中庭

学校日記 school diary

  • 学年だより発行 2/28更新

    公開日
    2023/02/28
    更新日
    2023/02/28

    お知らせ

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    学年だよりを、「配布文書」欄に更新しました
    ご覧ください

     第3学年 11号(2月28日発行)
     第2学年 11号(2月28日発行)
     第1学年 11号(2月28日発行)

    ※上の該当学年からもリンクしています
    ※イラストは削除しています

  • ぞうさん no.466

    公開日
    2023/02/28
    更新日
    2023/03/01

    校長室より

    今日は、詩人であり作詞家の、まど みちお(本名:石田 道雄(いしだ みちお))氏の命日です
    2014年の今日、104歳で他界されています

    まど氏の代表作に、童謡「ぞうさん」があります
    41歳の時に童謡の作詩依頼を受け、即興で書いた6編のうちの1編だそうです
    その作品を見た先輩の童謡詩人 佐藤 義美 氏が、「おはなが ながいね」を「おはなが ながいのね」に変えてNHKに持ち込み、作曲家 團 伊玖磨 氏が曲をつけて1952年にNHKラジオで放送されます
    その後、全国で歌われることとなります

    童謡「ぞうさん」
    出中生は知っているのでしょうか?
    さっそく出中生に突撃取材をしました

    質問:「ぞうさん」の歌を知っていますか?

    結果:知っていたのは、34名中、34名
    ※内訳:1年10名、2年11名、3年12名
    ※フレーズを聞いて分かった人2年7名、3年1名 その他は題名だけで分かりました
    ※朝早くの忙しい中、取材協力に感謝

    ぞうさん ぞうさん
    おはなが ながいのね

    この歌について、まど氏は、「動物が動物として生かされていることを喜んでいる歌だ」と語ったそうです
    他から「鼻が長いのはおかしいぞー!」と、はやし立てられますが、子ゾウはしょげたり怒ったりしません
    子ゾウは、自分の他と違う特徴を恥ずかしがったり否定したりせず、肯定して誇りとしています
    からかいに対して「(大好きな)母さんも 長いのよ!」と自慢げに言い返します
    まど氏はこの「ぞうさん」について、
    「『鼻が長い』と周りから言われれば、からかわれたと感じることが多いが、子ゾウは『大好きなお母さんだってそうだよ』と言えて、素晴らしい!!」
    と語っていたと、何かの本で読んだ記憶があります
    なんだかいろいろなことを考えさせられます・・・
    出中生は、とか、自分はどうだろうか、とか・・・


    ちなみに、今日は全国ビスケット協会が1980年(昭和55年)に制定した「ビスケットの日」でもあります
    安政2年(1855年)のこの日は、軍用パンの製法をオランダ人から学ぶために長崎にいた柴田 方庵 氏が、ビスケットの製法を記した日本初の文書「パン・ビスコイト製法書」を水戸藩に送った日であり、ビスケットの語源がラテン語で「二度焼かれた物」という意味の「ビス・コクトゥス(bis coctus)」であることから、制定されたとのことです
    「に(2)どや(8)く」の語呂合せです
    そういえばまど氏の代表作に「不思議なポケット」という作品がありました

    ポケットの なかには ビスケットが ひとつ ♪
    ポケットを たたくと ビスケットは ふたつ ♪

    単に叩いて割れたわけではありません
    わたしも子供の頃はこの作品の最後にあるように、

    そんなふしぎな ポケットがほしい♪

    と、思いました
    懐かしい思い出です
    85歳で児童文学のノーベル賞と言われる国際アンデルセン賞を受賞し、100歳を過ぎても制作を続けられた まど氏
    彼もまた、脱皮し続けた、わたしが尊敬する方です
    本校の図書室にも5冊ほどの蔵書がありますので、ぜひ出中生で興味を持った人は手に取ってみてください

    突撃取材の際、吹奏楽部の2年生○○さんが、わたしを追いかけてきて声をかけてくれました
    そして、「校長先生!正式な名前は『ぞうさんのひるね』というのですよ」と教えてもらいました
    「ありがとう!!」と言ったものの、やや腑に落ちなかったので調べてみると、「ぞうさん」を作曲した團 伊玖磨 氏の、吹奏楽販売楽譜の名前のようです 
    ※違っていたら教えてください
    ○○さんのおかげで、また世界が広がりました
    声をかけて、教えてくれてありがとう
    伝え合う大切さも再認識した、さわやかな朝です

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  • 第1学年 授業のようす 2/27

    公開日
    2023/02/27
    更新日
    2023/02/27

    学年の様子

    3日間にわたる期末考査が終了し、各教科で答案が返ってきています
    期末考査にむけて根気よく学習に取り組んできた結果です

    結果の点数だけを気にするのではなく、考査前の準備や考査後の振り返り・確認を大切にしています
    すべては自分の未来につながります

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  • いく・にげる、そして・・・no.465

    公開日
    2023/02/27
    更新日
    2023/02/27

    校長室より

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    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8199407?tm=20240808123208

    1月は、往ぬる
    2月は、逃げる
    3月は、去る

    この言葉を最初に言った人は誰でしょう?
    全くうまく表現されたものだと感心します
    ふと気づくと、2月は明日で終わり
    今年度はあと1か月です

    2月の最終週、そして3月の第一週が始まる今週の朝、何人かの教職員が理美容店へ行ったことに気付きました
    卒業証書授与式や修了式のある節目の時期であることを一層強く感じます

    本日は朝から青空が広がり、本校3階の窓から遠くに見える雪に覆われた立山連峰が、ややかすんで見えます
    何とも春のような景色です
    まさしく、霞始靆(かすみはじめてたなびく)

    教室では3年生は、学年及び3年間の学習のまとめとして、様々な設問に取り組んでいます
    1、2年生は返却された期末考査の答案の解説を聴きながら学習のまとめをしている学級があります

    そんな出中生を見習い、わたしも脱皮しようと、新たに取り組むことを決めました
    個人的なことなので詳細は書きませんが、今年度(3/31)で所属していたある学会を脱退します
    その代わりではないですが、今朝、とある研究所の所員申し込みをしました
    営利団体ではなく、あくまでも自主研究団体なので今の職を続けながらですが、自分の中では結構悩んだ選択です

    果たして自分の能力で研究などできるだろうか?
    今の状態で研究などできるのだろうか?
    できたとしても、その研究は誰かのためになるのだろうか?

    数か月悩んでいましたが、締切が今月末であり、出中生へのメッセージや学校だよりの巻頭言で「脱皮しない蛇は滅びる」と書いていましたから、思い切りました

    申込が受理され、所員として認められるのかは今後の審議次第ですからどうなるか分かりません※なんだか受験生の気持ちに近いものもあります
    えいやっ!と、申込書や計画書を今朝送信したら、わたしの中のモヤモヤが今朝の空のようにすっきりと晴れました
    勝手ですが出中生の日頃のがんばりや成長を近くで見せてもらっているから背中を押されたようにも感じています

    「終わりは、始まり」「始まりは、終わり」
    ちょうどその二つが入り混じっている3学期です

    1月(いちげつ)往(い)ぬる
    2月(にげつ)逃(に)げる
    3月(さんげつ)去(さ)る

    下の写真は立山山頂にある、JR9VQライブカメラ(2/27 11:40)の画像です
    晴れています

  • 見えないもの その2 no.464

    公開日
    2023/02/24
    更新日
    2023/02/24

    校長室より

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    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8200616?tm=20240808123208

    一昨日の水曜日、帰宅しようと職員玄関を出て空を見上げると、西の空に沈もうとするほっそりとした月と、その周りで木星と金星が強く輝いていました
    輝く星たちの姿から、それらを輝かせる目には見えないものの存在が意識されます

    朝、車を停めて校門を通ると、体育館の屋根に2羽のカラスがいました
    夕暮れ時、雪の融けたグラウンドに大挙して飛来していた時とはまったく違った印象です
    ずっと2羽が離れない姿から、目に見えない何かが意識されます

    グラウンドの雪はすっかり融けました
    この様子では分かりませんが、10日ほど前には少し雪が積もり、不思議な模様が浮き上がっていました
    その違いから、いつもは目に見えない、地下にあるものの存在を意識します

    ちょうど来月の今日は令和4年度の修了式です
    進路決定、卒業、進級等に向けていよいよ残り1か月です
    今日も出中生の明るい声や元気な姿と、授業中や休み時間に感じられます
    ただし、聞こえているもの、見えているものがすべてではありません
    人の心は見えないからです


    「大切なものは、目に見えない 」
     Le plus important est invisible

    サン = テグジュペリ(Saint-Exupéry) 氏 作の「星の王子様」に登場する有名な言葉です
    この言葉は、生命とは何か、愛とは何かなどに答えるものですから、ちょっと意味が違ってくるのですが、その他のことにも通じることだと思っています

  • 第2学年 3年生に感謝を伝える活動2/22

    公開日
    2023/02/22
    更新日
    2023/02/22

    学年の様子

    卒業を控えた3年生に感謝を伝えるための活動を進めています
    ステージ発表、動画、掲示の3つの方法で感謝を伝える予定です
    3年生に思いが届くように、心を込めて取り組みます

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  • 見た目 no.463

    公開日
    2023/02/22
    更新日
    2023/02/22

    校長室より

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    昨日、上野動物園のシャンシャンが中国に返還されるために、日本を出発しました
    朝、動物園を出発する輸送トラックを大勢の人が見送る映像がニュースで流れているのを観ました
    動物園の出口周辺には、シャンシャンを見送ろうと150人以上の見物客が集まったそうです
    小学生の頃に近所の駄菓子屋に「これなんだ「パンだ」」という、こてこてなネーミングのパンダ型のパンがあり、その味にはまっていたこと以外、個人的にパンダに関してそれほど興味がないわたしであることを再認識しました
    ただ、あの愛くるしい姿と動きに魅力を感じる人の気持ちは理解できます
    あの白黒の模様のおかげでパンダは得だと思うこともあります
    それに引き換え、黒一色のカラスはその鳴き声と行動によって、あまりよろしいイメージがありません
    直接現地で見たわけではないですが、ハイエナもその姿と生態で損しているように感じます
    損と言っても、彼らには何の関係もない人間からの印象ですから、何の問題もないでしょう

    上の写真は、パンダの白黒を修正してみたものです
    2枚を比べて、それぞれの印象はいかがですか

    また、上の写真2、3段目は、アルビノ(先天的メラニン欠乏の遺伝子疾患がある個体)の黒くないカラスが以前にTwitterで話題になったものです
    彼らの印象はいかがですか

    やはり、人間は「見た目(印象)」に影響されるようです
    これは生き延びるために我々のDNAに刻み込まれているものかもしれません
    われわれ人間に対してもそうです
    「人は見た目ではない」と言いますし、そう思いますが、「見た目(印象)」で相手の感情が影響されることがあります
    だから、営業や接客に携わる方々は服装・髪型等に気を配ります
    受験生もその部類に入るでしょうか
    見た目だけでなく言動も含めて、自分自身がどうかチェックすることは社会で生きていく上で重要でしょう

    そういえばかつて、お師匠様と仰ぐ大先生に、「廣瀬はよく付き合うとそのよさが分かるのだがなぁ・・・」と言われたことが印象に残っています
    「え?!」と、その時思ったのですが、問い返してその真意を確かめることができず、今に至っています
    確かに今までの人生で思い当たる節もありますし、「よく付き合っても、私によさなんてないのに」と自己肯定感の低いわたしは思うのですが・・・
    それにしてもお師匠様の言いたかったことは何だったのでしょう・・・
    頭部から黒を修正したシャンシャンを観ながらそのことを思います

    パンダ・グッズをもっている人はいないか、朝始業前の校内を少し探してみましたがわたしは見つけられませんでした
    見つけたのは、某有名ウサギ・キャラクターで、友人からのプレゼントだそうです
    ※本人の許可を得て撮影しました

  • 第1学年 1年最後の定期考査スタート2/21

    公開日
    2023/02/21
    更新日
    2023/02/21

    学年の様子

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    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8197237?tm=20240808123208

    今日から24日まで期末考査です
    先日の実力テストの反省をふまえて、各自が学習の仕方などを見直しました
    よりよい結果につながるよう最後まで諦めず、根気よく取り組んでいます

  • 本気の魅力 no.462

    公開日
    2023/02/21
    更新日
    2023/02/21

    校長室より

    保健体育科の授業でダンスが取り入れられ、出中生の中にもダンスに興味のある生徒がいます
    学習発表会の生徒会ステージでは、楽しそうにダンスを披露する生徒たちがいました
    そんな姿を思い出しながら先日の日曜日、あるテレビ番組に見入ってしまいました
    午後4時から、NHKで放送された「第4回全日本ブレイキン選手権」です
    最初は全く観る気はなく、たまたま女子の部の準決勝を目にしてしまい、選手たちの「本気」に引き込まれ、そのまま男子決勝まで見続けてしまいました
    男子の部の3位決定戦で敗れたISSHINこと菱川 一心 選手(17歳)のことが大会前に気になっていました ※菱川選手が学校から帰ってから、黙々と毎日3時間行う練習の様子を観たり、大会にかける想いを聞いたりして気になっていたのです
    しかし、最後まで観るつもりは、当初なかったのです

    大会結果は男子の部で、去年の世界選手権で銀メダリストのShigekixこと、半井 重幸 選手が大会3連覇を果たします
    インタビューでの謙虚な語り口に、さすがトップ選手だと感じさせられました
    ・この経験を経てまた強くなったなと思う
    ・プレッシャーも感じていて、ほかのダンサーもレベルが高かったが『優勝するしかねえな』と自分に言い聞かせていた
    ・決勝は気分が乗っていて一番楽しく踊れたし、疲れなかった
    ・パリオリンピックへ向けて全力で突き進んでいきたいが、オリンピックとカルチャーの両面でブレイキンを象徴する存在になれればと思う

    なぜか涙が出そうになりました

    2位だったSHADEこと、岡田 修平 選手(33歳)のインタビューのことばも胸に刺さりました
    ・前回大会の3位から順位を1つ上げられてよかった
    ・準備してきたものが洗練されて出せたのかなと感じている
    ・ずっと群馬でダンスをしているが、地元の子に夢を与えられるようになってきたと感じている
    ・長くブレイキンに携わって、いろんなことを経験して今の表現がある
    ・きょうはそれが出せて気持ちよく踊れた

    やはり「本気」で「根気」よく、より上を目指す人は輝いていると、改めて感じました

    決勝の前に、半井選手の3連覇に対するプレッシャーや、過去のスランプのことを解説者が語っていました
    そういうものを克服している人は凄いです
    困難は人を成長させるチャンスを与えるのです
    彼らの話をじっくり聴きたくなります

    ブレイキンは、1970年代のアメリカ・ニューヨークで誕生したそうです
    ギャングどうしの抗争を暴力ではなく、平和的に解決する手段としてダンスで競い合ったのが起源とされています
    そのため、ダンスの途中に対戦相手をあおったり挑発したりすることがあります
    今の混迷の時代に、2024年パリオリンピックの追加種目になったという事実も、最後まで観続けさせられた理由のひとつかもしれません
    少し前は、ブレイキンのダンサーをアスリートとする視点をわたしはもっていませんでした

    今回、ブレイキンの魅力を一層知る機会となりました
    これも出会いのひとつです

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  • 学校だより発行 2/20更新

    公開日
    2023/02/20
    更新日
    2023/02/20

    お知らせ

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    https://tonami.schoolweb.ne.jp/1620011/blog_img/8197230?tm=20240808123208

    学校だよりを、「配布文書」欄に更新しました

     第4号 表面
     第4号 裏面

    ※上の表示からリンクしています

  • 責任 no.461

    公開日
    2023/02/20
    更新日
    2023/02/20

    校長室より

    速報を知り、「あ!」と声が出ました
    自然に声が出るのはいつ以来でしょう・・・

    その速報とは、17日、金曜日のH3ロケット1号機の打ち上げに関しての報です
    給食の検食を終え、しばらくしてからのお昼の休憩時間にネットニュースで知りました

    この報道について、その発信源によって「失敗」とするものと、「中断」「中止」とするものがありました
    予定通り打ち上がらなかったことについて、文部科学省宇宙開発利用課は同日、ある新聞社の取材に対し「打ち上げ前に取りやめを判断しており、失敗ではなく中断と受け止めている」との見解を明らかにしています


    日本の新型主力機H3ロケット1号機の発射を試み、カウントダウンは終了したが飛び立たなかったのは事実です
    JAXAによると主エンジンは着火したが、補助の固体ロケットブースターに着火しなかったというのも事実でしょう
    詳細な原因は調査中であることも事実でしょう
    事故ではないので対策本部を文部科学省が設置しないのも事実でしょう
    ※「事実です」と、「事実でしょう」の違いは、わたしが検証できるかできないかの違いです

    災害状況の把握などに用いる地球観測衛星だいち3号を搭載していたこの新型ロケット
    H2Aの投入から約20年ぶりの新型であり、1994年のH2投入からは約30年ぶりのH3でした
    アメリカ主導の月探査計画等、今後の宇宙開発への参加や、日本の衛星打ち上げビジネス拡大で中心的な役割を担う新型ロケットだっただけに、残念がる声が多いのは理解できます
    ただ、初号機はやはり初号機なのです
    「初めて」のことに対するチャレンジなのです
    JAXA(宇宙航空研究開発機構)による打ち上げ中止の記者会見で見た、H3プロジェクトチームプロダクトマネージャの岡田匡史氏の涙に、わたしはいろいろなことを想像させられました

    個人的にはメインエンジンが始動していながら、異常を検知し、衛星等を搭載した本体が爆発することなく静かに発射を中止したことは、ある意味安全装置が正常に働いたことだと思います


    「引責辞任」でその職から離れるのではなく、いろいろな声にさらされながらも今回の原因を徹底的に分析し、改善につなげることこそが責任者の責任の取り方だとわたしは思います
    チャレンジをつぶすような社会の未来は明るくないと感じます

    種子島まで打ち上げの見学に来ていた方たちのインタビューを観ましたが、小学生くらいの子が「見られなくて残念だったけど、次につなげてほしいと思います」といった内容を笑顔で答えていて、日本の未来は明るいと感じました

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  • 第2学年 修学旅行に向けて!2/17

    公開日
    2023/02/17
    更新日
    2023/02/17

    学年の様子

    京都市内での班別学習について、紙とデジタルの地図のそれぞれのよさを存分に活かしてモデル・コースを作成中です

    富山県内で行った班別学習の経験を生かし、みんなで協力しながら、様々な視点からコースを考えています

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  • 見えないもの no.460

    公開日
    2023/02/17
    更新日
    2023/02/17

    校長室より

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    昨夜、星が雲の合間からちらちらと見えました
    この雲がなければ上写真のような星空だなと思いながらしばし夜空を見上げました

    この時期の夜空でその存在感を示すのはシリウスです(※個人的見解です)
    わたしの好きな星のひとつです
    おおいぬ座で最も明るい恒星であり、太陽以外の地球上から見える恒星の中で最も明るい星です
    オリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオンとで、冬の大三角を夜空に描いています

    古代エジプトで、シリウスは豊穣の女神ソプデトです
    最も初期の天文記録にも記録されているのは、その明るさで目立っていたからかもしれません
    また、エジプト人はシリウスによるヘリアカル・ライジング(heliacal rising)(※ヒライカル・ライジングともいう)を基準にEgyptian calenderを作り上げます
    ヘリアカル・ライジングを起こした約70日後に、夏至とナイル川の氾濫が起きることをその経験から知っていたのです
    ※ヘリアカル・ライジングとは天体があたかも太陽を従えるかのように、日の出直前に東の空に上ってくること 「天文学辞典(日本天文学会)より」

    このように、とても目立つ星のシリウスを観測していたドイツの天文学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセルが、1844年にシリウスの軌道の揺らぎを観測します
    そして、シリウスは単独の恒星ではなく、伴星が存在する連星だと示唆しました
    その後、観測技術等の発達もあり、多くの観測データからシリウスはベッセルが考えた通り、連星であると証明されます

    見えないものを、観測データから見る
    そして、そのことを別の観測データで証明する
    多くの科学者がデータを公開し合いながら課題を解明したり、真理を追究したりする
    科学の真骨頂がここにあります

    アインシュタインの相対性理論にしても、見えないものを想像して理論化し、その後の実験・観察の結果からその理論が証明されます
    医療の世界でも見えないものを科学の力で見えるようにして、病気の治療法・治療薬を開発しています


    これは、科学の世界だけの話ではありません
    身近なところでも人間は見えないものを見ようとしています

    例えば、人間のこころは見えません
    しかし、誰かのこころを推測することや、想像することはできます
    以下は宮澤 章二 氏の有名な作品です


    「行為の意味」 宮澤 章二

    あなたの心はどんな形ですかと
    人に聞かれても答えようがない
    自分にも
    他人にも心は見えない
    けれどほんとうに見えないのであろうか

    確かに心はだれにも見えないけれど
    心づかいは見えるのだ
    それは
    人に対する積極的な行為だから

    同じように胸の中の思いは見えないけれど
    思いやりは見えるのだ
    それは
    人に対する積極的な行為なのだから

    あたたかい心が
    あたたかい行為になり
    やさしい思いが
    やさしい行為になるとき
    心も思いも、初めて美しく生きる
    それは
    人が人として生きることだ


    見えないものを見る、見ようとする
    確かにそれは人の能力であり、人間として生きる上で大切なことだと感じます

  • 第1学年 学びの足跡 2/16

    公開日
    2023/02/16
    更新日
    2023/02/17

    学年の様子

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    第1学年では、総合的な学習の時間の発表のために作成した資料を廊下掲示しています

    それぞれのグループが砺波市について根気よく調査した結果や、よりよい砺波市にするための方法を本気で考えた提案をしています

    今後も砺波市のことをそれぞれが考え、実行していきます

  • ことばはおもしろい no.459

    公開日
    2023/02/16
    更新日
    2023/02/16

    校長室より

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    図書室前で国語教師と学校司書が何やら話をしています
    どうも、言葉についての話のようです

    興味が湧いて尋ねてみると、「「ほっこり」は冨山弁か?」という内容でした

    最近、「ほっこり」はよく聞く言葉ですが若者言葉であって、標準語に近い造語だとわたしは思っていました

    本校学校司書はさすがです!(※自画自賛ですみません)
    最短距離で本棚の一角へ向かい、多くの蔵書の中から冨山弁の書籍をささっと取り出して国語教師にわたしました
    その書籍の中に、しっかりと「ホッコリ」が掲載されていました
    ※「日本のまんなか冨山弁」初版 2001年2月22日
    著者 簑島良二、発行者 梅沢直正、発行所 北日本新聞社

    「ホッコリ:1、暖かそうなさま 2、気持ちが和むようなさま 3、気乗りする、安心する」
    【朝日、宇奈月、富山、富山婦中、氷見】
    「ホッコリセン:思わしくない。ぱっとしない。満足しない。」
    【朝日、黒部宇奈月、黒部、魚津、滑川、立山、富山大山、富山婦中、富山山田、高岡、高岡戸出、高岡立野、高岡福岡、小矢部、砺波、福光】
    ※地域の表記は現在の市に合わせてわたしが書き換えています

    驚きました
    方言だったのか・・・?

    少し納得できなかったので、ネットでも調べました
    すると、WURK(ワーク)というホームページに「ほっこり」に関する記述を見つけました
    https://eigobu.jp/magazine/hokkori
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    「ほっこり」の意味は、
    1.あたたかなさま。ほかほか
    2.(上方方言)ふかし芋。焼き芋
    3.ふくよかなさま
    4.つやがあって鮮やかなさま
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    と、あります

    そして、次の記述もありました
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    「ほっこり」は元々京弁です。
    京弁での「ほっこり」は「身体は疲れているけれど、心は満たされている様子」という意味で使います。
    疲れて一息つく様子・何か忙しいことが終わって安堵する状態を「ほっこり」と言います。
    きつい仕事を終え、一息ついたときに「あー、ほっこりした」などと言った場合は「あー、疲れた」というニュアンスです。
    この「ほっこり」は「ほこる(物を焼く)」という言葉が元になっていると言われています。
    体を動かすと体が温かくなる様子が、”ほこる” → ”ほっこり”となりました。
    たくさん歩いてほっこりしたいから、近くのカフェに入ろう。
    今日は一日中外にいたから、ほっこりした。
    などと使います。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ことばとは本当に不思議です
    オリジナルと今の意味が同じとは限りません
    時代とともに、場所と共に、変化もします
    これだから学びはおもしろい

    前出の書籍「日本のまんなか冨山弁」のあとがきにある文章を一部抜粋して紹介します
    「冨山のことばは関西方言の流れを汲むが、関東・東北の影響も軽視できない。つまり、東西方言の分水嶺としての位置づけが、「日本のまんなか冨山弁」という署名の由来である。」
    「ことばには命があり、祖先の魂が宿る。美しい「ふるさと日本のことば」が生きた文化財として、いつまでも輝きつづけてほしい。」2001年2月 編著者 蓑島良二(みのしまりょうじ)
    共感します

    高校生の頃、砺波地区内でも言葉の意味に違いがあることを知り、大盛り上がりしたことを思い出しました
    その一つである、よく道路の端にある「側溝」についても「日本のまんなか冨山弁」で調べてみました

    イミゾ(井溝)【魚津】
    イメゾ(井溝)、イメンゾ(井溝)、イメンゾロ(井溝路)【高岡伏木】
    インヅ(井溝)【南砺福光】
    エミゾ(井溝)【冨山大山】
    エメヅ(井溝)【魚津、立山、富山大山、富山、富山婦中、富山山田】
    エンヅ(井溝)【立山、富山大山、氷見、南砺福光、南砺五箇山】
    エンゾコ   【小矢部】
    エンゾロ   【氷見、高岡、高岡戸出、高岡立野、高岡福岡】
    エンナカ(堰井溝)【冨山八尾】

    確かにわたしはエンゾコ派です
    やはりわたしは小矢部市民でした

    ちなみに、出中生に道路の横の側溝を何というのか、3限と4限の間の休み時間を利用して校長室周辺で出会った通りすがりの12名に尋ねてみました
    ※時間のない中、調査協力ありがとう
    方法は、下のような写真を見せて、これを何と呼ぶと尋ねました
    その結果は、次の通りです

    1位 用水路  5
    2位 側溝   3
    3位 どぶ   1
    みぞ   1
    水路   1
    えんぞろ 1

    調査数の少なさと、問い方に課題は残りますが、わたしが期待したエンゾロは1名でした

  • 縁・つながり no.458

    公開日
    2023/02/15
    更新日
    2023/02/15

    校長室より

    第2学年で、ヒロシマ平和ガイドクラブB.P.B代表 座間味 氏と安田女子大学4年生2名をお迎えし、平和学習「広島と原爆」を実施しました
    講師の方々には今年度の第3学年修学旅行の事前学習、及び平和記念公園での現地学習でもお世話になっています
    縁とは誠に不思議なものです
    どこでどのようにヒトとヒトとがつながっているのかは分からないものだと、今までの経験がそう思わせます
    座間味氏とは、わたしが別の中学校で3学年主任をしているときに修学旅行で訪れた平和記念公園で初めてお会いしました
    修学旅行を担当いただいた旅行会社の方の紹介でお会いした後、どこでどうなったのか記憶が定かではありませんが、そのバイタリティに惹かれたというか、その魅力にやられてしまったというか、富山と広島と離れてはいますが、不思議とつながりができました
    そして、また別の学校の教頭時代、修学旅行でお世話になったり、他校の事前学習で来県されたときにお会いしたりして、ますます生徒たちへの指導をお願いしたいという想いが強くなったのでした
    出町中学校に赴任して2年間
    その想いが実現し、今日に至っています
    今年度の修学旅行の際には、広島市立祇園東中学校との交流をお手伝いいただいたり、広島平和記念資料館館長様と引き合わせてくださったりと、出中生にとってよりよい学習になるように御協力いただきました

    今日の学習の最後で、お礼の言葉として代表の○○さんが述べてくれましたが、「平和」とは、決して自分たちと遠いところの話ではなく、身近にある友達との関係や日常生活の中にもあり、自分にとっても深く関係していることです
    決して「平和」の反対が「戦争」なのではないのです
    ただし、「平和」の反対の部類の中に「戦争」はあり、日本国民としては広島・長崎で起こった事実を知っておくことは大切だとわたしは考えます

    今日の学習を通して多くの生徒たちは「平和」は身近なことでもあり、「自分事」であると感じていたようでした

    遠く広島から来校いただいた講師の方々、お世話いただいた方々に感謝申し上げます
    来年度の修学旅行において、現地で出中生が直接学習するその時が一層楽しみになりました

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  • 第3学年 卒業に向けた合唱練習 2/15

    公開日
    2023/02/15
    更新日
    2023/02/16

    学年の様子

    写真は、意見を出し合って決めた卒業式で披露する合唱曲「正解」の、3回目の学年練習の様子です
    歌詞に込められた思いを仲間に届けることを目的に、指揮者と伴奏者を囲んで円になって練習しました
    互いの顔や表情を見ながら、共に過ごした3年間を思い浮かべて歌います

    出町中学校へ登校する日は、あと19日です・・・

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  • キーワードは「自分です」

    公開日
    2023/02/14
    更新日
    2023/02/15

    学年の様子

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    第2学年の美術の時間に、「イメージ自画像」という課題に取り組んでいます
    これは、自分がイメージする自分のイメージを思い切り表現するものです
    キーワードは「自分です」と自信をもって言えること
    「自分らしさ」を伝えることができるでしょうか

  • 中学生活最後の・・・ no.457

    公開日
    2023/02/14
    更新日
    2023/02/14

    校長室より

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    本校の卒業証書授与式まで今日を含むとあと30日
    あと29回寝るとその日です
    ※「昼寝した」や「徹夜した」では、回数が変わりますが・・・
    3年生にとって「中学生活最後の○○」が増えていきます
    今日から3年生は「中学生活最後の期末考査」です
    本気で根気よく取り組んでいます

    既に進路決定している出中生
    この後の県立学校の入試を控えている出中生
    個人の進路状況はいろいろですが、出中3年生が一丸となって進路選択と卒業に向けて日々を過ごすことができることを願うと共に、支援するために教職員は日々、尽力しています
    その時が迫ると周りの人がうらやましく感じたり、自分だけがうまくいっていないように感じたりすることがあります
    しんどい時もうれしい時も、一緒に乗り越えたり、分かち合えたりできる集団は素敵だとわたしは思います
    出中第3学年もそんな集団であってほしいと思っていますし、その力は十分あるとも思っています

    「がんばろう!がんばろう!」
    「がんばれ!」

    「がんばる!がんばる!」

    ※わたし、優里氏に影響されてます ジミー氏にではありません

    期末考査の邪魔にならないように、そっとその場を去りました


    ちなみに、あと321回寝るとお正月
    3・2・1! ハイ!!
    不思議ですが、たまたまの、今日という日です

  • 第1学年 根気ノート 2/13

    公開日
    2023/02/13
    更新日
    2023/02/13

    学年の様子

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    根気ノートが始まって約1ヶ月が経ちました
    タブレットを使用して、この1ヶ月の取り組み方について振り返ります
    より充実した学習を目指し、普段の学習方法を学級で共有しました
    「今日からやってみよう」「なるほど、そういう復習方法もあったか」
    などと、ポジティブな発言がありました
    今後も根気よく取り組んでいきます

  • 名前を呼ぶよ no.456

    公開日
    2023/02/13
    更新日
    2023/02/13

    校長室より

    校長室で行われる受賞報告
    今日も作文コンクールの賞状を見せてもらいました
    二人の写真を撮りながら、そのうれし恥ずかしの表情と賞状に書かれた名前を見て、先週末にたまたま観たテレビ番組で4人組ロックバンドSUPER BEAVERが熱唱していた「名前を呼ぶよ」のサビの部分を思い出していました

    ※著作権の関係で歌詞は掲載しません

    字幕付きの映像で彼らのストレートなサウンドを聴くと、その歌詞の意味と相まってグッときます


    人生で一番自分が耳にしたり書いたりするのは自分の名前かもしれません
    そうだからなのかは分かりませんが、「あなた!」とか、肩書で呼ばれるより、名前で呼ばれる方がわたしはちょっぴりうれしいかもしれません

    ちょうど本日2月13日は、「苗字制定記念日/名字の日」と、名前に関する記念日です
    1875(明治8)年2月13日に明治政府が「平民苗字必称義務命令」を布告し、全国民に対して、姓を名乗ることを義務化しました
    以前は、「貴族」「武士」「士族」等、ごく一部の国民だけに苗字の使用が許されていましたが、1870(明治3)年に出された「平民苗字許可令」を機に、一般国民も苗字をもつことが可能となります
    しかし、当時は「苗字を付けると税金を余計に課せられる」とか、「苗字をつけたら不幸が訪れる」などのデマや噂で、なかなか苗字をつけなかったために義務命令がでたようです
    人間は昔から変化に弱いものです

    「みょうじ」は「苗字」とも「名字」とも書き、苗字は稲などの苗をイメージして「家系が長く続くように」との意味合いがあり(江戸時代頃から使用)、名字は自身の所有する土地を誇示するために、「わたしは、どこそこの〇〇です」と自分のことを名乗っていたものがその人自体を指すようになった(平安時代中期頃から使用)とされています
    常用漢字としては「名字」が採用され、昭和期以降は「名字」の字の方が一般的になってきたようです
    おもしろいものです

    名字ではないですが、3年生の担任をしているとき、卒業式の日に配布する学級だより最終号に学級全員の名について、その意味を調べて書いていたことがあります
    みんなが生まれて、名前を付けた人は、想像以上に考えてその名を付けています
    その想いを一緒に考えてほしくてやっていた記憶があります

    出中生のみんなは自分の名字や名の由来を考えたことはありますか?
    名字は家系を、名は名を付けてくれた人の想いや願いを考えることになると思います
    名前は、いろいろなものが詰まっているもので、単なる記号ではないとわたしは思っています
    まさしくSUPER BEAVERの歌う、それが「命の意味」であり、「ぼくらの意味」なのです

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  • 授賞報告 2/13

    公開日
    2023/02/13
    更新日
    2023/02/13

    お知らせ

    お昼の時間、校長室で受賞報告がありました

    令和4年度
    「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール

      努力賞 3年生、2年生

    おめでとうございました

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  • 保健委員会主催 手洗い実験体験 2/10

    公開日
    2023/02/10
    更新日
    2023/02/10

    学校の様子

    お昼の時間に、保健委員会が汚れが残りがちな場所を可視化する実験を行いました

    手の洗い方を見直すよい機会になりました

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  • 成長の姿 no.455

    公開日
    2023/02/10
    更新日
    2023/02/10

    校長室より

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    本日、オンラインで第1学年の「総合的な学習の時間」発表会がありました
    担任の○○教諭からの「校長先生、生徒の素晴らしい姿をぜひ観に来てください!」という猛烈なアピールもあり、喜んで発表会をのぞきに行きました

    学級代表のそれぞれのグループが、「砺波愛」を感じさせる学習成果を披露しました
    おとなに向けた提案があり、自分自身たちに向けた提案もありました

    「総合的な学習の時間」の目標である、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行い、よりよく課題を解決し、探究的な学習のよさを理解していることが、生徒たちの様子から伝わりました
    また、自ら問いを見いだして課題を立て、情報を集めて整理・分析し、まとめ・表現する姿がそこにありました
    探究的な学習に主体的・協働的に取り組みながら、互いのよさを生かしてきたであろう、今までの学習の様子が想像されます

    学習を通じて育成を目指す、1「知識及び技能」、2「思考力、判断力、表現力等」、そして3「学びに向かう力、人間性等」に関わる成長が、それぞれの発表に感じ取れました
    それは、発表者だけでなく、その発表を聴く姿からも感じられます

    改めて成長する生徒たちの姿を間近で見られる、教師としてのありがたさをかみしめています

  • 授賞報告 2/9

    公開日
    2023/02/09
    更新日
    2023/02/09

    お知らせ

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    放課後、校長室で美術部からの受賞報告がありました

    ・TOMIICHI中学生造形コンクール
      銅賞 3年生1名
      入選 2年生2名

    ・砺波地区中学生美術展
      特選 2年生5名、1年生2名
      入選 2年生2名、1年生4名

    おめでとうございました

  • 終りはスタート no.454

    公開日
    2023/02/09
    更新日
    2023/02/09

    校長室より

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    今朝、令和5年度前期生徒会役員が校長室を訪ねてくれました

    昨日、令和5年度前期生徒会役員選挙当選証書授与式、認証式、そして令和4年度後期生徒会役員との生徒会引継ぎ式を、全生徒会員が見守る中で、無事終えています
    着任のあいさつと、最初に取り組むこととなる「予餞会」への想いを伝えに来てくれたのでした

    都合で新役員7名のうち5名の訪問となりましたが、全員キラキラとした目が印象的で、とても頼もしく感じました
    ※当然、歴代出中生徒会役員も頼もしかったですよ!

    こちらからの無茶ぶりで、予定になかった一人一人の意気込みも聞かせてもらい、わたしはますます今後の出町中学校生徒会の活動が楽しみになりました
    一人一人の想いが伝わりました

    前号の記事にも書きましたが、後期生徒会役員からバトンを受け取った直後ですからまだテイクオーバーゾーンの中です
    まだ、前任者からの声もよく届く範囲です
    既に引継ぎをしているでしょうが、不十分だと感じた部分はすぐに尋ねられます
    伝統ある出町中学校生徒会の勢いをそのままに、テーマである「発展」をまた新たな形で進めてほしいと思いますし、出中の教職員はできる支援をしていきます

    ギリシャの哲学者アリストテレスはその著『政治学』において、人間は「ポリス的な動物(Zoon politikon)である」と述べています
    ※「人間というのは、自己の自然本性の完成をめざして努力しつつ、ポリス的共同体(「善く生きること」を目指す人同士の共同体)をつくることで完成に至る」という他の動物にない独特の本性がある動物である※

    生徒会は決して役員だけのがんばりだけでよりよい集団になるわけではありません
    社会的(ポリス的)動物である人間ですから、中学生の時代に生徒会活動を通して「自治的集団では何が大切か」を学ぶよい場です
    役員はリーダーとして、会員はフォロワーとして、それぞれに役割があるはずです
    そして何より、出中生のみんなの生徒会を支えるのは、出中生一人一人の想いであり、そこから表出する一人一人の言動です

    「他人を変えるより、自分を変える方が簡単だ」とよく言われます
    何かあれば周りのせいにばかりしていても、建設的ではありません
    まずは、「未来のために、自分は何ができるか」なのです

    前号でも書きましたが、終わりはスタート

    2年生、1年生にとっての令和5年度生徒会活動はある意味スタートしています

  • 生徒会役員選挙 当選証書授与式、認証式、引継ぎ式 2/8

    公開日
    2023/02/08
    更新日
    2023/02/08

    学校の様子

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    令和5年度前期生徒会選挙の当選証書授与式、生徒会役員認証式、そして新旧生徒会執行部による引継ぎ式をリモートで行いました
    当選者に当選証書、認証書が授与されたあと、生徒会旗が引き継がれました
    ここから、新しい執行部とともに、新しい生徒会活動が始まります
    出中生徒会の「発展」は、これからも続きます!

  • テイクオーバーゾーン no.453

    公開日
    2023/02/08
    更新日
    2023/02/08

    校長室より

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    朝早くから選挙管理委員会が今日実施される令和5年度前期生徒会役員認証式の準備を、リモート放送会場の会議室で行っています(上写真)
    また、令和4年度後期生徒会役員と、令和5年度前期生徒会役員も、認証式の流れの確認や、生徒会引継ぎ式の準備のために参加しています
    いよいよ1、2年生が、令和5年度の新3年生、新2年生として伝統ある出町中学校生徒会のバトンを現3年生から受け継ぐ瞬間となります

    3年生が卒業するまでに、教えてもらえることは何なりと質問して聞き出すことは大切です
    また、令和4年度後期生徒会執行部の3年生は、伝えておきたいことを確実に伝えておくことが大切です
    そうやって、脈々と受け継がれてきた、伝統ある出町中学校生徒会なのです

    バトンを受け渡すテイクオーバーゾーンにあたる期間は残り「1か月と少しの間」です
    たった「1か月と少しの間」なのか、まだ「1か月と少しの間」なのか、人それぞれかもしれませんが、その期間をどのように過ごすのかでバトンを受け取った後の走りに影響が出るでしょう


    1か月と言えば、・・・
    今日からちょうど1か月後の3月8日は、県立高校一般入試の1日目
    そして、3月8日は国際女性デーであり、イタリアでは「ミモザの日」のようです
    タイミングよく、今朝、教職員が校内用と校長室用にと、「ミモザ」の花をもってきてくれました
    さっそく、校長室にそのミモザの花が生けられています(下写真)
    「ミモザ」は国際女性デーのシンボルツリーであり、春の訪れを告げる花として、イタリアの街を鮮やかに彩る黄色いミモザの花を、男性が女性へ、または女性同士が、愛や日頃の感謝の気持ちを込めて贈る日だそうです

    ミモザは、オーストラリア原産で、マメ科ネムノキ亜科アカシア属のアカシアの木に咲く花とのこと
    ※本来ミモザはオジギソウを指す言葉であるという文献もあります

    青空に輝く太陽のように、明るい黄色が元気をくれます
    国や花の色等によって、いくつかの花言葉が存在しているようですが、広く一般的に知られている花言葉は、「感受性」「思いやり」です
    この他に、「感謝」「優雅」「友情」といった花言葉もあるようです

    どの花言葉も、心が温かくなります

    立春を過ぎたとは言え、まだ寒い日もありますが、梅の花やミモザの花を見ると、春を感じます
    ちょうど、新執行部のスタートとシンクロしているように感じます
    令和4年度後期生徒会役員への「感謝」を伝え、令和5年度前期生徒会役員へは「感受性」「思いやり」「友情」を期待しつつ、エールを送ります

    終りは、スタートです

  • 第1学年 総合的な学習の時間 2/7

    公開日
    2023/02/07
    更新日
    2023/02/08

    学年の様子

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    第1学年では、「砺波市について考えよう」のテーマのもと、総合的な学習の時間を進めてきました

    様々な活動の中で、生徒から「自分たちが取り組んだことや解決方法を発信したい!」という声がありました

    以下は、生徒からのメッセージです

    自分たちが本気で取り組んでいるからこそ出てきた一人一人の宣言です
    この記事を見てくださっている方が、少しでも環境問題に対して興味関心をもってもらえればと思っています

  • 学びの場 no.452

    公開日
    2023/02/07
    更新日
    2023/02/07

    校長室より

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    1年生の美術科の授業
    「自然物を本物そっくりに、立体で作ろう」をテーマに、「課題について理解し、トライ作品をつくることができる」ことをゴールとして、学習に取り組んでいます

    担当教諭の「では、はじめよう!」の合図で、待ちわびていたようにみんなが袋から出した粘土をこね始めます
    はじめの頃は、周りの人たちがどのようにしているか、気になります
    周りに一緒に学ぶ人がいることは心強いものです
    そしてある程度確認できたら、自分の硬い粘土を全力でほぐしていきます
    座ったままでは力が入らず、立ち上がって全体重をかけている出中生が何人かいますが、すぐに座って作業します
    その姿を見かねて思わず「○○先生! 座ったままだと力が入らないので、立ち上がってこねてもいいですか?」と、わたしが質問してしまいました
    だめです、わたし
    出過ぎです
    あくまでも参観者なので、口出ししてはダメなのにしゃしゃり出てしまいます

    学校内では生徒自身が、いつでも自由に質問できればと思います
    「分からないこと」を「分からない」と言える
    「教えて」と言える
    「いいよ」、「自分でよければ、喜んで」と言える
    そんな学びの場は素敵だと思います
    子供の学びの場としての学校だけでなく、教職員自身、大人の職場としての学校もです

    わたしの質問に○○先生が「立ってやってもいいですよ」と答えてくれると、ザザッと多くの出中生が立ち上がってこね始めました
    やってみて、すぐに座って作業する生徒もいます
    ずっと立ったまま、作業を続ける生徒もいます
    それはそれでいいのです
    自分でやってみて、よりよい方法を選択して学習を進めるのです
    そして、また分からなければ、誰にでもいいから聞けばよいのです

    大昔、わたしが担当していた理科の実験の考察の場面で、生徒たちの議論が白熱しました
    最初は、わたしが「じゃあ、○○さんはどう考えるの?」などと、授業を進めていましたが、途中から、「はい!はい!!□□さんに質問があります!!」と挙手する生徒が出てきました
    そしてしまいには、生徒が生徒を指名し、その議論を進めていきました
    そうなると、わたしはただその様子を観ているだけです
    いつもそのような授業ができたわけではないですが、こういう授業は楽しいです
    チャイムが鳴って、授業が終わると、「あ〜、面白かった」という声が聞こえました
    「あ〜、つまらなかった・・・」「あ〜、眠かった・・・」と言われる授業が多かったわたしなので、とても印象に残っています

    教師はよりよい授業を模索し続けています
    どのように学びの場をつくるか、どのような準備が必要か、どのような姿が観られたらねらいが達成したと評価できるか・・・
    これらに終わりはありません
    昨日も本校の教職員は研修に励みました

    「脱皮しない蛇は滅びる」なのです


    美術室の近くの西門の梅が、花弁を広げ始めています
    校長室の梅の花も、チラホラと咲き始めています
    その近くのハナミズキの芽はまだ堅そうですが、きっとその芽の中では、「その時」に備えて確実に生長が進んでいるはずです

    出中生にとって、今は中学生活や学年のまとめの3学期であり、進学、進級に向けての準備の0学期です
    人それぞれに「その時」は違いますが、出中生も未来に向けて確実に成長しています