ブラジルのイタロ・フェヘイラ選手
    当時は「みんなが祝福してくれて、でも祝福されるたびに悔しさが込み上げてきた」とも語っていました
    その約2年後に、彼の活動拠点であるカリフォルニアのハンティントンビーチでのパリ2024の予選を兼ねたISAワールドサーフィンゲームズで優勝
    その結果、日本はパリ2024の出場権を1枠獲得します
    このとき、「パリではもちろん金メダルが取りたい。東京で成し遂げられなかったことを成し遂げたい。」と五十嵐選手は述べています

    大差をつけられての3回戦敗退は、いろいろと思うところがあったでしょう

    31日(日本時間30日)に五十嵐選手は自身のインスタグラムを更新し、次のように述べてます

    the 2024 olympics have finished up for me!
    (わたしの2024年オリンピックが終わった!)

    of course i wanted more, of course i wanted give more to everyone supporting me and of course i wanted another medal, but that’s competition.
    (もちろんもっとやりたかったし、もちろん応援してくれてる皆さんにもっと与えたかったし、もちろん違うメダルが欲しかった だけれど、それが競争さ)

    there is always somebody that wins and somebody that loses but at the end of the day, we are doing what we love, competing at the highest level of sport which are the olympics.
    (いつも必ず勝つ人がいるし、負ける人がいるけれど、結局のところ、わたしたちは大好きなことをして、オリンピックというスポーツの最高レベルで競争している)

    big respects to @gabrielmedina for an amazing performance in our heat yesterday, you always push our sport…
    (昨日、我々の対戦で、信じられないような素晴らしいパフォーマンスをしたガブリエル・メディナ選手に大きな敬意を払らう いつもあなたはみんなの刺激になっている)

    thank you to teahupoo for showcasing your magic yesterday and for letting us do what we love.
    (昨日、魔法を見せてくれたこと、そして大好きなことをさせてくれた、(タヒチの)チョープーに感謝する)

    i want to push myself now and use this as motivation to better myself
    (今、自分を奮い立たせ、この経験をモチベーションにしてより良くしていきたいと思っている)

    原文:https://www.instagram.com/p/C-DtspFSteR/?img_index=1
    ※訳は意訳(自信なし・・・)

    オリンピアン、いや、何かに本気・根気・元気で、そして勇気をもって生きる人の言葉やその姿から、エネルギーをもらいます
    だからこそ、応援したくなる


    学校には、暑さ対策として早朝に部活動に取り組む出中生や、次のステージに向けて準備する出中生の姿があります
    私の見ていないところでもがんばってる出中生がたくさんいるでしょう
    わたしも負けていられませんな

  • 努力は報われるのか その2 no.810

    公開日
    2024/07/30
    更新日
    2024/07/30

    校長室より

    /images/no-image.png

    本日未明のパリオリンピック
    体操団体金メダルもすごかったですが、スケートボードの男子ストリート決勝もすごかった

    東京オリンピック金メダリストの堀米雄斗選手が2連覇を果たしました
    最後の1本で97・08点を獲得しメダル圏外からの大逆転でした
    表彰式後に語った堀米選手のコメントに心が揺さぶられました

    「本当にここまで来るのが長かったし、地獄のような3年間だった。東京のオリンピックの金メダルより、すごく重く感じる。」

    「中国の大会で予選落ちして、オリンピックに行くことも諦めた。大会が終わって、まだチャンスがあるということを聞いて『まだチャンスがあるなら・・・』と思って、1%の可能性ではあったが、1%の可能性を信じて、今日も最後の最後まで信じ切れた。」

    「最後まで自分を信じ切ることができたことと、信じ切るにあたって、家族、仲間、ファン、コーチ、ケアをしてくれる人…本当にギリギリまで、今日もサポートしてくれた。」

    「最後の1本を終え、メダルはいけると思ったけれど、1位は取れると思っていなかった。」

    「東京で金メダルを取って、自分でも訳が分からないぐらい悩んだ時期もあったし、メンタル的にも、身体的にも、どんどん壊れていった。」

    「本当にきつい3年間だったけれど、最後の最後まで、知恵、脳みそを振り絞って『どうしたら勝てるかな?』と考えながらイメージして、今日ここまで来た」

    最後の1本について「すごくうれしかったし、点数っていうよりは、最後まで自分を信じ切れたこと、悔いを残さないように滑り切れたことがうれしかった。」

    練習では「乗りにいっても乗りにいっても、すごく惜しくて『どうすれば乗れるんだろう』という感じだった。隙間の時間でできる限り合わせて、イメージして、乗れることだけを考えていた。」

    「オリンピックは自分を変えてくれた大きなイベントではあるけれど、スケートボードって本当にカルチャーの部分がすごく深い。そういう部分に自分は惚れたから、ストリートしている時もすごく楽しいし、スケボーのたたいている音、グラインドしている音、ストリートだけにある難しさもいっぱいある。そういうのを全部含めて好きだから、オリンピックも自分にとってスペシャルなイベントではあるけれど、両方がすごく大好き。」

    「本当にこれから『終わりがないな』と思う。またちょっと一息できるけれど、先はまだまだある。東京で勝って一番感じたのは『終わりがないな』ということ。オリンピックの金メダルをかけた瞬間に、その思いをすごく感じている。」

    最後の1本については、「泣いても笑っても最後だから、悔いの残らないように、何が何でも乗る気持ちだけは忘れないで滑った。」

    「プレッシャーを通り越していた。ずっと3〜4回乗れなかったし、どれだけやっても乗れなくて、プレッシャーを通り越していた。」


    昨日の記事と同じですが、オリンピアンの考え方は、我々にも参考になると思っています
    「がんばる人を応援したい」と、そう思わさられる日々は続きます
    出中生のみんなはどうですか?

  • 努力は報われるのか その1 no.809

    公開日
    2024/07/29
    更新日
    2024/08/10

    校長室より

    /images/no-image.png

    7月26日〜8月11日に開催されている「パリ2024 第33回オリンピック競技大会」

    まだ、序盤ですが、本気の戦いの中で予想もされない出来事が多々あり、わたしにとって、「勝負」というものを考える機会となっています


    現地7月28日に開催されたサッカー競技女子のグループステージ第2戦
    初戦のスペイン戦で先制するも、1−2で逆転負けとなった日本
    グループCの日本の第2戦はブラジルとの対戦でした
    日本は0-0で迎えた前半アディショナルタイムにPKを獲得するも、キッカーの田中選手のシュートは、GKに読み切られてセーブされます
    後半にブラジルに先制され、そのまま試合終了かと思われたアディショナルタイム1分に、ペナルティエリア内での相手選手のハンドでPKを獲得
    これを熊谷選手が決めると、アディショナルタイム5分には相手のパスミスを突いて谷川選手がミドルシュートで叩き込み、逆転勝ちとなります
    試合後、ブラジルのエリアス監督がこうコメントします
    「勝てるチームになりたいなら、試合がもたらす変化の中で、100分間ずっと一貫してプレーする必要がある」と


    競技は違いますが、柔道男子60キロ級の準々決勝
    永山竜樹選手とスペイン代表フランシスコ・ガルリゴス選手の対戦
    永山選手がガルリゴス選手の寝技に耐える中、主審から「待て」がかかり、ここで永山選手は力を緩めるも、ガルリゴス選手はさらに絞め技を続けたため、永山選手が失神してしまいます
    そのため一本負けが宣告され、このことで様々な議論を巻き起こしています
    ある柔道経験者は、「相手がやめない限り、力を抜いてはならないことを認識した」と言っていました
    ブラジル女子サッカーチームのエリアス監督の言葉と通じる気もします


    フェンシング男子エペ個人の決勝戦
    加納虹輝選手が開催国フランスのヤニク・ボレル選手と対戦し15−9で勝利し、金メダルを獲得しました
    直後のインタビューで、「今までこんな苦しいことをして意味があるのかと思ったこともあったけれど、今日はその努力が報われました」といった内容の話をしました
    ※記憶が定かではありません


    この話を聞いて、水泳競技バタフライ100m、池江璃花子選手の準決勝後の様子が思い出されました
    2大会ぶりの個人種目出場となった池江選手は57秒79で6位
    全体12位で決勝進出はなりませんでした
    レース後この悔しい結果に涙が止まらずタオルで顔を覆い、プールサイドに座り込んだ映像が印象的でした
    約10分間、涙が止まらず、インタビューでは問いかけの後15秒間絶句し、沈黙します
    「今のレースは・・・」と話し出すも10秒ほど言葉が出ませんでした
    「正直、頑張ってきた分、無駄だったのかなって。そういうレースでした。」
    絞り出す言葉でした
    「最後は勝負の世界なので、勝てなきゃ意味ないですし、本当に。自分の力を出し切れずに終わったし、また4年後リベンジしに帰ってきたい。」

    ”努力が報われる”・・・

    2021-04-12付の校長室より「第7号 努力は必ず報われるのか」で、当時の彼女の言葉を紹介しています
    「苦しくてもしんどくても、努力は報われるんだなと思いました」

    そして、この日の校長室よりには、池江選手が後日、このインタビューについてのツイートにリツイートをした内容も紹介していました

    「自分の過去では、努力した先に「病気」が待ち受けていて、積み重ねてきた「努力」がすべて無駄になった気がしました。パリを目標といっていた心のどこかには、東京オリンピック・パラリンピックに行きたいという気持ちも少なからずあって、それを達成できたからこその言葉なのかもしれません。どんな人も努力はしていると思います。ただ、その努力という定義も難しいなと思います。本気で目指してきたことをたとえ達成できなかったとしても、その努力は必ず誰かが見てて、誰かが勇気をもらえるのではないでしょうか。」

    オリンピアンの考え方は、我々にも参考になると思っています

    がんばる人を応援したい
    そう思わせられる日々です

  • 君の名は・・・ no.808

    公開日
    2024/07/26
    更新日
    2024/07/26

    校長室より

    • 811701.jpg
    • 811702.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607479?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607636?tm=20240808123208

    前号で書きましたが、昨日は砺波地域消防組合消防本部より4名の講師をお迎えして実施した救命救急の研修会を開催しました
    その際に講師の先生方と共に、我々のスキルアップのために力を貸してくれたのがトレーニング用マネキンです
    以前に、マネキンにはそれぞれ名前が付いていると聞いた記憶があり、研修中、彼らの名前は何だろう????と、気にしつつも、結局は消防のみなさんに聞けずじまいでした

    今日になってもなんだか気になったので調べてみると、レールダル・メディカル・ジャパン株式会社のHPに、興味深い情報があったので紹介します

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    「セーヌ川の少女」
    19世紀、パリのセーヌ川で少女の遺体が引き上げられました。危害を加えられた痕跡もなく、それは自ら命を絶ったものでした。少女の身元は確認されなかったため、当時の慣習にのっとり「デスマスク」が製作されました。そのうら若き少女の繊細な美しさとうっすらと浮かべた微笑が、彼女の死に謎を残しました。このミステリーについて、様々な憶測がなされ、ロマンティックな物語が数々出版され、彼女のデスマスクとともにヨーロッパ中に広がっていきました。
    後に、口対口の人工呼吸法を実用的且つ効果的に教えるためのトレーニングマネキンを開発しはじめたアスムンド レールダルによって、「セーヌ川の少女」は、再び脚光を浴びることになりました。彼は、この少女の早すぎる死に胸を痛め、悲劇がくりかえされないようにと、心肺蘇生訓練用マネキンに少女のデスマスクを採用。「レサシアン(製品名:レサシアン)」と名づけました。
    実物大の人体模型があれば、救急救命を学ぶ上で見た目にも生体に近づくことができ、学生にとって励みになるだろうと考えたからでした。
    2020年、レサシアンは60回目の誕生日迎えます。「セーヌ川の少女」から生まれたレサシアンは現在、世界中で何100万人もの近代蘇生の救命テクニックを学ぶ人々、救われた人々の”生命のシンボル”となっています。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    レールダル メディカル ジャパン株式会社 HPより
    https://laerdal.com/jp/

    この会社は、1940年にÅsmund S. Lærdalによって子供向けの出版および玩具会社として設立されました。Laerdalは、世界中の医療提供者、ボランティア組織、教育機関、病院、軍隊向けの製品とプログラムを開発する多国籍企業だそうです
    セーヌ川はパリオリンピックの開会式の会場となる場所です
    出町中学校へやってきたマネキンの名前がレサシアンかどうかは定かになりませんでしたが、妙な縁を感じました
    名前には命名者の強い想いが込められることがよくあります
    出中生のみんなの名前も、きっとそうですよ
    名前というものについて、改めて「想い」ということを意識しました

    今回、救命救急研修の本来のねらいではない学びが、わたしにとってありました
    「学び」のチャンスは、様々な時間・機会にあります
    「学び」は決してつらいものではなく、興味深く面白いものだとわたしは思います
    人間の本能が求めるものとも思っています
    夏休みという時間・機会は、出中生にとって、いつもの学校生活での学びとは違う学びに出会えるチャンスだと思います
    出中生のみんなの「学び」の話を聞かせてもらえたら、わたしはとてもうれしいです

  • 1日目 no.807

    公開日
    2024/07/25
    更新日
    2024/07/25

    校長室より

    • 810914.jpg
    • 810918.jpg
    • 810919.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607489?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607641?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607721?tm=20240808123208

    夏季休業の1日目です
    「学校の先生は、夏休みが長くてよいですね?」と、昔はよく言われましたが、最近は教師の勤務実態がいろいろなところで話題となり、あまり言われなくなりました
    朝から教職員は、普段時間をなかなかとることができないデスクワークや環境整備を行っています
    お盆時期の学校閉庁以外は夏季休業中も教職員は勤務です
    授業がないため、普段はなかなか取れない休暇を取りやすいことは事実ですが、授業以外の業務も多いのです

    授業日では時間をとりづらい研修を実施できるのも、この時期です
    今日は、救命救急に関する研修会を実施しました
    砺波地域消防組合消防本部より4名の講師をお迎えして、大変充実した時間となりました
    (※講師のお一方が出町中学校の出身者だったり、別の方が私的な話で恐縮ですがわたしの二男と小中学校で同級生(中学時代は同じ部活動)だったりと、縁の不思議さを実感していました)

    今日の研修会で学んだことは万が一の、不測の事態に対する準備です
    研修の成果が発揮される事態が起きなことを願いつつも、我々は備えなければなりません
    学校教育の基盤である安心・安全を守る重要な研修です

  • 伝えること no.806

    公開日
    2024/07/24
    更新日
    2024/09/04

    校長室より

    • 810052.jpg
    • 810046.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607483?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607639?tm=20240808123208

    今日は1学期の終業式
    以前に、「学生時代の校長先生の話なんて全く覚えていない」と、とある大人に言われたことがずっと耳に残っていて、その後の「集会の校長先生の話は短いほうがよい!」という発言とセットになって、深く心に刻まれています(※まあ、わたしも覚えていないですが・・・)
    それにもかかわらず、出中生に伝えたいことはいろいろあって、卒業式、入学式、始業式、終業式、壮行会、等々の場面で話す機会があると、何だか説教くさい話をしてしまっている自分がいます

    相手に想いを伝えるということは誠に難しいものです

    今日は熱中症対策として、リモートでの式でした
    会議室からの発信だったのですが、離任式、壮行会と続いたため、会議室には陸上の全国大会、バレーボールの北信越大会、吹奏楽の北陸大会、軟式野球の東日本大会に出場する出中生はリアルに会議室での式に参加しました

    目の前の出中生と、カメラを通しての出中生が、上の写真のように本気でわたしの話を聴いくれていました
    本気で聴く姿勢の彼らが至近距離に居ることから、体育館で全校生徒の前で話すよりもずっと緊張しました
    その影響で原稿を数行飛ばしたり、かんだりします
    まだまだ修行不足です
    また修行に励みます


    伝える言葉と言えば、新聞の見出しは限られた文字数で伝えたいことのポイントを表す必要があり、なかなかに難しいと、数年前の創校記念式の講演会で聴きました
    過日、アメリカ合衆国大統領選挙候補のドナルド・トランプ氏が演説中に狙撃された事件を伝えるインドの新聞の見出し(下の写真)がネットで話題になっていました

    「Donald Trumps Death」

    新聞社の意図を感じます
    特に、2文字目のTが大文字であることが・・・
    町売りであれば、見出しだけを見て、驚いて新聞を購入する人もいたかもしれません
    ある人に、下の写真を見せたら「新聞が嘘を書いたらダメでしょう」と言いました
    この見出しは、嘘ではなく、事実です
    2文字目の語尾に「s」が付いていることがミソです
    三人称・単数・現在形(三単現)の「s」です
    つまり、この見出しを訳すと「ドナルドが死に打ち克った」「ドナルドが死を逃れた」となります
    正しく「伝える」ということは、受け手側として「正しく受け取る」という意識も重要ですね

    これからもわたしが出中生の前で話す機会はあります
    「何を伝えたいのだろうか?」と考えて聴いてもらえるとありがたいです
    わたしも想いを正しく「伝え」られるように、よく推敲してその場にのぞみます

  • 対話、問答 no.805

    公開日
    2024/07/23
    更新日
    2024/07/24

    校長室より

    • 809208.jpg
    • 809135.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607482?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607638?tm=20240808123208

    昨日と今日は1学期の保護者会です
    お忙しい中、学校へ足を運んでいただき、ありがとうございます
    これはあたりまえのことではなく、このことを、出中生一人一人にも考えてほしいと思います
    1人当たりの時間は限られているのですが、よりよい時間となるよう準備をしてきました
    すべては出中生一人一人の未来のための時間です
    保護者の視線と、教職員の視線は違うのですが、「一人一人の未来のため」ということについては共通しています
    1日目も、貴重なご意見等をいただいています
    本日もよろしくお願いします


    さて、自分事となりますが、no.802をひきずったままで、どうもモヤモヤした日が続いています
    わたしの周りのおとなはみんな忙しそうなので、気持ちが落ちているときの対処法を、AI(ChatGPT)に尋ねてみました

    ChatGPT
    気持ちが落ち込む時期を乗り越えるのは大変ですよね。いくつかの対処法を試してみると、少しでも気持ちが楽になるかもしれません。以下の方法を参考にしてみてください。
    1 リラックスする時間を持つ
    深呼吸や瞑想: 短い時間でも、深呼吸や瞑想をすることでリラックスできます。
    自然に触れる: 散歩や自然の中での活動は気分をリフレッシュさせてくれます。
    2 体を動かす
    軽い運動: ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は、気分を改善する効果があります。
    趣味のスポーツ: 好きなスポーツやアクティビティに取り組むことで、気持ちが晴れることがあります。
    3 自己ケア
    十分な睡眠: 睡眠不足は気分に悪影響を与えます。十分な睡眠をとることが大切です。
    健康的な食事: バランスの取れた食事を心がけることで、エネルギーを維持しやすくなります。
    4 心のサポート
    友人や家族と話す: 信頼できる人に話をすることで、気持ちが軽くなることがあります。
    専門家に相談: カウンセラーや心理士などの専門家に相談するのも一つの方法です。
    5 ポジティブな活動
    趣味や興味のあること: 趣味や興味のある活動に没頭することで、気分転換が図れます。
    新しいことに挑戦: 新しいスキルを学ぶことや新しい経験をすることは、自信をつける助けになります。
    6 日記を書く
    感情の整理: 日記を書くことで、自分の感情を整理しやすくなります。
    ポジティブなことに焦点を当てる: 毎日の良いことや感謝することを書き留めると、ポジティブな気持ちを育むことができます。

    少しずつ試してみて、自分に合った方法を見つけてください。無理をせず、ゆっくりと自分を大切にしてくださいね。


    最後の文章の「無理をせず、ゆっくりと」が引っかかったとので、そのことについても尋ねてみました

    ChatGPT
    「無理をせず、ゆっくりと」というのは、自分のペースで少しずつ取り組むことを意味します。具体的には以下のようなことが考えられます。
    1 自分のペースで取り組む
    小さな目標を設定する: 大きな目標を立てるのではなく、小さな目標を設定し、一歩一歩進めていくことです。例えば、毎日5分だけ瞑想する、週に一度友人と話すなど、負担にならない範囲で始めることが大切です。
    休息を取る: 疲れたと感じたら無理せずに休むことです。体と心のサインを無視せずに、リラックスする時間を持つことが重要です。
    2 自分を責めない
    完璧を求めない: 完璧を求めず、できる範囲で取り組むことを心がけます。失敗しても自分を責めず、「今日はこれだけできた」とポジティブに捉えるようにします。
    自己肯定感を持つ: 自分の努力や成長を認め、自己肯定感を持つことが大切です。小さな成果でも自分を褒めることで、モチベーションが維持しやすくなります。
    3 他人と比較しない
    自分の進捗に集中する: 他人と比較して焦るのではなく、自分の進捗や成長に集中することが大切です。自分のペースで進むことが、長期的に見て最も効果的です。
    ソーシャルメディアの利用を控える: 他人の成功や幸せを見て焦ることがあるので、必要以上にソーシャルメディアを利用しないことも有効です。
    4 小さな楽しみを見つける
    日常の楽しみを大切にする: 小さな楽しみや喜びを見つけることです。好きな音楽を聴く、好きな本を読む、美味しい食事を楽しむなど、日常の中で自分が楽しいと感じることを積極的に取り入れることが大切です。

    これらのことを意識して、自分を大切にしながら、ゆっくりと前に進んでくださいね。


    「人生では、ある程度の無理は必要ではないか?」と再度尋ねる、しつこいわたし

    ChatGPT
    そのように感じるのは自然なことです。無理をせずにというアドバイスが、努力を怠ることを意味しているわけではありません。むしろ、持続可能な方法で自分を成長させるためのアプローチです。無理をしてしまうと、長期的には心身の健康を損なう可能性があります。以下は、バランスを取るためのいくつかのヒントです。

    1 無理の意味を見直す
    短期的な努力 vs. 長期的な健康: 短期的に無理をすることが必要な場合もありますが、それが長期的に続くと疲労やストレスが蓄積します。短期的な目標に向けた一時的な努力と、持続的な成長を目指すためのペースを考えましょう。
    成長のための挑戦: 自分に少しずつ挑戦することは重要です。無理をしないということは、自分を甘やかすことではなく、健康的な方法で成長を促すことです。
    2 小さなステップを踏む
    目標を分解する: 大きな目標を小さなステップに分解し、それぞれを達成していくことで、達成感を感じながら前進できます。これにより、無理なく目標に近づくことができます。
    一日の計画を立てる: 日々のスケジュールに余裕を持たせ、無理をしない範囲で予定を組むことが大切です。
    3 自分をケアする
    自己肯定感を高める: 小さな成功や努力を認め、自分を褒めることを意識しましょう。自己肯定感を高めることで、否定的な感情を和らげることができます。
    休息を取る: 努力の合間に休息を取ることで、リフレッシュし、次の挑戦に備えることができます。
    4 サポートを求める
    信頼できる人に話す: 気持ちを共有できる友人や家族と話すことで、気分が楽になることがあります。また、彼らからの励ましやアドバイスも役立つかもしれません。
    専門家の助けを借りる: カウンセラーや心理士などの専門家に相談することで、否定的な感情を乗り越えるための具体的なサポートを受けることができます。
    5 ポジティブな習慣を作る
    感謝の練習: 日々の中で感謝できることを見つけ、それに焦点を当てることで、ポジティブな気持ちを育むことができます。
    新しいことに挑戦: 自分が楽しめる新しい趣味や活動に挑戦することで、気分転換を図り、自信をつけることができます。

    無理をすることと、健康的に成長することのバランスを見つけることが重要です。自分に優しく、同時に自分の成長を促す方法を探してみてください。


    昨夜、NHKのクローズアップ現代で、オーストラリアでは水泳のナショナルチームの選手の育成に、AIが深く関わっている事例が紹介されていました
    AIと我々の生活は切っても切れない状況となっています

    今のモヤモヤが晴れるかどうかは分かりませんが、AIのアドバイスを信じ、一歩踏み出してみますか・・・
    出中生にモヤモヤしている人がいれば参考にと、紹介してみました

  • 未来へつなぐ no.804

    公開日
    2024/07/22
    更新日
    2024/07/22

    校長室より

    /images/no-image.png

    土曜・日曜と県内各地では各種大会、コンクール等が開催され、我が出中生もそれぞれの場所で、それぞれに本気・根気・元気、そして勇気でがんばりました

    よく書いていますが、勝負事に絶対はありませんし、「よりよい結果」が勝利かというと、それも不確かです
    敗戦が未来の大勝利につながる「よい結果」ということもあるのです

    だから、先日の県選手権大会や、この土曜・日曜の各種大会、コンクール等で、自分が望んだ結果にならなかったとしても、それは残念なことではあるけれど、未来への教訓とすることで、自分にとってよりよい結果とすることができます

    自分の望んだ結果が出た人は、自信として、また次のステージでの活躍を目指してがんばることもひとつです

    軟式野球競技で県選手権大会へ出場できなかった野球部が県民体育大会で優勝したことは、何を我々に教えてくれるでしょう?
    ずっと、グラウンドでひたむきに練習に取り組む彼らを、見ていました
    それはわたしだけでなく、勝利の神様も見ていたのでしょう

    富山県吹奏楽コンクールのA部門に1番手として登場した吹奏楽部
    コンクールで1番目の登場は、なかなかに難しいものと、素人ながらに思っていました
    当日の朝、果たしてみんなはどんな気持ちでステージに登るのだろうかと会場に到着しました
    ちょうど、リハーサルに向かうために待機している彼らとホールで会うことができたため、少し挨拶をした後、何人かに心境を尋ねました
    「緊張しています」と笑顔で言ってくれた○○さん
    「もうとても・・・」と言い、ああ、やはり緊張しているのかなと思った瞬間、「暑いです〜」と笑顔で答える□□さん
    何だか、今日は自分たちの力を存分に発揮できそうだと直感的に感じました
    そして本番。
    先日の壮行演奏会での演奏とは数段レベルアップした演奏がホールいっぱいに広がり、とても感動しました

    軟式野球部も、吹奏楽部も、いやいや、どの出中生たちも、やはり素晴らしいです
    未来へ向けてぐんぐん伸びる、可能性の塊です
    思い通りにならずマイナスな想いを抱えることもあるでしょう
    うまくいって上機嫌なプラスな想いになることもあるでしょう
    どちらにしても、それそれの事実を自分なりに確実に感じてほしいです
    それは必ず、出中生の未来につながると、わたしは信じています

    結果が出た人は、おめでとう!!
    結果が出なかった人は、次に活かそう!!

    どちらにしても、また次の一歩を踏み出します
    その結果は未来にあります
    卒業式の式辞で、わたしが必ず伝えることにしている言葉に通じるのです
    「人生の中で、よりよいものは未来にある」のです

  • オウエンする no.803

    公開日
    2024/07/19
    更新日
    2024/07/19

    校長室より

    本日、文化体育後援会副会長様も参加いただき、北信越中学校総合競技大会、富山県吹奏楽コンクール、中部日本吹奏楽コンクール富山県大会、砺波市小・中学校科学作品展、全日本合唱コンクール富山県大会、NHK全国学校音楽コンクール富山県大会の壮行会を実施しました

    すべての出中生を、全力で応援します
    大切な時に、力を発揮する方法はいろいろと言われています
    いろいろある中で、わたしが大切だと感じる2つのことを伝えました

    ひとつめ
    「自信をもってやる」
    いつも言っているのですが、「自信とは自分を信じること」と思っています
    今までの練習でやってききたことや日頃の自分の姿を、一番よく見ているのは自分自身です
    ここぞというとき、その自分を信じられるかどうかであり、きっと今日みんなの前に立っている出中生は、自分を信じられることをしてきたと、わたしは信じています

    ふたつめ
    「自分の為だけではなく誰かのためにがんばる」
    なぜか人は誰かのために信じられない力を発揮することがあります
    多くの人がみんなのことを支えてくださっていることを、出中生も知っていると思います
    そんな人たちへの感謝の心が、プラスアルファの力を与えてくれるのです

    あえてこの言葉も使います
    「がんばれ!!出中生!!」

    出中生にとってよりよい結果となることを祈り、応援します

    • 807582.jpg
    • 807583.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607464?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607627?tm=20240808123208

  • えーあい no.802

    公開日
    2024/07/18
    更新日
    2024/07/18

    校長室より

    • 806667.jpg
    • 806668.png
    • 806719.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607463?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607626?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607716?tm=20240808123208

    ここ数日ずっとモヤモヤとしています
    暑さのせいでしょうか?
    忙しさのせいでしょうか?
    原因不明のモヤモヤです
    校舎内をまわって、まっすぐ学習に取り組む出中生の姿が、このモヤモヤを一時期散らしてくれます

    13時を回りグラウンドの気温の実測値が摂氏35度を超えました
    「危険」扱いとし、外での運動は数値が下がるまで中止です
    健康第一
    安全第一


    唐突ですが、「失って、初めて分かること」は何でしょう?
    ChatGPTに問うてみました
    ChatGPT(以下C)の回答は次の通りです
    「これは深いですね。答えは「大切なもの」でしょうか?何かを失って初めて、その価値や重要性に気づくことが多いですよね。」

    AIは上手に回答します
    追加して、この他に考えられる答えを、20個教えて欲しいとお願いしました

    C「いいですよ。以下は「失って初めて分かること」に関する20の答えの候補です」
    C「健康、時間、家族、友情、信頼、自由、愛、安全、家、平和、幸福、お金、思い出、知識、安定、機会、自尊心、若さ、仕事、夢」
    C「どれも失った時にその重要性に気づくことが多いものです。他にお気に入りの答えがあれば教えてください。」

    お気に入りの答えとは言えませんし、やや「失う」という言葉と合いませんが、「勝利」もその近くの言葉かなとCに回答しました


    とにもかくにも、熱中症やケガ、事故は限りなくゼロに近づけたいと思っています
    安心・安全な学校が、出中生がとことん学ぶために最優先される環境条件です

    ちなみに、ChatGPTの回答は著作権の問題は発生しないのかと本人に尋ねたら、著作権フリーだから自由に使ってよいとの回答なので、原文ママで紹介しています

  • 学びは真似び no.801

    公開日
    2024/07/17
    更新日
    2024/07/17

    校長室より

    • 805588.jpg
    • 805589.jpg
    • 805590.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607431?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607604?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607706?tm=20240808123208

    校舎内をまわっていると、3年生のある学級が家庭科の学習で、実物大人形を使った赤ちゃんの抱っこ体験をしていました
    教室にお邪魔すると、「校長先生、やってみてくださいよ」と◇◇さんからリクエストがあったので、既に成人している3人の我が子の小さい頃を思い出しつつ、抱っこしてみます
    その様子に「おお!!」と、リアクションをもらえてちょっぴり、いや相当うれしかったです

    わたしが最初の子が生まれて初めて抱っこしたとき、それはもう怖くて怖くてたまりませんでした
    看護師さんからどのように受け取って、どのように抱くか全くわからずどぎまぎしたことを思い出します
    小さいからだですが、ずっしりと重みを感じました
    首が座っておらず、首が逆に曲がらないか不安になりますし、落とすのではないかと不安にもなりました
    そんなわたしも、今日は人形ではありますが、3年生の前で、さりげなく余裕をもって抱いて見せられます

    授業での、おっかなびっくりの3年生たち
    それはあたりまえですよ、初めての経験の人が多いのですから
    ○○さんに「抱っこしたことありますか?」と尋ねたら、1回あると答えてくれました
    1回であればまだまだ不安ですよね

    中学生のこの時期にこのような体験を一度でもしておくことは、将来につながると思います
    わたしが中学生の頃、このような学習はなかったと思っています
    いや、あったにもかかわらず覚えていないだけだったら、当時の家庭科を担当していただいた□□先生ごめんなさい

    この学習に限らず、経験者の姿を真似る、うまくできる人を真似ることは学びのスタートです
    「学び」の語源は「真似び」と聞いたことがあります
    最初は真似をしつつ、体験を重ねることで、うまくできるようになります

    これは最初の段階では教えを「守る」ことが大切であることと通じている気がします
    つまり、「守」「破」「離」です
    「守破離」についてはまた別の機会に・・・

    ああ、おっかなびっくり赤ちゃん人形を抱き上げる3年生の表情が忘れられません
    みんな優しい顔をしていると、わたしは感じました

    ホンモノの赤ちゃんだったら、より違うことも感じたかな・・・
    機会があれば、積極的に抱っこさせてもらったらどうでしょう?
    最近は少子化でそういう機会も減りましたね
    そのことを寂しく感じる自分になるなどと、中学生のわたしは想像もしていませんでした
    不思議なものです

  • 勝負のあと no.800

    公開日
    2024/07/16
    更新日
    2024/07/16

    校長室より

    試合やコンクール、コンテストなど、勝負事では結果が出ます
    時には引き分けということもありますが、上位大会等へつながる場合は必ず決着をつけなくてはなりません
    勝者がいれば、敗者がいます
    これを厳しい世界と捉えるか、そういうものと捉えるかは人それぞれでしょう

    7月13日(土)、14日(日)は、富山県中学校総合選手権大会の中心会期であり、県内各地で多くの競技で勝敗を争う場面がありました
    その一部を応援に入ったり、それぞれの報告を受けたりしながら、自分が部活動顧問であった頃のことを思い出しつつ、いろいろなことを考えました

    出た結果が自分の想い通りでなかったとしても、自分の想い通りであったとしても、その事実を未来へどのようにつなぐかが大切であり、出中生にはそのことを強く意識してほしいと、わたしはいつも願っています

    多くの人がこのことを言葉で残しています
    その中で、わたしはなぜかマイケル・ジョーダンさんの言葉が強く印象に残っています

    I missed over 9,000 shots during my career.
    I lost nearly 300 games.
    I was entrusted with the winning shot 26 times and missed it.
    I have said over and over again in my life, 'I failed.'
    That is why I succeed.


    わたしは(バスケットボール選手としての)キャリアを通じて9000回以上シュートを外した
    だいたい300試合は負けた
    ウイニング・シュートを任されて、26回失敗した
    人生で何度も何度もわたしは失敗してきている
    だから、今の成功がある

    以前にも紹介した本田圭佑氏の対談の内容とわたしの頭ではつながっているのですが、要は事実をどのように捉えるかだと思うのです
    うれしい、ありがたい、悔しい、悲しい・・・それぞれの感情を吐き出した後に、この事実を自分の未来へつなげることです
    つなげるために、また今から一歩を踏み出します

    • 804882.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607471?tm=20240808123208

  • 知らないこと no.799

    公開日
    2024/07/12
    更新日
    2024/07/12

    校長室より

    • 804114.jpg
    • 804115.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607435?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607607?tm=20240808123208

    その1
    昨日の正午過ぎ、ちょうど4限目の授業中に富山県内で震度3の揺れを観測する地震が発生しました
    震源地は、富山湾で、震源の深さは20キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.6と推定されています
    砺波市では震度2の揺れが観測されました

    さて、このときの出町中学校
    すぐに机の下に避難したパターン
    それほど大きくないなと静観したパターン
    揺れに気付かなかったパターン
    と、様々でした
    校内放送で、授業再開の案内がなされたとき、何かあればまた放送する旨を伝えました

    あの短い時間にそれぞれの動きがあり、そのすべてをそのときのわたしは知りません
    しかし、未来のために、それぞれの場所で何があったのかを検証することは大事だと思います
    よかった点は自信とし、反省すべき点は教訓とするということです


    その2
    本日雨が上がった後、グラウンドに除草剤を散布する職員の姿がありました
    一雨ごとにグラウンドの草が多くなっているように感じましたから、大切な作業です
    そのことを知らず、放課後に部活動でグラウンドを使用する野球部とサッカー部
    多少触れても大丈夫でしょうが、がっつりと触れたり、舐めたり、食べたりは危険ですから散布したことや、その場所を知らせておくことは大切です
    顧問に情報を伝えてもらっています
    そして何より、知らない間にそのような作業をする人の存在を知ることも大切です


    その3
    朝、出勤すると正面玄関に何かが落ちています
    近付くとスズメでした
    どうも親鳥のようです
    なぜ、そうなっているのかは分かりませんが、外傷はなく静かに横たわっていました
    そっと、土に埋めました
    ここにこう書かなければ誰も知らない話です
    朝からちょっぴり悲しい気持ちになったので少しでもシェアして自分の心を軽くしたい私の身勝手でした
    多くの人は知りませんが、結構、わたしは繊細なのです

  • 安全第一 no.798

    公開日
    2024/07/11
    更新日
    2024/07/11

    校長室より

    今日から、「令和6年 北陸三県統一 夏の交通安全県民運動」です
    期間は、7月20日(土)まで
    スローガンは、「さわやかに 夏を走ろう 北陸路」

    重点項目は次の4点です
     ・こどもと高齢者の交通事故防止(北陸三県統一重点)
     ・運転者の安全運転意識の向上
     ・飲酒・暴走運転等の根絶
     ・自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底

    夏は心が解放的になる一方、暑さにより疲労を感じることで、注意力が低下しがちです
    事故にあわない、交通事故を起こさないように、交通安全を心がけましょう!

    特に、重点項目の4「自転車を安全に利用しましょう」は中学生も留意が必要な内容です
    令和5年4月1日から、全ての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されており、自転車乗用中の交通事故で亡くなられた方は、約6が頭部に致命傷を負っているそうです
    自転車ヘルメットを着用して、自分の保護しましょう
    そして、「安全利用五則」を守りましょう

     一、車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
     二、交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
     三、夜間はライトを点灯
     四、飲酒運転は禁止(※飲酒自体未成年者はダメ!!)
     五、ヘルメットを着用

    生活向上委員会がポスターを正面玄関廊下に掲示してくれています
    電子掲示板も今日から交通安全バージョンとなっています
    みんなで自分の命、周りの人の命を守りましょう

    リンク:富山県警HP 関連記事
        富山県HP 関連記事

    • 802803.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607442?tm=20240808123208

  • ありがたし no.797

    公開日
    2024/07/10
    更新日
    2024/07/10

    校長室より

    • 802011.jpg
    • 802012.jpg
    • 802013.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607433?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607605?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607707?tm=20240808123208

    昨日のTOPページの記事にあるように、玉ねぎを生産されている方々をお招きしての会食がありました
    会食前に校長室でいろいろなお話をお聴きし、わたし自身にとっても楽しい時間でした

    このような機会というのはあたりまえにあるものではありません
    お忙しい中、来校いただいた生産者のみなさんは当然のこと、この機会を企画し、準備していただいた学校給食関係の方(給食センターの方々)
    校内でも給食を担当する教職員
    そして何より、給食委員会がこの会のために活動しています
    玄関に置かれたウエルカムボードは○○委員長、○○副委員長が準備してくれました
    各学級では委員が案内や、進行を担当しました

    今回は3年生での実施でしたが、3年生のみなさんはこの会食で何を感じたでしょうか?
    ポジティブなものだけでなく、それがネガティブな想いであったとしても、それは未来に生かせます
    どのような場面においても、学びの機会があります
    これも、ありがたいことです

    このような機会に関わってもらったすべてのみなさんに感謝なのです

  • 親鳥の想い no.796

    公開日
    2024/07/09
    更新日
    2024/07/09

    校長室より

    • 801320.jpg
    • 801321.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607420?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607597?tm=20240808123208

    昨日の放課後、正面玄関のアプローチカラ「チ チ チ・・・」と、ヒナ鳥のような鳴き声が聞こえました
    最近、また正面玄関付近でスズメの卵がかえったようで、えさを求めるような声が聞こえていたのですが、それとはちょっと違います
    いつもと違うということは、興味が惹かれます
    その声に誘われ、行って観てみると、巣立ちするほどに成長した小さいスズメの姿がありました(上の写真3枚)
    わたしが近付いても羽ばたいて逃げることがないので、もしかしたら巣から落ちたのかもしれません

    以前のように巣に戻してやろうにも、羽毛も生えそろって見えるのでどうしたものかと思っていると、一羽のスズメが近付いてきました
    推察するに親鳥でしょう
    我が子を抱きかかえることもできず、そばで鳴き続けています
    何を訴えているのでしょう?
    それにこたえるように、小さなスズメも「チチチ・・・」と鳴いています

    少し近付くと、小さいスズメは羽ばたくようなそぶりを見せますが飛び上がることはできません
    ただ、もう少しで飛べるような気もします
    結局、わたしが近付いた分ほどだけ、アプローチから外へ移動しました

    離れた場所で少し様子を観ていると、また親らしきスズメが近寄ります
    そして、今度は、もう一羽も小さいスズメに近づき何やら鳴いています(下の写真2枚)
    両親かもしれません

    スズメの学校があるのかどうかは知りませんが、誰から教わったわけでもなく、スズメは卵を産み、抱卵し、孵化させ、そしてエサをやり、巣立ちを見送る
    そして今、目の前には、わたしという存在を警戒しながら(おそらく)我が子を見守る姿があり、何とも人間の子育てと重ねつつ、いろいろと考えます
    あの時、親鳥は何を想い、何を考えているのでしょう・・・
    人間ではありませんから、想うとか考えるということは何のかもしれませんが、その姿はある意味擬人化したくなるのです

    「愛の姿」というか、表現するボキャブラリーのなさがただただ悲しいのですが、わたし自身学ぶことがここにある気がします

    おそらくこの小さいスズメが親になったとき、スズメの世界に言葉はないですが、この「愛」を繋いでいくのかなと漠然と感じました


    今朝、同じ場所を通り、その家族の巣の近くを通りましたが、鳴き声は聴こえませんでした
    無事、あの小さいスズメが巣立って、未来へ羽ばたいてくれていればと願っています

  • 感謝 no.795

    公開日
    2024/07/08
    更新日
    2024/07/09

    校長室より

    /images/no-image.png

    先週、砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」で学校にいなかった2年生が、朝から登校し、やはり校舎内は活気があります

    この5日間で多くのことを学んだようで、今後学習のまとめが行われます

    お世話になった事業所、送り出していただいた家族のみなさん、そして声をかけていただくなど温かく見守っていただいた地域のみなさん等、多くの方に支えられました
    改めて、お礼を申し上げます
    ありがとうございました

    今年度、出町中学校2年生は、68事業所でお世話になりました
    ここに紹介させていただきます(敬称略・ほぼ五十音順)

    01 アイドマセンサー
    02 アパホテル 砺波駅前
    03 アルビス株式会社 となみ店
    04 イエローハット 砺波店
    05 イオンリテール株式会社 イオンスタイルとなみ
    06 医療法人社団 藤和会 砺波サンシャイン病院
    07 ウエルシア薬局株式会社 ウエルシア砺波豊町店
    08 画材たんぽぽ  
    09 (株)SHIMARS DDイオン砺波店
    10 株式会社アルメックホンゴ
    11 株式会社エフエムとなみ
    12 株式会社 熊野製作所
    13 株式会社三喜有 サンキュー新富店
    14 株式会社 砂土居造園
    15 株式会社 スリー・ティ
    16 株式会社 日産サティオ富山 砺波店
    17 株式会社 日本ビルサービス
    18 株式会社 ヒューマンケア ケアホーム砺波第2ほほえみ館
    19 株式会社 北國銀行 砺波支店
    20 (株)スズキアリーナ砺波
    21 コメリパワー 砺波店
    22 (公財)砺波市花と緑と文化の財団 チューリップ四季彩館
    23 サンコー 砺波インター店
    24 社会福祉法人砺波市社会福祉協議会
    25 社会福祉法人となみ野会 砺波ふれあいの杜デイサービスセンター
    26 市立砺波総合病院
    27 スーパーセンターシマヤ砺波店
    28 スギドラッグ砺波店
    29 スギ薬局砺波総合病院前店
    30 スポーツキャプテン
    31 平ら寿し本舗
    32 たかのす認定こども園
    33 鷹栖建工株式会社
    34 チャイニーズレストハウス みんみん
    35 ちゅうりっぷ認定こども園
    36 砺波郷土資料館
    37 砺波警察署
    38 砺波工業株式会社
    39 砺波市社会福祉協議会 砺波市北部デイサービスセンター
    40 砺波市社会福祉協議会 砺波市南部デイサービスセンター
    41 砺波市立鷹栖小学校
    42 砺波市立出町小学校
    43 砺波市立出町認定こども園
    44 砺波市立砺波図書館
    45 砺波市立砺波南部小学校
    46 砺波市立南部認定こども園
    47 砺波市文化会館
    48 砺波市立砺波北部小学校
    49 砺波市立北部認定こども園
    50 TONAMI翔凜館
    51 砺波体育センター
    52 砺波地域消防組合 砺波消防署
    53 となみ野農業協同組合
    54 砺波郵便局
    55 富山県花総合センター
    56 富山住機株式会社
    57 トヨタモビリティ富山株式会社 砺波中央 
    58 日本海ツーリスト株式会社
    59 19HITOYASUMI 砺波店
    60 フランス菓子&カフェ ラ・ピニヨン
    61 北陸銀行 砺波支店
    62 ミズキファーム
    63 未来屋書店となみ店
    64 無印良品砺波
    65 MEGAドン・キホーテUNY砺波店
    66 めん房本陣
    67 有限会社スカイしゃらく砺波店
    68 洋菓子・喫茶 シャトレ


    重ねてではありますが、ありがとうございました
    今後ともよろしくお願い申し上げます

  • 暑 no.794

    公開日
    2024/07/05
    更新日
    2024/07/05

    校長室より

    • 800106.png
    • 800107.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607414?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607591?tm=20240808123208


    本日は日本の多くの地点で熱中症アラートが発令されました
    ※特別警戒アラートが発令されなくて少しホッとしていました

    富山県は熱中症アラートが発令されませんでしたが、暑さ指数(WBGT)は「危険」の数値を示していました
    この暑さの中、各事業所等には熱中症対応をしていただきながら、2年生は砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」の最終日をそれぞれにやり切りました
    3年生、1年生も、それぞれの学習に、本気・根気・元気で取り組みました

    今週は特に「暑」という漢字をよく目にします
    「署」は、「太陽」の象形と「台の上にしばを集め積んで火をたく」象形から、太陽が物を煮るほど「あつい」を意味する「暑」という漢字が成り立ったようです
    上に乗っている字は「日」であり、太陽
    下の形は、「台の上に柴(雑木)を集めて、積んで火をたく様子」であり、太陽がものを煮るほど「あつい」という情景から出来たのが「暑」

    古代人の考えは、「暑」と「熱さ」はひとつのことであり、「者」という言葉の本来の意味は、もともとは漆が付着したために、湿を帯び中に封じ込めるの意味を含む、と唱える人がいます
    よって、「じめっとした暑さがへばりつく」の意味も含まる、と
    「暑の義、主曰く湿、熱の意味、主曰く燥」
    つまり、暑さと熱の違いはほかでもなく、湿っているか乾燥しているかの違いであり、南は暑い、北は乾いた熱さである、と
    ※参考:「汉字密码」(唐汉著,学林出版社)等
    ※勉強不足のため、もう少し調べてみます
    ※どなたかご存じの方はご教授ください

    「暑」の成り立ちを調べるほど、日本の暑さはまさしく「暑」だと感じます

    明日は富山県中学校総合選手権大会
    出町中学校からは陸上競技に多くの選手が出場します
    天気予報は雨
    「暑」さが少し和らぐか、湿度が上がって一層「暑」く感じるか
    出場選手のみんなには熱中症に留意しつつ、自分の力を出し切ってほしいと願っています

    今晩は適切な食事と十分な睡眠をとり、コンディションを整えてそのときを迎えましょう

  • けんしょく no.793

    公開日
    2024/07/04
    更新日
    2024/07/04

    校長室より

    • 798950.jpg
    • 798951.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607409?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607586?tm=20240808123208

    4限が終わり、各学級では給食の準備が始まります
    それよりもはるか前に、わたしは本日の給食を食べています
    今日はそのことを○○さんに目撃されてしまいました
    4限の終わり頃に職員室前を通りかかった○○さんに、食べ終わった給食の食器を片付けているわたしの姿が目撃されたのでした
    「あ! 校長先生、もう食べてるんですか?!」
    その口調には「自分ばっかりずるい」という意図を感じ、すぐにわたしは大人気もなく反論します
    「いやいや、これは毒見しているんですよ」
    「何かあればわたしの体調が悪くなるわけで、みんなが食べる前にそのことを確認しているんですよ」
    「ああ、そうなのですか」と、一応は理解を得たように感じました
    「検食」のことを知らない出中生は多いようです
    そもそも教職員でも「何でいつも校長ばかり先に給食を食べているのだ!?」と、思っている人がいるのではと思っています
    何より若い頃のわたしがそうでした
    「こちらはまだ4限目の授業をしているというのに・・・」とも思っていた記憶があります
    それを感じてか、当時の校長が「今日は廣瀬さんに、検食を頼みます」と言われ、それで「検食」について理解したのでした
    誠に若い頃はダメダメの教師でした(※今もそれほど成長していないか・・・)


    さて、学校給食における「検食」
    これは、食材や調理過程の安全性を確認するために行われる重要なプロセスです
    具体的には、
    ・食材の品質や鮮度、調理の適正さを確認し、食中毒などの健康被害を未然に防ぐための安全の確保
    ・子供たちが毎日食べる給食の味や栄養価が適切かを確認するための、味や栄養価の確認
    ・調理場や給食室の衛生状態を確認し、適切な管理が行われているかを確かめるための衛生管理
    と、いったことがねらいです

    毎日、給食センターではサンプルが取り出され、一定期間(通常は1週間)保存されます
    食中毒などの問題が発生した場合に原因を特定するためです
    また、採取したサンプルについて、見た目、におい、味、温度などを確認します
    また、必要に応じて細菌検査などが行われます
    これは、給食の専門知識を持った栄養士や調理師が主に担当します
    加えて、学校では配膳された給食を管理職が検食し、出中生が給食を食べる前に確認を行っています

    これらは、学校給食に関して基本的な基準を定める「学校給食法」という法律に基づいて行われています
    検食は、子供たちの健康と安全を守るための重要な取り組みであり、学校給食の質を維持するために欠かせないものなのです

    このように説明文章を作成しつつ、改めて「検食」について意識しました
    これもすべて、○○さんのおかげですな
    ありがたいことです

    ↓ 毎日検食簿を記入しています

  • 3日、そして3日目 no.792

    公開日
    2024/07/03
    更新日
    2024/07/03

    校長室より

    今日は、朝から青空が広がる、7月の
    朝から暑い
    そして、2年生の砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」の日目

    数字の「」に、人間の心に何か影響を与える気がします
    それは安定感を覚える形、三角形が「」だからでしょうか
    立体でいえば四角錐は、底辺は正方形ですが、側面は三角形です
    その代表がエジプトのピラミッド
    ピラミッドの建設当時に使われていたかどうか不勉強ですが、建設の分野では設計等で三角関数や三角法などの手法が使われます

    また、3つのもので、そのモノやことを代表する場合が多いです
    いわゆる「三大○○」というものです
    ・日本三大祭り(祇園祭、天神祭、神田祭)
    ・日本三景(天橋立、松島、厳島)
    ・日本三名園(兼六園、偕楽園、後楽園)
    ・日本三大河川(信濃川、利根川、石狩川)
    ・世界三大宗教(キリスト教、イスラム教、仏教)
    ・世界三大珍味(キャビア、トリュフ、フォアグラ)
    ・三大栄養素(タンパク質、炭水化物、脂肪)
    ・三大発明(火薬、羅針盤、活版印刷)
    ・三大大仏(奈良大仏、鎌倉大仏、高岡大仏※)
    ※三大大仏については、その3つ目は江戸時代までは京都の方広寺にあった京の大仏だったようですが焼失し、戦前は神戸市の能福寺にあった兵庫大仏とされ、戦後は高岡大仏や岐阜大仏などがあげられます
    わたしが尊敬する大先生には、「まあ、三大○○の3つ目は、大体、日本中にたくさんある」とのことです
    富山の高岡大仏を現地で「三大大仏のひとつですから」と言ったときに言われました

    この他にも、「」にまつわる言葉はたくさんあります
    ・三権分立
    ・三種の神器
    ・光と色の「三原色」
    ・物質の三態(固体、液体、気体)
    ・徳川御三家(尾張、紀州、水戸)
    ・非核三原則(核兵器を持たない、作らない、持ち込ませない)
    ・日本国憲法の三原則(国民主権、基本的人権の尊重、平和主義)
    ・野球の三冠王(打率、打点、本塁打)
    ・三部作(映画、音楽、小説等でよくみられる)
    ・○○トリオ
    ・○○三兄弟、○○三姉妹(毛利三兄弟、浅井三姉妹等)

    それから、なんとなく「」を基本としていることもあります
    「大・中・小」「上・中・下」「安・近・短」「報・連・相」「松・竹・梅」「金・銀・銅」「優・良・可」「天・地・人」「陸・海・空」「雪・月・花」「心・技・体」「い・ろ・は」「A・B・C」「断・捨・離」「じゃん・けん・ポン」「グー・チョキ・パー」「いち・に・さん」「チャー・シュー・メン」「ホップ・ステップ・ジャンプ」・・・
    あ! 「・・・(テン・テン・テン)」もですな
    「三拍子」のリズム感が日本人の感覚に合っているのかもしれません

    ことわざにも「」に関わるものが多いです
    「三つ子の魂百まで」「石の上にも三年」「桃栗三年柿八年」「三人寄れば文殊の知恵」「二度あることは三度ある」「三度目の正直」「早起きは三文の徳」「仏の顔も三度まで」・・・

    そして、「三日坊主」
    昔から、3日間がものごとをやるにあたっての壁ができる時間なのかもしれません
    2年生が取り組む「14歳の挑戦」は今日が3日目
    ちょっぴりしんどい頃かな
    ここを乗り切り5日間やり切る経験が、未来につながります
    だからこそ、「14歳の挑戦」は5日間の体験活動なのだろうとわたしは思っています
    今日は暑くなりそうです
    熱中症にも気を付けて、14歳の挑戦で多くを学んでほしいと思ます

    そして、3年生、1年生は学校で、今日も多くを学びましょう
    「本気・根気・元気」
    あ!これもだ!!
    と、言いつつ、今年度は「そして、勇気」が加わり、厳密には4ですね

    • 797769.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607309?tm=20240808123208

  • ちょっとした工夫から no.791

    公開日
    2024/07/02
    更新日
    2024/07/02

    校長室より

    4限終了後、給食の準備のために牛乳を運ぶ○○さんと廊下で出会いました
    ○○さんがが旧生徒数分の牛乳パックが入った牛乳コンテナを運ぶその姿が、自分がいつもイメージする姿と違っていたので(※上の図:あまりうまくないので伝わらないかもしれません)、ちょっぴり驚き、声をかけてしまいました
    「そのもち方の方が、楽なのですか?」(※コンテナに入っている牛乳がすべて正面のわたしに見えるもち方)
    「はい」と答えて、自分がイメージする状態に持ち直したので「いやいや、安全に運べるなら、自分が運びやすいもち方でよいのですよ」と伝えました
    「はい、こちらの方が楽です」と、再び持ち方を変えて教室へ向かっていきました

    ちょっとしたことなのですが、人間は様々な場面で「よりよさ」や「より楽」を求めて「工夫」すると思います
    動物すべてかもしれません

    工夫のよさをAI(ChatGPT)に問うてみます
    すると、一瞬でいくつもの「工夫」エピソードを作文し、教えてくれました

    エピソード1: おもちゃの修理と改造
    アンはお気に入りのおもちゃの車が壊れてしまいました。タイヤが取れてしまい、走らないのです。
    そこで、お父さんと一緒にタイヤを直そうとしましたが、アンは「もっとカッコよく改造したい」と言い出しました。彼らは古いおもちゃのパーツを使って、新しいタイヤやライトをつけました。
    修理しただけでなく、改造したことでおもちゃの車は以前よりも素敵になり、アンはもっと楽しく遊べるようになりました。

    教訓: 創意工夫によって、壊れたものが新しい魅力を持つものに生まれ変わり、さらに楽しさが増すことがある。

    エピソード2: 学校のプロジェクト
    学校で「自分の好きな動物について発表する」というプロジェクトが出されました。みんなはポスターを作っていましたが、ジョンはもっと目立ちたいと思っていました。
    そこでジョンはお母さんと一緒に、動物の模型を作って、動物の生息地を再現したミニチュアのジオラマを作ることにしました。
    ジョンの発表は大好評で、先生もクラスメートも驚きました。みんながジョンの工夫を褒め、彼の発表はとても印象に残るものとなりました。

    教訓: 創意工夫をすることで、他の人と違った方法で自分を表現し、注目を集めることができる。

    エピソード3:自作の科学プロジェクト
    理科の授業で、自由なテーマでレポートを作成する課題が出されました。みんなが教科書の実験を選んでいましたが、ケンはもっとユニークなことを考えました。
    ケンは、家にある材料を使って、自分でソーラークッカーを作ることにしました。太陽光を利用して卵を調理するというアイデアです。
    ケンのプロジェクトは大成功し、クラスメートや先生から大きな賞賛を受けました。ケンは、単に教科書通りの実験をするだけでなく、自分のアイデアを形にすることの楽しさと達成感を味わいました。

    教訓: 創意工夫によって、既存のものにとらわれずに新しいものを生み出し、大きな成果を上げることができる。

    エピソード4: 部活動での新しい練習方法
    サッカー部の練習が毎日同じメニューで、部員たちは少し飽きていました。試合の成績も思うように上がらず、みんなが悩んでいました。
    部長のアヤは、他の部員と一緒にインターネットで新しい練習方法を調べ、新しい練習メニューを考案しました。例えば、ミニゲーム形式での練習や、特定のシナリオを設定しての実践練習などです。
    新しい練習方法を取り入れることで、部員たちは新鮮な気持ちで練習に取り組むようになり、試合でも戦術の幅が広がって成績が向上しました。

    教訓: 創意工夫によって、単調な練習が楽しく効果的になり、チーム全体の成績向上につながる。

    エピソード5:家庭科の創作料理
    家庭科の授業で自由に料理を作る課題が出されました。多くの生徒はレシピ通りの料理を作っていましたが、マサトはオリジナルのレシピを考えました。
    マサトは、家にある余った食材を使って「余り物フライパンパスタ」を作ることにしました。独自のソースやトッピングを工夫して、他にはない一品を完成させました。
    マサトの料理は先生からも高評価を受け、クラスメートからも「すごく美味しい!」と称賛されました。マサトは、自分で考えたアイデアが評価される喜びを感じました。

    教訓: 創意工夫によって、ありきたりなものを特別なものに変えることができ、周りの人に喜ばれること。

    エピソード6: 地域のボランティア活動
    地域の清掃活動に参加していたカナは、ただゴミを拾うだけでなく、もっと楽しくて効果的な方法を考えました。
    カナは、地域の子どもたちを巻き込んで「エコ探検ゲーム」を企画しました。ゴミを拾いながら、リサイクルや環境保護について学べるクイズを出したり、拾ったゴミを分類してポイントを競うゲームにしました。
    活動は大成功で、子どもたちも大人たちも楽しみながら参加することができました。ゴミの量も大幅に減り、地域がきれいになりました。

    教訓: 創意工夫によって、単調な作業が楽しくなり、多くの人を巻き込むことができる。

    エピソード7: 学校新聞の編集
    学校新聞の編集部に所属していたリナは、新しい記事のアイデアに悩んでいました。普通の記事ではなく、もっと読者が興味を持つものを考えたかったのです。
    リナは、学校の先生や生徒にインタビューし、その人たちの特技や趣味を紹介する「人間ドキュメンタリー」特集を企画しました。これにより、普段知らない一面を知ることができ、学校生活がより楽しく感じられるようになりました。
    新しい特集記事は大好評で、新聞の読者が増えました。リナは、自分のアイデアが学校全体に良い影響を与えたことを実感しました。

    教訓: 創意工夫によって、既存の枠を超えた新しい視点や価値を提供することができる。

    エピソード8: クラブ活動のプロジェクト
    エミは放送部に所属していて、文化祭での特別番組を企画することになりました。例年通りの内容ではなく、もっとインパクトのある番組を作りたいと考えました。
    エミは、学校の歴史をテーマにしたドキュメンタリーを制作することにしました。卒業生や元教職員にインタビューし、過去の写真や映像を集めて編集しました。
    エミのドキュメンタリーは文化祭で大きな反響を呼び、視聴者から高い評価を受けました。学校の歴史を知ることで、みんなが学校に対する愛着を深めました。

    教訓: 創意工夫によって、単なるイベントが特別な経験となり、みんなの記憶に残るものになる。


    一瞬で文章を作成するその能力に驚くと共に、何となくパターン化されている気もします
    また、このAIの開発も、人の創意工夫が生み出したものですね


    最後に、「同じ質問をした場合、同じエピソードが回答されますか?」と問うてみました
    AI(ChatGPT)は、「同じ質問をされた場合、同じエピソードが回答されることもありますが、異なるエピソードを提供することも可能です。」と答えました

    何とも、すごいと感心するのでした
    明るい未来のために活用されるのであれば大歓迎ですが、悪意をもって使われることがあればそれは不幸なことです

    • 797324.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607398?tm=20240808123208

  • いつもと違う5日間 no.790

    公開日
    2024/07/01
    更新日
    2024/07/01

    校長室より

    朝から第2学年のフロアはがらんとしています
    いつもは元気な声が聞こえるのですが・・・

    今日から、砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」がはじまり、登校することなくそれぞれの活動場所へ通う5日間がスタートしたための光景です

    平成11年度に始まり、今年で26年目を迎えるこの事業
    事業所・保護者・地域の皆様のお陰様で、14歳の中学2年生にとって、何物にも代え難い貴重で素晴らしい経験ができる、よい機会となっています
    新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、砺波市では令和2、3年度の本事業を中止としています
    令和4年度からは、事業所・保護者・地域の皆様のご理解ご協力のもと、2日間での実施にするなどの工夫を凝らしつつ、3年ぶりに実施しました
    そして、昨年度は5日間の実施となりました
    今年度は、1月1日の能登半島地震の影響なども心配でしたが、昨年同様の形で活動できることとなりました

    昨年度の実施後アンケートの自由記述欄から3点紹介します

    【生徒の声】
    「任せられた仕事が終わっても次から次へと仕事が来て、正直大変でした。でもこのことで父や母や働いている人たちは凄いと改めて感じました。」

    【保護者の声】
    「働いている人の視点で物事を見て、今までと違う見方ができたと思います。学校とは違う学びとして、社会の人が関わってくださることはよいことだと思いました。」

    【事業者の声】
    「日を追うごとに積極性が感じられ、最終日にはたくましさを感じました。引き続きこのような機会は必要だと思います。地域社会と共に自社があることを再認識できた社員教育の機会でもありました。」

    本事業の意味を改めて強く感じる言葉です
    今年度からは実施期日が7月第1週に変更となり、熱中症対策など新たな課題もありますが、多くの方々のご理解・ご協力やご支援で、出町中学校の2年生が、例年以上に貴重な経験の機会となることを願っています

    最初の1日
    出中生は、どうだろうか・・・???

    • 796152.jpg
    • 796153.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607391?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607570?tm=20240808123208

  • 応援 no.789

    公開日
    2024/06/28
    更新日
    2024/06/28

    校長室より

    本日は富山県中学校総合選手権大会、富山県民体育大会に出場する出中生に対する壮行会があります
    残念ながら私は出張の為、出席できませんが・・・

    人は誰かに応援されることで、より力を発揮することができる気がしています
    このことについて、過去の記事に書いたこともありますが、紹介した内容以外にもこのことに関する研究は多くなされています(校長室より「応援されることno.553」

    そのひとつに、日本テレビ系「所さんの目がテン!」で2010年2月27日に放映された「がんばれは逆効果!?『応援』」はいつも以上に興味深い内容でした

    ちなみに「所さんの目がテン!」は、県内では北日本放送で1989年10月1日開始当初は日曜6:00-6:30、その後、土曜9:30-10:00、また2009年4月からは日曜7:30-8:00、2013年4月から日曜12:55-13:25、2013年7月末からは日曜17:00-17:30、2016年10月からは日曜13:00-13:30、そして、2020年4月から月曜10:25-10:55と推移し、今年3月25日を以て打ち切りとなっています
    個人的に興味深い番組だったのですが、富山県の地上波では観られなくなりました・・・

    話しは戻し、放映された「応援」について、引用します
    詳細は以下のアドレスから確認することができますのでリンクを貼っておきます
     →リンク「所さんの目がテン!」
     →リンク「目がテン ライブラリー」

    第1023回「頑張れは逆効果!? 『応援』」2010年2月27日
    検証1  応援は本当に効果があるのか? 野球編
    ・上智大学応援団と、いつも彼らに応援されている野球部員の協力での実験「応援の有る無しで3人の選手がバッティングセンターの上級者モードで20球中、何球バットに当てられるかの比較」
    ・結果は、3人の平均は「応援なしで15・7球」、「盛大な応援を受けた場合、空振り続出で平均11・7球」
    ・全員応援無しのほうが好成績だった

    検証2 応援は本当に効果があるのか? 長距離走編
    ・種目を変え、長距離走で実験「大学の陸上選手1人と、2人の普段全く運動しない男性にルームランナーで、10分間スピードを自由に変えて限界まで、長い距離を走る比較」
    ・10分後、陸上選手以外は2キロを超えず、運動嫌いの2人はバテバテの状態
    ・ここからが実験本番で、「もう1本走ることとし、3人の前に大応援団が登場し、今度は女性応援団の黄色い声援を受けながら再び挑戦!」
    ・結果は、「全員の記録が大幅にアップ」

    スポーツ心理学の専門家によれば、応援は、マラソンや水泳など、体力と精神力の持続が勝負のエネルギー系の種目には効果があるが、野球やゴルフなど、ここぞの場面で集中力を要するスキル系の種目には逆効果になってしまうことがある、とのこと
    ただし、スキル系種目でも、バッターボックスに入る前など、重要な場面以外では、選手の気分が盛り上がり、効果があるそう

    検証3 「ガンバレ」の効果は?
    街行く人に、応援する時に何と声をかけるのか尋ねると、全員が「ガンバレ!」回答
    しかし、最近では励ましではなく、褒める応援というのが注目を集めているそう
    ここでは省略しますが、とある実験で、「かっこいい〜」の声かけで、記録がよくなったという結果が出ます
    これは当時のスポーツ心理学における最先端の研究結果だそうで、すでに極限状態でがんばっている選手に「ガンバレ!」と励ますと、「もう頑張ってるよ!」と感じてストレスが生じ、逆効果になってしまうそうです
    一方、「かっこいい!」や「ナイスプレー!」と褒める応援なら、選手は安心して前向きに競技に挑めるようになり、良い結果につながりやすいのだそうです

    この他、「人はなぜ応援するのか?」も取り上げられていました
    選手やチームに感情移入をすることで、自分のことのように応援したくなり、その結果、試合に引き込まれてより楽しむことができると結論付けていましたが、出中生を応援するということは、毎日を共に過ごす身近な人を応援することですから、感情も入るというものです

    今なら大会まで時間がありますから、言ってもいいですよね
    「がんばれ!出町中学校!!」
    「がんばれ!出町中学生!!」

    本日の壮行会に出席は叶いませんが、出中生にとってよりよい結果になることを祈り続けています

    • 794933.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607326?tm=20240808123208

  • 団の絆 no.788

    公開日
    2024/06/27
    更新日
    2024/06/27

    校長室より

    • 793972.jpg
    • 793962.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607410?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607587?tm=20240808123208

     白団:3年1組、2年3組、1年5組
     紫団:3年2組、2年2組、1年3組
     黄団:3年3組、2年1組、1年2組
     赤団:3年4組、2年5組、1年1組
     緑団:3年5組、2年4組、1年4組

    5月16日の運動会団決め抽選会で決定した団編成
    学年を越えて活動する機会をつくり、団員の絆を深めることや、9月27日(金)開催予定の運動会に向けて、一人一人が主体的に取り組むことができるようにと、生徒会執行部を中心に企画された「団の絆を強めようプロジェクト!」

    昨日の生徒会活動の時間に、7月予定のパフォーマンス合戦本番に向けての最初の活動がありました
    7月に入り2回目の準備機会があり、その後3回目としてパフォーマンス合戦本番となります

    勇気をもっておおいにチャレンジしてほしいと思います
    3年生は、1、2年生をどのようにリードすればよいのでしょう?
    2年生は、昨年度の経験を生かしつつ、どのように3年生を支え、1年生をサポートできるでしょう?
    1年生は、中学生活初めての縦割りによる大きな活動ですが、何をすればよいのでしょう?
    経験の差や、人それぞれの得手不得手などいろいろな要素がありますが、みんな違うからこそ、集団の力が発揮されることは多いものです
    困った時は周りに助けを求めます
    本気な人を多くの人が助けてくれる場面を今まで数多く見てきました
    悩みながらも一歩踏み出し、進むことで、かけがえのないことを学ぶことができます
    世の中はやってみないと分からないことだらけです

    発明家のエジソンは言いました
    「私は失敗したことがない、ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ」
    「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないことである」

    さあ、あなたはどうする??

  • テクノロジー no.787

    公開日
    2024/06/26
    更新日
    2024/06/26

    校長室より

    • 793657.jpg
    • 793604.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607385?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607566?tm=20240808123208

               ※ABEMA TV 画面より

    サッカーのUEFAユーロ2024ドイツ大会が6/14〜7/14の日程で開催されています
    週末にまとめてパラパラとまとめ視聴しているのですが、サッカー界には審判の判定補助として様々なテクノロジーが導入されています
    VAR(ビデオアシスタントレフェリー)はそのひとつです

    日本時間6/23(日)am4:00にケルン・スタジアムで、グループE第2節のベルギー対ルーマニアのゲームがありました
    ベルギーが前半1点を先制し、1−0で後半が始まります
    後半開始約18分頃に、ベルギーのデ・ブライネ選手からの芸術的スルー・パスを受けたルカク選手がゴールネットを揺らします
    しかし、VARによりオフサイドと判定され、ノーゴールとなります
    LIVEで観ていましたが、カメラの画角もあるのか肉眼ではオフサイドに見えません
    しかし、VARの映像では、ルーマニアのドラグシン選手よりも、ベルギーのルカク選手の足がほんの少し前に出ているのでした(下の画像)
    ルーマニアはこの判定に救われ、ベルギーはこの判定でがっかりです
    ただし、結局、後半にベルギーが1点を追加し、2−0でこの試合に勝利しますが・・・

    サッカーのワールドカップカタール2022で、あのスペインに2-1で逆転勝利を果たし、世界に衝撃を与えたサッカー日本代表
    その逆転劇で話題となったのが三笘薫選手のライン上ギリギリのアシスト
    いわゆる「三笘の1ミリ」
    これも、VARの判定でした

    正確に判定されることはメリットですが、ゲームの流れが止まることなど、デメリットもあります
    審判の判定も含めてサッカーだと言った人がかつていました
    他の競技でも同じようなことがありますね

    これは、スポーツだけの話ではありません
    わたしも使うメールやメッセージ等はとても便利です
    しかし、そのデメリットもあります
    NHKの大河ドラマ「光る君へ」で主人公のまひろ(後の紫式部)が、藤原道真の筆跡を感じるシーン、またその逆パターンが何度かありました
    これは、メールなどでは感じられないものであり、手紙のやり取りの中、その筆跡で相手のことを感じたことを思い出します
    だからどうということもないのですが、それぞれのメリット、デメリットを理解したうえで、適切に使うことが大切だと思うのでした

    これは、学校での授業においてどのような学習を展開するのかにも通じます
    授業では1人1台端末の活用が日常的となっていますが、出中生の未来を見据えて、今どのような力を育成するのかを共有し、その活用に関するメリット、デメリットを理解して指導に当たることを、忘れてはいけないと考えています

  • 勇気とは no.786

    公開日
    2024/06/25
    更新日
    2024/06/25

    校長室より

    /images/no-image.png

    そろそろ1学期もまとめの時期です
    この機会に今年度の学校運営方針を確認します

    「何事にも 勇気をもって 取り組む 生徒の育成」
    ※キーワード「本気・根気・元気 そして、勇気」
        〜 一歩 踏み出す 〜

    出中生のみなさん
    「勇気」とは何でしょう?
    勇気とは具体的にどういうことか考えたことはありますか?

    勇気とは、怖いと感じることや、難しいと思うことに向き合って、自分の信じることをやり遂げる力のことだとわたしは理解しています
    これは決して「怖くない」ということではありません
    怖いと思うことを感じながらも、それでも一歩前に進むことが勇気かもしれません

    例えば、学級で発言するのが苦手な人がいるとします
    その人が自分の意見を伝えるために手を挙げて話すことができたら、それは勇気ある行動でしょう
    また、友達が困っているときに手を差し伸べることも勇気のひとつでしょう

    勇気を出すことは簡単ではないかもしれません
    少しずつでもいいので、自分の心の中の「怖い」と思う気持ちを乗り越えていくことが大切だと思います
    そして、その一歩一歩がみんなをより強く、そしてより優しい人にしてくれるはずです

    この後、何か怖いことや挑戦しなければならない場面となったたときは、こう考えてみませんか
    「これは自分が勇気を出すチャンスだ!」と
    「よし、自分も勇気出して一歩踏み出そう!」と思えるのではないでしょうか
    きっと、できます
    勇気を出して、一歩踏み出してみましょう!

    勇気についてChatGPTにも尋ねてみました
    以下はその回答です

    「勇気」とは、恐怖や困難、危険に直面しても、それに立ち向かい行動する能力や精神的な強さを指します
    勇気は単に恐怖を感じないことではなく、恐怖を感じながらも正しいことを行う意志や力を持つことを意味します

    いくつかの側面から勇気を考えると、以下のような特徴があります

    恐怖への対処:
    勇気は、恐怖や不安を感じつつも、その感情に支配されずに行動することです
    恐怖を完全に取り除くことは難しいですが、勇気はそれを克服しようとする姿勢を示します

    道徳的な側面:
    勇気には、倫理的な選択や正義感を持って行動することも含まれます
    例えば、困難な状況で他人を助けるためにリスクを冒すことや、不正に立ち向かうことなどが挙げられます

    日常の勇気:
    勇気は日常生活の中でも現れます
    新しい挑戦に挑むことや、失敗を恐れずに意見を述べること、自己改善のために努力することなどが含まれます

    自己犠牲:
    勇気は時に自己犠牲を伴うこともあります
    例えば、他人を守るために自分の安全を危険にさらすことなどがそれに該当します

    哲学者アリストテレスは勇気を「中庸」として位置づけ、臆病と向こう見ずの中間にある美徳としました
    つまり、勇気はただ無謀に行動することではなく、適切な判断と行動を伴うことが重要とされます

    勇気は個人や文化によって異なる形で評価されることもありますが、基本的には困難やリスクに対して積極的に行動する力として理解されます

    以上がChatGPTの回答です
    何だか、AIの方が分かりやすい気がします
    AIとの能力差の大きを痛感するわたしでした・・・

  • 平和とは no.785

    公開日
    2024/06/24
    更新日
    2024/06/24

    校長室より

    • 791602.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607311?tm=20240808123208

    昨日は沖縄戦から79年の「慰霊の日」
    戦没者を追悼し、平和への願いを新たにする1日です
    太平洋戦争末期、沖縄では住民を巻き込んでの激しい地上戦があり、県民の4人に1人が亡くなっています
    6月23日は旧日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる日であり、沖縄県が「慰霊の日」と定めました
    最後の激戦地となった糸満市の平和祈念公園で、戦没者追悼式が行われています
    そこで、今年は宮古高校3年、仲間友佑さんが詩「これから」を朗読しました
    その全文は以下の通りです

    「これから」
    短い命を知ってか知らずか蝉が懸命に鳴いている
    冬を知らない叫びの中で僕はまた天を仰いだ

    あの日から、79年の月日が流れたという
    今年18になった僕の祖父母も、戦後生まれだ
    それだけの時が流れたというのに

    あの日短い命を知るはずもなく
    少年少女たちは誰かが始めた争いで
    大きな未来とともに散って逝った
    大切な人は突然誰かが始めた争いで
    夏の初めにいなくなった
    泣く我が子を殺すしかなかった
    一家で死ぬしかなかった
    誰かが始めた争いで常緑の島は色を失くした
    誰のための誰の戦争なのだろう
    会いたい、帰りたい
    話したい、笑いたい
    そういくら繰り返そうと誰かが始めた争いがそのすべてを奪い去る

    心に落ちた暗い暗い闇はあの戦争の副作用だ
    微かな光さえも届かぬような絶望すらもないような
    怒りも嘆きも失くしてしまいそうな深い深い奥底で
    懸命に生きてくれた人々が
    今日を創った
    今日を繋ぎ留めた
    両親の命も
    僕の命も
    友の命も
    大切な君の命も
    すべて

    心に落ちたあの戦争の副作用は人々の口を固く閉ざした
    まるで戦争が悪いことだと言ってはいけないのだと口止めするように
    思い出したくもないほどのあの惨劇がそうさせた

    僕は再び天を仰いだ
    抜けるような青空を飛行機が横切る
    僕にとってあれは恐れおののくものではない
    僕らは雨のように打ちつける爆弾の怖さも
    戦争の「せ」の字も知らない
    けれど、常緑の平和を知っている
    あの日も海は青く同じように太陽が照りつけていた
    そういう普遍の中にただ平和が欠けることの怖さを僕たちは知っている

    人は過ちを繰り返すから時は無情にも流れていくから
    今日まで人々は恒久の平和を祈り続けた
    小さな島で起きたあまりに大きすぎる悲しみを
    手を繋ぐように受け継いできた

    それでも世界はまだ繰り返してる
    79年の祈りでさえもまだ足りないというのなら
    それでも変わらないというのなら
    もっともっとこれからも僕らが祈りを繋ぎ続けよう
    限りない平和のために
    僕ら自身のために
    紡ぐ平和がいつか世界のためになる
    そう信じて

    今年もこの6月23日を平和のために生きている
    その素晴らしさを噛みしめながら


    この朗読を聴き、先日ユニセフの職員が発言した内容が思い出されました
    「いま世界で起こっている紛争・戦争、そのすべては、子供が起こしたものでも、やったものでもない
    しかし、最大の被害者は子供たちだ」

    仲間さんが言う、「(世界平和のためになると信じて)もっともっとこれからも僕らが祈りを繋ぎ続けよう」とはまた別の何かをおとなはできているのだろうか
    それは当然、わたしもです・・・

  • ゲシ no.784

    公開日
    2024/06/21
    更新日
    2024/06/21

    校長室より

    本日は1年を24の季節に分けた二十四節気の中の、「夏至」です
    その二十四節気をそれぞれ3つに分け、日本独自の気候や風土、動植物の動きなどに名前を付けたものが七十二候であり、今日はその七十二候のひとつで、二十四節気の夏至の初候にあたるの「乃東枯(だいとうかるる)(なつかれくさかるる)」です
    具体的には6月21日から25日頃を指し、「乃東が枯れる頃」という意味なのですが、「乃東(だいとう)」とは何でしょう?
    調べてみると、夏枯草(かごそう、なつかれくさ)や、うつぼ草の異名のようです
    冬の冬至頃に芽を出し、夏至の頃に紫色の花が黒ずんで枯れているように見えるため、乃東枯と呼ばれているとのこと
    この夏枯草は、昔から薬草、漢方として広く用いられ、生薬には利尿作用や消炎作用があり、煎じて飲まれていたようです
    また、煎じたものを湿布の代わりにしたり、うがい薬として使うこともあったようで、英名が「オールヒール」で、「全てを癒す」という意味だそうです
    今度、少し探してみようと思いました

    乃東枯の時期は、梅雨入りの頃であり、憂鬱な気分になりがちです
    そんな気分を吹き飛ばす方法として食べることは、そのひとつです
    この時期の旬は、鮎、夏みかん、アナゴ、ミョウガ・・・
    庄川の鮎もシーズンです

    ミョウガも夏らしい食べ物です
    おとなになると好きになりました
    ミョウガの香り成分がスッキリさせて眠気を遠ざけ、集中力をアップさせるようです

    ああ、期末考査前に紹介しておけばよかったですね
    いやいや、これからも集中して物事に取り組んでほしいので、遅いということはないですな
    参考までに

    夏至は一年の中で一番昼が長い日
    冬至と比べると、およそ4時間も明るい時間が長くなります
    長くなるこの時期も、短くなるその時期も、それぞれに人生の楽しみへと変換できたら幸せですね

    • 790918.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607364?tm=20240808123208

  • 80と8と no.783

    公開日
    2024/06/20
    更新日
    2024/06/21

    校長室より

    • 790078.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607389?tm=20240808123208

    今日は4月1日から経過した日が80日
    だから何だということなのですが、キリがよいと、何か特別な思いとなるから不思議です

    そんな日に、新規採用で本校の教壇に立っている3名の研修に参加しました
    月に一度、校長として講師を務めるのです
    今日は「自分が目指す教師」をテーマに考えてみました
    80日というキリの良い日であるために、8にちなんだわけではないですが、最近上り調子の大谷翔平選手がかつて取り組んでいたマンダラチャートに取り組みました
    「自分が目指す教師」のイメージを中心に、8つのキー・ワードを記入します
    そして、それぞれのキー・ワードを達成するために8つの具体的な方策を記入します

    書かれた内容は個人情報なので紹介しませんが、自分の頭の中を整理し、具体的な言動のイメージがそこにあり、今日の活動が未来につながってくれればと願っています

    出中生だけでなく、教職員も本気・根気・元気、そして勇気であり、日々学びを追求します
    脱皮しない蛇は滅びるのです

    そうそう、マンダラチャートで重要なことは、自分自身で絶えず進捗状況を確認することです
    これは目標を立てたときと同じですね

    ※下の写真は脱皮した蛇の皮

  • 2通のメール no.782

    公開日
    2024/06/19
    更新日
    2024/06/19

    校長室より

    • 788900.png
    • 788901.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607387?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607568?tm=20240808123208

    先週、先々週と届いた2通のメールで、とある昔のポスター(上の写真)を思い出しました

    【メール その1】
    差出人: 富山県警察 安全情報ネット
    日時: 2024年6月12日 7:44:55 JST
    件名: 【小矢部警察署】カモシカの目撃について
     本日(6月12日)午前7時ころ、小矢部市西町地内においてカモシカ1頭の目撃情報がありました。
     カモシカは広範囲に移動している可能性があります。
     新たにカモシカを目撃した場合は、安全な場所に移動してから、最寄りの警察署又は市役所へ通報してください。
    ・不要・不急の外出を控えて、安全確保に努めましょう。
    ・住宅、車庫、倉庫等の戸締りを徹底してください。
    ★このメールを見た人は、周囲の方に注意喚起してください!
    小矢部警察署 0766-67-0110

    【メール その2】
    差出人: 富山県警察 安全情報ネット
    日時: 2024年6月7日 16:48:41 JST
    件名: となみチューリップ安全メール【ニホンカモシカの目撃情報について】
    本日(7日)午後4時頃、砺波市東開発地内において、ニホンカモシカ1頭の目撃情報があり、現在警察官が出動して付近警戒中です。
    外出する際はお気を付けください。
    カモシカを目撃した場合には、近づくことなく、安全な場所から警察や市役所に通報してください。
    ★砺波警察署★ 0763−32−0110
    (※文章の一部を省略しています)


    以前、南砺市のある中学校に勤務していた時、校地内にカモシカがいることがありました
    ずっと、カモシカはシカの仲間だと思っていたのですが、三重県菰野(こもの)町のポスターを見て、初めて間違いに気付きます
    理科教師としてお恥ずかしい・・・
    そのポスターが上の写真なのですが、これは2019年にいくつかの候補作品の中から町民が選んだものであり、その候補作品が下の写真です
    投票総数385票のうち103票を獲得たそうで、わたしも上の写真のポスターに1票を投じますな

    このポスターを知るまで、カモシカがウシの仲間だと知りませんでした
    このポスターを知るまで、菰野町という町の存在を知りませんでした

    何事もインパクトが大切ですね
    その影響でいまだにカモシカというワードで三重県菰野町を思い出すのですから
    これは大切なことを記憶する方法として使えるかもしれませんな

    昨日は期末考査1日目
    そして、明日、明後日が期末考査2日目、3日目です

    出中生のみなさん
    考査前日はよく寝ましょう
    睡眠をとることで翌日の脳の働きがよくなります

    ちなみに、熱中症対策でも睡眠は重要であることを確認しておきます

  • こころ もち no.781

    公開日
    2024/06/18
    更新日
    2024/06/19

    校長室より

    • 788827.jpg
    • 788540.jpg
    • 788541.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607360?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607546?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607673?tm=20240808123208

    砺波地区中学校総合選手権大会
    勝負事ですから、勝敗があります
    次のステージである富山県中学校総合選手権大会に出場を決めた団体・個人があれば、出場を逃した団体・個人がありました
    わたしも中学校教師として、長い間、運動部活動顧問という立場で何種類かの競技に関わりました
    保護者としても数年間、何種類かの競技に関わりました

    地区選手権大会を勝ち抜いて県選手権大会へ出場することを目標とした年があれば、北信越大会を勝ち抜いて全国中学校体育大会へ出場することを目標とした年もあります
    あと1ポイントで北信越出場を逃したことがあります
    あと1ポイントで全国大会出場を逃したことがあります
    あと少しで敗退、絶体絶命という場面で大逆転し、県選手権大会で優勝したことがあります
    全国大会に出場し、1回戦で敗退は2度です
    勝利のために多くの敗戦がありました・・・

    どの競技でも、どの試合でも一瞬です
    その一瞬のために毎日の練習があって、多くの人の支えがあって、しんどいこともあればうれしいこともありました
    多くのことを生徒や保護者、指導に携わっていただいた方々に教えてもらった時間でもありました

    今回の地区選手権大会を観ていて、なぜかそんないろいろなことを思い出しました


    昨日、サッカー元日本代表のフォワードで、日本代表として歴代3位の50得点を記録した岡崎慎司選手の引退記者会見がありました
    会見の中で、ふたつの話が印象に残っています

    ひとつめは、選手生活を通じて残した記録についての質問に対しての発言
    「満足していません。もっと取れたし、もっと重要な記憶に残るゴールを取れると思ってやってきました。」

    そして、ふたつめは、子どもたちへのメッセージを求められての発言
    「『諦めるな』のひと言。反骨精神は自分自身に自信がないと反骨する気持ちもうまれません。諦めず考え抜いてやる。諦めるときは勝手にくるので、それまでは諦めなくていい。」

    地区選手権大会で県選手権大会の出場を決めた選手には、まだまだ上を目指す戦いが続きます
    県選手権大会の出場を逃した選手は、その競技を続ける選択肢は残っています
    別の競技や別のことを始める選択もあります
    まだまだ、中学生には未来があります
    どんな未来にするかは自分で決めましょう
    困った時、しんどい時は当然周りを頼って大丈夫です
    「助けて」と言えることは重要です
    その先に、岡崎選手の言葉にある、「諦めない」がある
    時には「諦める」瞬間もありますが、「諦めない」かぎり、かなえたい願いはかなう可能性がある

    出中生には、今自分のできることをやり切って、未来を目指してほしいと思います

    同じくサッカー日本代表だった本田 圭佑 氏が、元陸上競技選手の為末 大 氏と、脳科学者の茂木 健一郎 氏と対談した「リアル投資ドキュメンタリー 『ANGELS(PIVOT 公式チャンネル)』」の中で、語ったメンタルについて語る動画があります
    きっと未来を目指す出中生に参考になると思いますので、一部を紹介します

    本田氏の発言
    「メンタル強いという言葉を信用しない。」
    「考え方です。メンタルが強いんじゃない。」
    「一言でいえなポジティブ。悪いことに対してどう見れるかというだけの話。」
    「それを悪い方から見ている人がメンタル弱くて、それをいい方から見る人がメンタル強いとなる。」
    「例えば大事な試合でちょっとミスったとか、うまく活躍できなかったっていうときは、ラッキーと思う。」
    「失敗したということは、こう改善できるとか、伸びしろがあるとか。」
    「上には上がいるって嬉しくなるとか、いろんな考え方ひとつ。」
    「上には上がいると知ったときに絶望感、もうやめようってなったり、失敗したときに、また失敗するのは怖いとなったりと、自分の成長にフォーカスしない。」
    「見る角度を変えるだけで、これはトレーニングで解決できるだろうとか。」

    これに対する、為末氏の発言
    「競技の世界に居て思うのは、切れるかどうかは結構大きい。起きた出来事がパッと流れていくか、ずっと考えているとか。」
    「次に何ができるかにフォーカスしている限りは、比較的前向きになる。」
    「引きずる場合はよくない。うまくいかない。そのことを思っていつもスッキリしていない。技術的に獲得できることもあれば、性質もあるんだけれど、その1個が過去をスパッと切れるかだと思う。」

    いかがですか?
    生き方の参考になればと思います
    わたしはネガティブを引きずりかけたときに、この動画を観返しています

    ※参照:リアル投資ドキュメンタリー「ANGELS」PIVOT 公式チャンネル(エンジェル投資家としても活動する本田圭佑氏 および国内外の一流投資家たちに 起業家がプレゼンし、投資を獲得する場を提供するリアルドキュメンタリー)

  • 文部科学省検定済教科用図書 no.780

    公開日
    2024/06/14
    更新日
    2024/06/14

    校長室より

    砺波市役所庄川支所の3階資料室にて、本日6月14日(金)〜7月3日(水)の期間、令和6年度教科書展示会が開催されます
    ※6月4日(火)〜6月13日(木)は、法定外展示期間として既に高等学校用が展示されています

    教科書展示会は、教育関係者の教科書研究の便宜を図り、一般公開を通じて地域住民等の多くの方々に教科書に触れていただくための取組です
    各都道府県教育委員会は、教科書展示会の開催時期・場所等について、教育関係者はもとより、保護者等広く一般にも積極的に周知を図ることとされています

    教科書の発行に関する臨時措置法(昭和 23 年法律第 132 号)第5条の規定に基づく教科書展示会は、6月 14 日から7月 31 日までの間で都道府県教育委員会において定める任意の連続した 14 日間(法定展示期間)開催すること(令和5年文部科学省告示第 13 号)となっており、本日からの14日間はこの期間となります

    保護者の方はご自宅でお子様の教科書を見られることもあると思います
    地域の皆様にも、ぜひ、この機会に今の中学生はどのような教科書を使って学習しているのかを知っていただければと思います
    拡大教科書や点字教科書等、学習障害やその他の発達障害等により、教科書に一般的に使用されている文字等を認識することが困難な児童生徒向けに作成されている音声教材もございます

    • 785845.png

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607341?tm=20240808123208

  • 教師を目指す no.779

    公開日
    2024/06/13
    更新日
    2024/06/13

    校長室より

    • 784490.jpg
    • 784491.jpg
    • 784492.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607373?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607555?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607676?tm=20240808123208

    教育実習が最終週を迎えています
    昨日は2名の実習生が、3年生と1年生で道徳科の授業を公開しました

    長く教科外活動として行われてきた「道徳の時間」が、小学校で2018年度、中学校で2019年度から「特別の教科」となります
    実習生が小中学生の頃はまだ道徳科は教科化されておらず、また、大学の教職課程でも道徳教育についての必要単位数は多くありません
    現職の教師にとっても学習指導要領に基づく道徳科の目標を理解し、その目標に準じた授業ができているかは、悩ましいものがあります

    道徳科で育てるものは道徳性であり、一言でいえば「こころ」です
    「よりよい生き方」を考え、「こころ」を育てる
    価値観は人それぞれですから、ある価値観を強制するものではありません
    昔からよく言われますが、決意表明の時間でも、懺悔の時間でもありません
    また、その目標ゆえに、授業したからすぐ変わったというような即効性があるものでもありません
    そのあたりを理解し、教師も生徒と共に「よりよい生き方」を追求する時間だと、わたしは思っています

    教育実習生は緊張の中、精いっぱい授業に取り組んでいました
    本気・根気・元気を出中生にその姿で示してくれていたと思います
    その姿で授業を受ける出中生も、本気・根気・元気なのです
    子供は大人のかがみです
    子供と大人の関係だけでなく、対人関係はほとんどそうなのかもしれません
    目の前の人の言動は、自分の相手に対する言動の鏡・・・

    ああ、また話がずれています
    教育実習も今週で終了
    将来実習生が教壇に立つのかどうかは本人が決めることです
    教師の道を進むにしても、進まないにしても、本校での教育実習の経験を自分の未来に生かしてくれたら、わたしはうれしいです

  • 心配 no.778

    公開日
    2024/06/12
    更新日
    2024/06/12

    校長室より

    6月6日の記事で紹介した校内某所のスズメの巣
    最近その近くを通っても鳴き声が聞こえません
    巣立ったのか?
    何者かに襲われたのか?
    「無事、巣立っていればよいのだが・・・」と思っていると、数日前から例年営巣されていた場所からヒナの鳴き声が聞こえるようになりました
    又も、その部分の撮影にチャレンジしたものが上の写真です
    どうやら3羽の黄色いクチバシが見えます
    せっせと餌を運ぶ親鳥の姿も見られます
    誰から教えられたわけでもないはずなのですが、そのことをする親鳥の姿を何とも言えない気持ちで見つめてしまいます

    そしてなぜかどの動物も生まれたての子供たちは何とも愛くるしい
    そう感じるように作られているのか?そのように感じるように我々のDNAに組み込まれているのか?これまた不思議です


    今から思えば就学前や小学生の頃は近所の方々にいろいろ迷惑をかけつつ遊びまわっていたように思います
    地域が寛容であったというか、温かく見守られていたというか・・・
    子供だけで何をしていても、どこか安心だったというか、特に危険を感じなかったというか
    単に鈍感だっただけなのか、実際に見守られていたのか
    よく人さらいに注意するように、周りのおとなからは聞かされていた記憶があるので、その当時も完全に安全だったわけではないのでしょうが

    先日、関西から講師を招いての研修会を実施したとき、「ほんまに富山の学校は塀などがなく、オープンですよねぇ」と言われたことを思い出します
    過日、東京へ研修で出かけたときに、たまたま宿舎の隣に中学校がありましたが、そこも高い金網で校地は囲まれ、出入り口の開閉はしっかりと管理されていました

    悪意があれば校地にはすぐに侵入できる本校
    校内への侵入についてはオートロック等で対応していますが、都会の学校に比べれば大きな差があります
    近くのこども園の園児たちや地域の方が、校地を歩いて通り抜けられる本校
    ある意味教育活動の様子が見えやすい環境と言えます
    地域の実態に応じて安全を確保することは重要であり、悩ましいことです


    数日前からヒナ鳥の鳴き声が聞こえるようになった巣
    昨夕、スズメのヒナがその巣から落ちたようです
    夕方の会議を終えて校長室へ戻ると、そんな報告を受けてすぐに救助に向かいました
    ほぼほぼ羽毛も生えそろい、「そろそろ巣立ちかな」というところまで成長したひな鳥が、少し震えながらそこにいます
    すぐに巣の中へ戻したのですが、果たしてその後しっかりと餌をもらえるだろうかと不安になりました

    今朝、再び落ちた様子はなかったので少し安心しました
    無事巣立つことを願います

    • 783817.jpg
    • 783818.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607335?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607524?tm=20240808123208

  • 学校図書館の日 no.777

    公開日
    2024/06/11
    更新日
    2024/06/13

    校長室より

    本日、6月11日は学校図書館の日
    1997年6月11日に学校図書館法に関する一部を改定する法律が公布されたことで、全国学校図書館協議会がこの日を記念日と制定しました
    この法律には、学校教育において欠かせない図書室を、全ての学校に設置することが定められています
    また、図書室の設置と共に、司書教諭の配置が義務化されました
    司書教諭のおかげで、図書室が整備され、利用しやすくなったことはもちろん、より読書の世界へ引き込まれる工夫がなされて読書をする生徒が増えたように感じます

    本校でも、芒種の候を過ぎ、そろそろ梅雨を迎える時期ですから、「アメニモマケズ」コーナーや、新紙幣発行を控えて、渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎に関するコーナーや、明日の「アンネの日記の日」にちなんだコーナーなど、すぐに本を手に取りたくなる環境が整っています

    出中生のみんなには当たり前の光景かもしれませんが、昔から比べるととても恵まれた環境なのですよ

    ああ、昔のことと比較するなど、わたしはやはり歳ですな

    • 783048.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607336?tm=20240808123208

  • 脱皮し続ける no.776

    公開日
    2024/06/10
    更新日
    2024/06/10

    校長室より

    • 782669.jpg
    • 782670.jpg
    • 782671.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607330?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607521?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607661?tm=20240808123208

    本日の避難訓練
    そして、放課後の道徳科の研修

    いつものように授業を進めての訓練、研修は教職員にとってなかなかにハードだったでしょう
    訓練ではそれぞれの役割を自覚し、確実にその責務を果たしています
    消防署から我々教職員の動き等について評価いただき、もしものときの備えをよりよく修正しています
    よりよい教育の追及も含め、本校教職員は脱皮し続けています

    研修の後、某学校行事の実行委員会も実施
    分刻みのスケジュールの中で、出中生のことを思いつつ、教職員も本気・根気・元気、そして勇気なのです

    校長としてありがたいことですが、無理のない勤務となるよう留意しなければと改めて思わされる週の初めの月曜日となりました

  • 教育実習 no.775

    公開日
    2024/06/07
    更新日
    2024/06/07

    校長室より

    上の写真は3年生2学級での保健体育科の授業の様子です
    今日の学習は「健康と環境」の単元です
    これから高温多湿となる時季となりますから、熱中症予防を意識しての学習はより実態に合った学習となって3年生も学びやすいと思います
    この単元での学習の目標は、身体には、環境に対してある程度まで適応能力があることや、快適で能率のよい生活を送るための至適温度には、一定の範囲があることを理解することと、環境を整えることで、自らの健康管理ができることを理解することの2点です
    いつもは一緒に保健体育科の実技の授業を一緒にやっている2学級が、今日はそれぞれの学級で保健分野の学習です
    ひとつの学級は教育実習生の授業を、指導教諭がサポートしており、もうひとつはベテラン教諭が同じ内容を授業しています
    それぞれの雰囲気の中授業が進み、興味深く参観しました

    そして、自分自身が教育実習をしていた頃を思い出しました
    大学で教職課程を履修したものの、理学部に在籍していた当時のわたしは教師の道を意識していなかったことやそのノウハウも学んでいなかったため、教育実習で授業をすることになっても、何をどうしてよいのかよく分からず、当時の生徒(高校生)のみなさんには迷惑をかけたと思います
    唯々無我夢中な感じだったことしかよく覚えていません
    ただ、そのとき教育実習の指導をしていただいた先生の学級に、本校の教頭や、本校の部活動指導をしていただいているコーチがおられたことが、人の縁と言うか、世の中のつながりを感じさせられています
    その時その時を本気・根気・元気で過ごしていることが、未来の自分につながっていることを痛感しています
    まあ、そのお二人ともわたしが教育実習で担当していたことは覚えておられませんでしたが、・・・
    まあ、2週間の実習期間でしたし、当時教育実習生が同時期に20名ほどいたので仕方ないでしょうし、そもそも昔からずっと存在感のないわたしですから

    出中生の前で、本気・根気・元気な姿で実習に取り組んでいる教育実習生の二人を見ていると、出中生にとっても刺激になると感じ、うれしく思います
    二人とも本校の卒業生です
    授業を拝見しながら、ぜひ、将来は教壇に立って富山県の教育を支えてもらえたらありがたいと強く感じました

    • 780603.jpg
    • 780604.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607329?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607520?tm=20240808123208

  • 環境 no.774

    公開日
    2024/06/06
    更新日
    2024/06/07

    校長室より

    • 779903.jpg
    • 779904.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607320?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/21607515?tm=20240808123208

    本校1階、図書室前の目立つ場所に、今年度の生徒会年間目標が掲示されています
    生徒会執行部が素案をまとめ、生徒総会を経て決定されたものです

    Go Forward !!
    直訳すれば「前進する

    そして次の言葉が付されています
    変わり続けるために、一歩踏み出そう

    出町中学校生徒会の力を感じます
    この言葉を毎日意識し、目標達成目指し、「本気・根気・元気、そして勇気」でチャレンジしてほしいと思います
    とても、楽しみです


    掲示物は、自然と目に触れるものです
    見ていないつもりでも視界に入り、無意識に意識されます(※これは、変な日本語ですが、そのように感じます)
    言葉を精選し、発することを教師は意識しますが、掲示物も同様です
    何でもかんでも貼って発信しまくっていては、意識されにくいでしょう
    精選し、掲示することが、よりよい教育環境づくりに資すると考えます

    そして、環境づくりは掲示物だけではなく、花が活けてある環境であったり、素晴らしい芸術作品がある環境であったりと様々です

    また、安心・安全な学校であるための環境づくりも必須です
    今3階3年教室前の廊下には簾がかかっています
    先人の知恵はすばらしく、簾があると日射を遮り、気温上昇が抑えられます
    それでいて風通しはよい
    日本の気候に合ったものです
    ちょうど、NHKの大河ドラマで平安時代が描かれており、宮中で簾がかけられていることとイメージが被る気もします
    あ!、これはわたしだけかもしれません・・・
    そもそもその使い道が違いますから(日よけか、仕切りか等)、普通の感覚では被りませんね
    どうも私は思考がどーんと飛躍してしまいます

    そんなことを思いつつ校舎内外を歩いていると鳥のヒナの声が聞こえるところがあります
    この時期は鳥のヒナの声がよく聞こえる出町中学校です
    例年玄関からよく聞こえるポイントがあったのですが、今年は想定外の場所から聞こえます
    そこでは頻繁に親らしき鳥が鳴き声が聞こえるあたりから出入しています
    とても高い位置なので、脚立を持ち出し、一瞬のぞいてみました
    フラッシュをたくとヒナにとって良くないと思い、ノーマル撮影したのが下の画像です
    残念ながら画像処理してもヒナの姿ははっきりしませんでした
    光量不足です
    ただ、親鳥がヒナのためにせっせと環境づくりをしたことは感じられます

    そうです、人間も鳥も子を育てるための環境づくりをするのです

    環境には親をはじめ、おとなそのものも含まれます
    親の姿を見て育つ
    おとなの姿を見て育つ
    教師の姿を見て育つ
    考えれば考えるほど、おとなの責任を痛感します

    言葉、しぐさ、姿勢、行動、・・・
    出中生にとって、周りのおとなはどのような環境となっているでしょうか?
    じっくりと、わたし自身ふりかえってみます