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第72号 決定!!!
- 公開日
- 2021/06/30
- 更新日
- 2021/06/30
校長室より
本日、生徒会活動の時間に「運動会団抽選会」が開催されました。
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策のため、リモートでの実施です。
体育館で繰り広げられた学年毎の抽選の様子は、各教室の電子黒板に配信されました。
抽選は3年生、2年生、1年生の順番で実施され、各学年毎に自分たちが何団になるか判明するたびに、各教室では拍手やガッツポーズする様子が見られました。
今回のリモート団抽選会に向けて準備を進めた生徒会、生徒会委員会、そしてサポートした教師たちに感謝します。
ありがとう。
運動会へ向けて、いよいよ本格的に始動です。
決定した団編成
白団 3年1組、2年6組、1年5組
紫団 3年2組、2年5組、1年2組
黄団 3年3組、2年3組、1年3組
緑団 3年4組、2年4組、1年4組
赤団 3年5組、2年1組、1年1組
青団 3年6組、2年2組、1年6組 -
第71号 アジサイの花
- 公開日
- 2021/06/30
- 更新日
- 2021/06/30
校長室より
本校の玄関付近や校長室には職員の手によって、季節の花がいつも生けられています。
見るたびに、「よいなぁ」と感じます。
歳をとると、旬なものに俄然興味がわくようになりました。
不思議なものです。
今、わたしの周りは、アジサイの花でいっぱいです。
正面玄関にも生けてあるので、何人かの生徒を呼び止め、無理矢理質問攻めを敢行しました。
「この花は何でしょう?」
「この花の、本当の花はどれでしょう?」
と、いう流れを勝手にイメージしていたのですが、予想に反してこれをアジサイだと答えてくれる生徒が少なく、最初の質問で終わるパターンがほとんどでした。※質問攻めは20名ほどでやめました。
自分が小中学生の頃も、蜜の吸えるサルビアとか種を食べられるヒマワリくらいにしか興味がなかったことを思い出しました。
あとは、チューリップ、アサガオ、サクラくらいでしょうか。
アジサイの花。
花と書きましたが、そう見えるものはガクが変化した「装飾花」です。
アジサイの本当の花「真花」は、装飾花をかき分けると見られます。
上写真(2段目左)の赤丸で囲んだ部分です。
上写真(2段目)赤丸の→の順で、左2枚目から「つぼみ」「開花はじめ」「開花」となります。
上写真(3段目)の青丸で囲んだガクの中心のポチッとしたものも花(装飾花)ですが、これは咲いたり咲かなかったりのようです。
真花はおしべとめしべがありますが、装飾花はおしべもめしべも退化している中性花です。
知れば知るほど不思議な花です。
世の中には知らないことがたくさん。
だから、学習するのはおもしろい。
ちなみに、富山県内では射水市がアジサイを市の花木としている(2008年10月1日制定)ことも知りました。
だから、太閤山ランドでアジサイ祭りが開催されているのですね(※ちなみにわたしは射水市民ではありません)。
世の中はいろいろとつながっていますね。 -
第70号 チェック
- 公開日
- 2021/06/29
- 更新日
- 2021/06/29
校長室より
今日は朝から2、3年生が歯科検診を受けています。
学校では、毎年4〜6月の時期に健康診断が行われます(学校保健安全法施行規則第5条)。
その目的は、学校教育の円滑な実施とその成果の確保に資することと、子供の健康の保持増進を図ることです。
また、学校生活を送るに当たり支障があるかどうかについて疾病をスクリーニングし、健康状態を把握するという役割と、学校における健康課題を明らかにして健康教育に役立てるという、二つの大きな役割があります。※第1回「データ時代における学校健康診断情報の利活用検討会 (R1.10.30)」(文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課)資料より
健康診断における検査項目は次の11項目(学校保健安全法施行規則第6条)。
1 身長及び体重
2 栄養状態
3 脊柱及び胸郭の疾病及び異常の有無、並びに四肢の状態
4 視力及び聴力
5 眼の疾病及び異常の有無
6 耳鼻咽頭疾患及び皮膚疾患の有無
7 歯及び口腔の疾病及び異常の有無
8 結核の有無
9 心臓の疾病及び異常の有無
10 尿
11 その他の疾病及び異常の有無
健康診断は学校医、学校歯科医等が実施し(学校保健安全法施行規則第22条及び第23条)、健康診断の結果は本人や保護者に通知され、その際に疾病または異常の疑いが認められる場合は、医療機関への受診を勧めます(学校保健安全法第12条)。
上の文章にちょこちょこ出てきたように、これらはすべて法律で決められています。
法律で決められているからやらなければと考えるか、やらなければならないから法律で決められていると考えるか。
考え方で意識は変わる気がします。
まあ、どちらにしても、定期的にチェックして、未来の自分のために活かすことは重要でしょう。
特に、子供たちの未来は、おとなが本気で守る必要があると思います。
さて、出中生のみなさん。
健康診断の結果、治療カード等をもらったら速やかに医療機関を受診してください。
少なくとも初期段階を過ぎた虫歯は、自然治癒しません。
歯科医で治療してもらわなければ現状維持か悪化しかないのです。
早期発見、早期治療は、何も健康面だけではないですね・・・。 -
第69号 負けに不思議な負けなし
- 公開日
- 2021/06/28
- 更新日
- 2021/06/28
校長室より
6月26日(土)に南砺市の城南スタジアムにおいて、雨天のため順延されていた軟式野球競技が開催されました。
本校は準決勝戦で小矢部市立大谷中学校に大差で勝利しましたが、昼からの決勝戦の南砺市立福野中学校との対戦では惜敗し、結果は準優勝でした。
これで、5月29日(土)から始まった砺波地区中学校総合選手権大会の全日程が終了しました。
各部によって、その結果についての想いは様々でしょう。
地区選手権大会の結果により、地区の代表として県選手権大会へ出場するものたちは、限られた時間を大切に使って、当日を迎えてほしいと願っています。
きっと、同じ出中生の活躍は、運動部だけでなく、これからコンクールやコンテスト、作品展やそのほかの場面でがんばろうとしている文化部の生徒たちにも、大きな影響を与えるでしょう。
スポーツに限らず、がんばる人を見ると、なぜこちらも元気になれるのでしょう?
6/14の58号に書いたミラー神経細胞の影響でしょうか?
初日の水泳競技から、最終日の軟式野球競技まで、すべてではないですが出中生の本気で根気よく元気に取り組む姿を直接観ることができました。
とてもうれしかったです。
その中で、ふと思い出した言葉がありました。
「 勝ちに不思議な勝ちあり 負けに不思議な負けなし 」
これは、剣術の達人で、江戸時代中・後期の肥前国平戸藩の藩主 松浦 静山 氏の言葉とされています。
この言葉のある剣術書『剣談』では、「道にしたがい、道をまもれば、勇ましさがなくても必ず勝ち、道にそむけば必ず負ける」とも説いているようです。
この「道」とは何でしょう?
勝手に解釈すると次のようなことでしょうか。
足りないことを反省し、勝ったとしてもおごることなく、感謝の気持ちを忘れない。
また、どんなにつらくても人の道を外れるようなことは行わない。
つまり、どんなときでもこのような生き方をすることが、「勝つ」あるいは「克つ」ということかなと考えます(※勝負の世界だけでなく・・・)。
地区選手権大会前、校長室前にいくつかの言葉を掲示していました。
「 俺の敵は だいたい俺です 」
その言葉のひとつが「宇宙兄弟」の主人公、南波六太がつぶやく、この言葉でした。
出中生のみなさん、地区選手権大会が終わり、1学期末考査が終わった今、己(おのれ)が為すべきことは何でしょう?
未来の自分自身のために、少し本気で考えてみませんか。
己に克つことを「克己」と言います。
わたしを支えてくれる、好きな言葉のひとつです。 -
砺波地区中学校総合選手権大会 軟式野球競技 決勝進出
- 公開日
- 2021/06/26
- 更新日
- 2021/06/26
校長室より
6回表を終え、出町中学校が2点追加し、10ー3
その裏の大谷中学校の攻撃を抑え、コールドゲームで勝利
午後の決勝戦へ進出です
おめでとう
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砺波地区中学校総合選手権大会 軟式野球競技
- 公開日
- 2021/06/26
- 更新日
- 2021/06/26
校長室より
5回表 出町中学校の攻撃
4番の三塁打、代打のヒットで3点追加
5回裏
大谷中学校 三者凡退で8ー3のまま
出町中学校リード
6回表へ -
砺波地区中学校総合選手権大会 軟式野球競技
- 公開日
- 2021/06/26
- 更新日
- 2021/06/26
校長室より
4回表
1番の三塁打で1点追加
4回裏、大谷中学校が攻撃を終えて、5ー3
出町中学校リード -
砺波地区中学校総合選手権大会 軟式野球競技
- 公開日
- 2021/06/26
- 更新日
- 2021/06/26
校長室より
3回裏 大谷中学校が3点を取り、4ー3で4回表出町中の攻撃へ
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砺波地区中学校総合選手権大会 軟式野球競技 6/26
- 公開日
- 2021/06/26
- 更新日
- 2021/06/26
校長室より
準決勝 大谷中学校との対戦
南砺市城端にある城南スタジアムでの試合です
ただ今、2回裏を終えて、4ー0でリードしています
ゲームセットまで気を抜かず勝ち切って欲しいです
がんばれ出中! -
第68号 ホンモノ
- 公開日
- 2021/06/25
- 更新日
- 2021/06/25
校長室より
本校には卒業記念品として贈っていただいた、多くの「本物」があります。
上の写真はその一部です。
林 清納 様や、尾山 章 様の作品が、学校を回っているときに自然に目に飛び込んできて、ググッと引き込まれます。
出中生のみなさんなら、どこに設置されているか、イメージできますね。
これらは「本物」の力を持っています。
迫力といってもよいかもしれません。
さて、「本物」と「偽物」との違いは何でしょう。
二つはよく似ています。
違っていたら「別物」ですし、「偽物」の存在意義はなくなります。
美術の世界に「贋作」と呼ばれる「偽物」の作品があります。
「レプリカ」と呼ぶと、何だか悪い印象が薄まります。
「レプリカ」はそれがコピー作品だと知って、見ることが前提だからかもしれません。
「贋作」というと、「本物」と思わせている、つまりだましている印象を受けるからでしょうか。
「なんでも○○団」というテレビ番組が成立するのは、この世の中、「偽物」が多いからでしょうか。
だまされないために、あるいは、間違えないために、「本物」と「偽物」を見分けるにはどうすればよいでしょう。
シンプルに考えれば、「本物」を知らないと、「偽物」を見分けることはできません。
だから、「本物」に触れる機会が多いということは、「偽物」にだまされないことになります。
多くの「ホンモノ」に触れることは自分の人生にとってもよいことだと思います。
「偽」とは、「イ(にんべん)に為なす」と書きます。
「人間のすることは偽物だ」という意味があるそうですが、人間が作り出した美術作品が、「人間のすることだから偽物だ!」とは思いません。
確かに、自然を描いた作品は自然そのものではないのである意味自然の偽物ですが、作者の心のフィルターを通して描かれた「本物」だと思います。
その作品を、他の人がコピーすれば「偽物」です。
本物には作者の魂がこもっており、偽物には別の思惑しかありません。
本物には作者の表現したい理念があり、偽物にはただ本物に似せるという表面的なものしかありません。
目指すところが違います。
ふと、日々我々の取り組んでいる教育は「本物」になっているのかと考えます。
ただ、体裁を気にするだけの「偽物」になってはいないだろうなと考えます。
学校も、保護者のみなさんや地域のみなさんも、本気で子供たちの未来(将来)を展望し、その成長を支える本気の想いが「本物」の教育を生み出すでしょう。
何だか、偉そうなことを書いていますが、たいそうなことではなく、日々目の前の生徒と向き合う際の心持ちは、そうありたいと思っているという話です。
そして、出町中学校がそのような学校であるようにと、考える毎日です。
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