中庭

学校日記 school diary

  • 学年だより発行 2/28更新

    公開日
    2023/02/28
    更新日
    2023/02/28

    お知らせ

    /images/no-image.png

    学年だよりを、「配布文書」欄に更新しました
    ご覧ください

     第3学年 11号(2月28日発行)
     第2学年 11号(2月28日発行)
     第1学年 11号(2月28日発行)

    ※上の該当学年からもリンクしています
    ※イラストは削除しています

  • ぞうさん no.466

    公開日
    2023/02/28
    更新日
    2023/03/01

    校長室より

    今日は、詩人であり作詞家の、まど みちお(本名:石田 道雄(いしだ みちお))氏の命日です
    2014年の今日、104歳で他界されています

    まど氏の代表作に、童謡「ぞうさん」があります
    41歳の時に童謡の作詩依頼を受け、即興で書いた6編のうちの1編だそうです
    その作品を見た先輩の童謡詩人 佐藤 義美 氏が、「おはなが ながいね」を「おはなが ながいのね」に変えてNHKに持ち込み、作曲家 團 伊玖磨 氏が曲をつけて1952年にNHKラジオで放送されます
    その後、全国で歌われることとなります

    童謡「ぞうさん」
    出中生は知っているのでしょうか?
    さっそく出中生に突撃取材をしました

    質問:「ぞうさん」の歌を知っていますか?

    結果:知っていたのは、34名中、34名
    ※内訳:1年10名、2年11名、3年12名
    ※フレーズを聞いて分かった人2年7名、3年1名 その他は題名だけで分かりました
    ※朝早くの忙しい中、取材協力に感謝

    ぞうさん ぞうさん
    おはなが ながいのね

    この歌について、まど氏は、「動物が動物として生かされていることを喜んでいる歌だ」と語ったそうです
    他から「鼻が長いのはおかしいぞー!」と、はやし立てられますが、子ゾウはしょげたり怒ったりしません
    子ゾウは、自分の他と違う特徴を恥ずかしがったり否定したりせず、肯定して誇りとしています
    からかいに対して「(大好きな)母さんも 長いのよ!」と自慢げに言い返します
    まど氏はこの「ぞうさん」について、
    「『鼻が長い』と周りから言われれば、からかわれたと感じることが多いが、子ゾウは『大好きなお母さんだってそうだよ』と言えて、素晴らしい!!」
    と語っていたと、何かの本で読んだ記憶があります
    なんだかいろいろなことを考えさせられます・・・
    出中生は、とか、自分はどうだろうか、とか・・・


    ちなみに、今日は全国ビスケット協会が1980年(昭和55年)に制定した「ビスケットの日」でもあります
    安政2年(1855年)のこの日は、軍用パンの製法をオランダ人から学ぶために長崎にいた柴田 方庵 氏が、ビスケットの製法を記した日本初の文書「パン・ビスコイト製法書」を水戸藩に送った日であり、ビスケットの語源がラテン語で「二度焼かれた物」という意味の「ビス・コクトゥス(bis coctus)」であることから、制定されたとのことです
    「に(2)どや(8)く」の語呂合せです
    そういえばまど氏の代表作に「不思議なポケット」という作品がありました

    ポケットの なかには ビスケットが ひとつ ♪
    ポケットを たたくと ビスケットは ふたつ ♪

    単に叩いて割れたわけではありません
    わたしも子供の頃はこの作品の最後にあるように、

    そんなふしぎな ポケットがほしい♪

    と、思いました
    懐かしい思い出です
    85歳で児童文学のノーベル賞と言われる国際アンデルセン賞を受賞し、100歳を過ぎても制作を続けられた まど氏
    彼もまた、脱皮し続けた、わたしが尊敬する方です
    本校の図書室にも5冊ほどの蔵書がありますので、ぜひ出中生で興味を持った人は手に取ってみてください

    突撃取材の際、吹奏楽部の2年生○○さんが、わたしを追いかけてきて声をかけてくれました
    そして、「校長先生!正式な名前は『ぞうさんのひるね』というのですよ」と教えてもらいました
    「ありがとう!!」と言ったものの、やや腑に落ちなかったので調べてみると、「ぞうさん」を作曲した團 伊玖磨 氏の、吹奏楽販売楽譜の名前のようです 
    ※違っていたら教えてください
    ○○さんのおかげで、また世界が広がりました
    声をかけて、教えてくれてありがとう
    伝え合う大切さも再認識した、さわやかな朝です

    • 571921.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8197261?tm=20240808123208

  • 第1学年 授業のようす 2/27

    公開日
    2023/02/27
    更新日
    2023/02/27

    学年の様子

    3日間にわたる期末考査が終了し、各教科で答案が返ってきています
    期末考査にむけて根気よく学習に取り組んできた結果です

    結果の点数だけを気にするのではなく、考査前の準備や考査後の振り返り・確認を大切にしています
    すべては自分の未来につながります

    • 571589.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8197243?tm=20240808123208

  • いく・にげる、そして・・・no.465

    公開日
    2023/02/27
    更新日
    2023/02/27

    校長室より

    • 571543.jpg
    • 571544.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8197234?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8199407?tm=20240808123208

    1月は、往ぬる
    2月は、逃げる
    3月は、去る

    この言葉を最初に言った人は誰でしょう?
    全くうまく表現されたものだと感心します
    ふと気づくと、2月は明日で終わり
    今年度はあと1か月です

    2月の最終週、そして3月の第一週が始まる今週の朝、何人かの教職員が理美容店へ行ったことに気付きました
    卒業証書授与式や修了式のある節目の時期であることを一層強く感じます

    本日は朝から青空が広がり、本校3階の窓から遠くに見える雪に覆われた立山連峰が、ややかすんで見えます
    何とも春のような景色です
    まさしく、霞始靆(かすみはじめてたなびく)

    教室では3年生は、学年及び3年間の学習のまとめとして、様々な設問に取り組んでいます
    1、2年生は返却された期末考査の答案の解説を聴きながら学習のまとめをしている学級があります

    そんな出中生を見習い、わたしも脱皮しようと、新たに取り組むことを決めました
    個人的なことなので詳細は書きませんが、今年度(3/31)で所属していたある学会を脱退します
    その代わりではないですが、今朝、とある研究所の所員申し込みをしました
    営利団体ではなく、あくまでも自主研究団体なので今の職を続けながらですが、自分の中では結構悩んだ選択です

    果たして自分の能力で研究などできるだろうか?
    今の状態で研究などできるのだろうか?
    できたとしても、その研究は誰かのためになるのだろうか?

    数か月悩んでいましたが、締切が今月末であり、出中生へのメッセージや学校だよりの巻頭言で「脱皮しない蛇は滅びる」と書いていましたから、思い切りました

    申込が受理され、所員として認められるのかは今後の審議次第ですからどうなるか分かりません※なんだか受験生の気持ちに近いものもあります
    えいやっ!と、申込書や計画書を今朝送信したら、わたしの中のモヤモヤが今朝の空のようにすっきりと晴れました
    勝手ですが出中生の日頃のがんばりや成長を近くで見せてもらっているから背中を押されたようにも感じています

    「終わりは、始まり」「始まりは、終わり」
    ちょうどその二つが入り混じっている3学期です

    1月(いちげつ)往(い)ぬる
    2月(にげつ)逃(に)げる
    3月(さんげつ)去(さ)る

    下の写真は立山山頂にある、JR9VQライブカメラ(2/27 11:40)の画像です
    晴れています

  • 見えないもの その2 no.464

    公開日
    2023/02/24
    更新日
    2023/02/24

    校長室より

    • 571152.jpg
    • 571153.jpg
    • 570958.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8197260?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8199425?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8200616?tm=20240808123208

    一昨日の水曜日、帰宅しようと職員玄関を出て空を見上げると、西の空に沈もうとするほっそりとした月と、その周りで木星と金星が強く輝いていました
    輝く星たちの姿から、それらを輝かせる目には見えないものの存在が意識されます

    朝、車を停めて校門を通ると、体育館の屋根に2羽のカラスがいました
    夕暮れ時、雪の融けたグラウンドに大挙して飛来していた時とはまったく違った印象です
    ずっと2羽が離れない姿から、目に見えない何かが意識されます

    グラウンドの雪はすっかり融けました
    この様子では分かりませんが、10日ほど前には少し雪が積もり、不思議な模様が浮き上がっていました
    その違いから、いつもは目に見えない、地下にあるものの存在を意識します

    ちょうど来月の今日は令和4年度の修了式です
    進路決定、卒業、進級等に向けていよいよ残り1か月です
    今日も出中生の明るい声や元気な姿と、授業中や休み時間に感じられます
    ただし、聞こえているもの、見えているものがすべてではありません
    人の心は見えないからです


    「大切なものは、目に見えない 」
     Le plus important est invisible

    サン = テグジュペリ(Saint-Exupéry) 氏 作の「星の王子様」に登場する有名な言葉です
    この言葉は、生命とは何か、愛とは何かなどに答えるものですから、ちょっと意味が違ってくるのですが、その他のことにも通じることだと思っています

  • 第2学年 3年生に感謝を伝える活動2/22

    公開日
    2023/02/22
    更新日
    2023/02/22

    学年の様子

    卒業を控えた3年生に感謝を伝えるための活動を進めています
    ステージ発表、動画、掲示の3つの方法で感謝を伝える予定です
    3年生に思いが届くように、心を込めて取り組みます

    • 570541.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8197250?tm=20240808123208

  • 見た目 no.463

    公開日
    2023/02/22
    更新日
    2023/02/22

    校長室より

    • 569999.jpg
    • 570000.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8197235?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8199408?tm=20240808123208

    昨日、上野動物園のシャンシャンが中国に返還されるために、日本を出発しました
    朝、動物園を出発する輸送トラックを大勢の人が見送る映像がニュースで流れているのを観ました
    動物園の出口周辺には、シャンシャンを見送ろうと150人以上の見物客が集まったそうです
    小学生の頃に近所の駄菓子屋に「これなんだ「パンだ」」という、こてこてなネーミングのパンダ型のパンがあり、その味にはまっていたこと以外、個人的にパンダに関してそれほど興味がないわたしであることを再認識しました
    ただ、あの愛くるしい姿と動きに魅力を感じる人の気持ちは理解できます
    あの白黒の模様のおかげでパンダは得だと思うこともあります
    それに引き換え、黒一色のカラスはその鳴き声と行動によって、あまりよろしいイメージがありません
    直接現地で見たわけではないですが、ハイエナもその姿と生態で損しているように感じます
    損と言っても、彼らには何の関係もない人間からの印象ですから、何の問題もないでしょう

    上の写真は、パンダの白黒を修正してみたものです
    2枚を比べて、それぞれの印象はいかがですか

    また、上の写真2、3段目は、アルビノ(先天的メラニン欠乏の遺伝子疾患がある個体)の黒くないカラスが以前にTwitterで話題になったものです
    彼らの印象はいかがですか

    やはり、人間は「見た目(印象)」に影響されるようです
    これは生き延びるために我々のDNAに刻み込まれているものかもしれません
    われわれ人間に対してもそうです
    「人は見た目ではない」と言いますし、そう思いますが、「見た目(印象)」で相手の感情が影響されることがあります
    だから、営業や接客に携わる方々は服装・髪型等に気を配ります
    受験生もその部類に入るでしょうか
    見た目だけでなく言動も含めて、自分自身がどうかチェックすることは社会で生きていく上で重要でしょう

    そういえばかつて、お師匠様と仰ぐ大先生に、「廣瀬はよく付き合うとそのよさが分かるのだがなぁ・・・」と言われたことが印象に残っています
    「え?!」と、その時思ったのですが、問い返してその真意を確かめることができず、今に至っています
    確かに今までの人生で思い当たる節もありますし、「よく付き合っても、私によさなんてないのに」と自己肯定感の低いわたしは思うのですが・・・
    それにしてもお師匠様の言いたかったことは何だったのでしょう・・・
    頭部から黒を修正したシャンシャンを観ながらそのことを思います

    パンダ・グッズをもっている人はいないか、朝始業前の校内を少し探してみましたがわたしは見つけられませんでした
    見つけたのは、某有名ウサギ・キャラクターで、友人からのプレゼントだそうです
    ※本人の許可を得て撮影しました

  • 第1学年 1年最後の定期考査スタート2/21

    公開日
    2023/02/21
    更新日
    2023/02/21

    学年の様子

    • 569656.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8197237?tm=20240808123208

    今日から24日まで期末考査です
    先日の実力テストの反省をふまえて、各自が学習の仕方などを見直しました
    よりよい結果につながるよう最後まで諦めず、根気よく取り組んでいます

  • 本気の魅力 no.462

    公開日
    2023/02/21
    更新日
    2023/02/21

    校長室より

    保健体育科の授業でダンスが取り入れられ、出中生の中にもダンスに興味のある生徒がいます
    学習発表会の生徒会ステージでは、楽しそうにダンスを披露する生徒たちがいました
    そんな姿を思い出しながら先日の日曜日、あるテレビ番組に見入ってしまいました
    午後4時から、NHKで放送された「第4回全日本ブレイキン選手権」です
    最初は全く観る気はなく、たまたま女子の部の準決勝を目にしてしまい、選手たちの「本気」に引き込まれ、そのまま男子決勝まで見続けてしまいました
    男子の部の3位決定戦で敗れたISSHINこと菱川 一心 選手(17歳)のことが大会前に気になっていました ※菱川選手が学校から帰ってから、黙々と毎日3時間行う練習の様子を観たり、大会にかける想いを聞いたりして気になっていたのです
    しかし、最後まで観るつもりは、当初なかったのです

    大会結果は男子の部で、去年の世界選手権で銀メダリストのShigekixこと、半井 重幸 選手が大会3連覇を果たします
    インタビューでの謙虚な語り口に、さすがトップ選手だと感じさせられました
    ・この経験を経てまた強くなったなと思う
    ・プレッシャーも感じていて、ほかのダンサーもレベルが高かったが『優勝するしかねえな』と自分に言い聞かせていた
    ・決勝は気分が乗っていて一番楽しく踊れたし、疲れなかった
    ・パリオリンピックへ向けて全力で突き進んでいきたいが、オリンピックとカルチャーの両面でブレイキンを象徴する存在になれればと思う

    なぜか涙が出そうになりました

    2位だったSHADEこと、岡田 修平 選手(33歳)のインタビューのことばも胸に刺さりました
    ・前回大会の3位から順位を1つ上げられてよかった
    ・準備してきたものが洗練されて出せたのかなと感じている
    ・ずっと群馬でダンスをしているが、地元の子に夢を与えられるようになってきたと感じている
    ・長くブレイキンに携わって、いろんなことを経験して今の表現がある
    ・きょうはそれが出せて気持ちよく踊れた

    やはり「本気」で「根気」よく、より上を目指す人は輝いていると、改めて感じました

    決勝の前に、半井選手の3連覇に対するプレッシャーや、過去のスランプのことを解説者が語っていました
    そういうものを克服している人は凄いです
    困難は人を成長させるチャンスを与えるのです
    彼らの話をじっくり聴きたくなります

    ブレイキンは、1970年代のアメリカ・ニューヨークで誕生したそうです
    ギャングどうしの抗争を暴力ではなく、平和的に解決する手段としてダンスで競い合ったのが起源とされています
    そのため、ダンスの途中に対戦相手をあおったり挑発したりすることがあります
    今の混迷の時代に、2024年パリオリンピックの追加種目になったという事実も、最後まで観続けさせられた理由のひとつかもしれません
    少し前は、ブレイキンのダンサーをアスリートとする視点をわたしはもっていませんでした

    今回、ブレイキンの魅力を一層知る機会となりました
    これも出会いのひとつです

    • 569314.jpg
    • 569297.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8197236?tm=20240808123208

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8199409?tm=20240808123208

  • 学校だより発行 2/20更新

    公開日
    2023/02/20
    更新日
    2023/02/20

    お知らせ

    • 568830.jpg

    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8197230?tm=20240808123208

    学校だよりを、「配布文書」欄に更新しました

     第4号 表面
     第4号 裏面

    ※上の表示からリンクしています