季節感 no.392
- 公開日
- 2022/11/07
- 更新日
- 2022/11/07
校長室より
本日は立冬
第五十五候 山茶始開(つばき はじめて ひらく)
この山茶(つばき)とは、椿(つばき)のことではなく、同じツバキ科の山茶花(さざんか)のことをさしているようです
昔、この木の葉の部分をお茶として飲んでいたことから、山に生えて花を咲かせる茶の木として、この漢字があてられたという説があります
♪さざんか、さざんか、咲いた道♪
♪たき火だ、たき火だ、落ち葉たき♪
♪あたろうか、あたろうよ♪
♪しもやけ、おててが、もうかゆい♪
童謡「たきび」の歌詞の一節です
「しもやけ」は、出中生に分かるでしょうか?
「たき火にあたる」は、経験あるでしょうか?
暦の上で、冬の始まりです
グラウンドで体育の学習に励む出中生の向こうの立山三山(雄山、大汝、富士の折立)や薬師岳が白く見えます
※標高2999mの剣岳は雪が少なく白く見えませんが、出中生のみんなはなぜだか分かりますか?
室堂のライブカメラを観ると、うっすら雪化粧です
気象衛星の画像(トゥルーカラー再現画像)では、北アルプス・南アルプス・富士山あたりが白く見え、山々は茶色に変化し、低山あたりが赤茶色に見えます
確実に季節は進んでいます
第五十五候 つばき はじめて ひらく
校長室には山茶花(さざんか)を活けていただきました
校長室の中でも季節を感じられます
ありがたいことです